【エール】作家・幸文子(みゆき・あやこ)役 女優・森田想が演じる
NHK連続テレビ小説「エール」第15週に登場する梅のライバル作家・幸文子を演じる女優・森田想(もりた・こころ)についてまとめます。映画「ソロモンの偽証」「アイスと雨音」などに出演し、今後が期待されている若手女優です。
梅の幼なじみ、ライバル 幸文子
幸文子は、作家を目指している梅(森七菜)のライバルとなる人物です。文子は幼少期の梅の唯一の友人(※「末吉結」として第13週に登場)であり、梅が文学のイロハを教えた相手でもあります。
※幼少期の文子=末吉結は、子役の小熊萌凛が演じています。
文学の新人賞を受賞した梅は、東京にいる姉・音(二階堂ふみ)の家に居候をし、執筆活動を行うことになります。新人賞授賞式のプレゼンターとして梅と再会した文子は、梅に対して「この場所譲るつもりないから」と発言。強烈なライバル意識をむき出しにしていきます。
元子役 期待の若手女優・森田想
お知らせ。岡野あかり役で出演します。良い意味で脱力的な空気、とても楽しめました。宜しくお願いします!! https://t.co/inqojip80e
— 森田 想 (@kokoromorita) June 25, 2020
幸文子を演じているのは、東京都出身の20歳の女優・森田想(もりた・こころ)です。幼少期から目立ちたがり屋だったことから子役養成所のオーディションを受けて芸能事務所に所属。小学生時代から子役として活動をしています。
子役時代には「UR都市機構」「ベネッセ」(2006年~)、「ミツカン」(2009年~)、「JA共済」「進研ゼミ中学講座」(2013年~)などのCMに出演したほか、テレビドラマ「キミ犯人じゃないよね?」(2008年・テレビ朝日)、「ゴーストタウンの花」(2009年・テレビ朝日)、「赤鼻のセンセイ」(2009年・日本テレビ)などにも出演。読書好きだったこともあり元来表現力は豊かであり、実力派の子役として活躍を見せています。
女優として大きな転機となったのが、オーディションを経て出演した映画「ソロモンの偽証」(2015年)でした。「ソロモンの偽証」といえば、「ひよっこ」の豊子役でブレイクした藤野涼子(主演)や、今や売れっ子脇役女優となった富田望生(「なつぞら」ほかに出演)らが出演した名作。同年代の女優が活躍したこの作品でメインキャストを勝ち取れなかったことで、森田想は演技への意識が大きく変わったそうです。
2018年には、映画初主演となった作品「アイスと雨音」が東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門に選出。演劇の晴れ舞台が中止になったことを受け入れられず、葛藤を抱えながら懸命に演技の練習を続ける演劇少女「想(こころ)」役を演じ、女優として大きな注目を浴びています。
また、2019年にはNHK大河ドラマ「いだてん」に落語家・美濃部孝蔵(古今亭志ん生)の次女・喜美子役(少女期)で出演したほか、2020年10月公開予定の河瀨直美監督作品映画「朝が来る」(第73回カンヌ国際映画祭「Official Selection 2020」選出作品)にも出演。今後の大きな飛躍が期待されている女優の一人です。
そして、このお知らせ。河瀨直美監督最新作「朝が来る」に出演します。ずっとずっと言いたかったです。撮影から、今もずっと苦しいまま、痛みを背負うことが幸せになりました。是非、楽しみにしていて欲しい。詳細はまた。6月5日公開。https://t.co/qRBHO60mfw #朝が来る pic.twitter.com/t6LRmqVgxq
— 森田 想 (@kokoromorita) February 27, 2020
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