【エール】東京編 主な登場人物、キャストまとめ
NHK連続テレビ小説「エール」は、第7週から「東京編」がスタートします。
「東京編」で主人公夫妻と関わる登場人物をまとめます。
東京編は個性的な人物が次々に登場
「朝ドラあるある」となりますが、「故郷編」では人情味ある素朴な(時に保守的な)登場人物が多く、都会に出た後の東京(大阪)編では強烈な個性を持った(新進的な)キャラクターが続々登場する傾向が見られます。
「エール」東京編でも、個性豊かなクセモノたちが続々と登場していきます。
コロンブスレコード関係者
ディレクター…廿日市誉(古田新太)
ヒット曲を生み出すことに躍起になっているコロンブスレコードのディレクター。裕一が作った曲に対し強烈なダメ出しを繰り返すなど、「いじめ役」として君臨しそう。ただし、上司や大御所にはからっきし弱いお調子者でもある。
・廿日市誉(古田新太) 「あまちゃん」の太巻(荒巻太一)に似ている?
裕一と同期の作曲家…木枯正人(野田洋次郎)
裕一と同時期に専属作曲家となったギター好きの青年。廿日市は裕一と木枯を競わせ、ダメだった方を首にしようと考えている。モデルは「日本コロンビア」で古関裕而と切磋琢磨した作曲家・古賀政男。
秘書…杉山あかね(加弥乃)
廿日市を支える冷静沈着な秘書。真顔で冗談を言うため、時々廿日市がビビる。音楽に精通しており、迷える裕一や廿日市に的確なアドバイスをおくることも。
・コロンブスレコード秘書・杉山あかね 元AKB女優・加弥乃が演じる
大御所作曲家…小山田耕三(志村けん)
廿日市もひれ伏す日本作曲界の重鎮で、裕一も幼少期から小山田の音楽理論を学んだ。裕一の才能をいち早く見出すと、コロンブスレコードに推薦する。モデルは古関裕而に大きな影響を与えた作曲家・山田耕筰。
・朝ドラ「エール」志村けんが演じるのは作曲家・小山田耕三役 山田耕筰がモデル
歌手…山藤太郎(柿澤勇人)
木枯正人の曲「丘を越えて」などを歌うことになるコロンブスレコードの歌手。慶応義塾大学卒業後、音楽学校の声楽科で学び、金を稼ぐために流行歌を歌う。モデルは国民的歌手・藤山一郎。
・歌手・山藤太郎(柿澤勇人) 国民栄誉賞・藤山一郎がモデル【丘を越えて・青い山脈】
歌手…藤丸(井上希美)
裕一の曲「船頭可愛や」を歌うことになる歌手。下駄屋の娘から芸者として歌手デビューする異色の経歴をたどる。佐藤久志に密かに惚れているらしい?モデルは「船頭可愛や」を歌った歌手・音丸。
・下駄屋の娘・藤丸(井上希美)が歌う「船頭可愛や」 歌手・音丸がモデル
作詞家…高梨一太郎(ノゾエ征爾)
木枯の初期ヒット作「酒は涙か溜息か」の詞を書いた作詞家。裕一に自作の詞「船頭可愛や」の作曲を依頼する。モデルは作詞家・高橋掬太郎。
・作詞家・高梨一太郎(ノゾエ征爾) モデルは高橋掬太郎【酒は涙か溜息か・船頭可愛や】
技師…小田和夫(桜木健一)
録音室で技師を務めるベテラン。裕一に「君みたいな人いっぱい見てきたよ。己にこだわって才能を生かせない人」という確信をついた言葉を投げかける。
社長(児玉頼信)、専務(小倉一郎)、営業部長(中野剛)
双浦環が「船頭可愛や」を歌いたいと希望した際に、廿日市がレコード化の是非を問う会社の上役たち。青レーベルの中心人物・小山田耕三の機嫌を損ねるとして、レコード化に難色を示すオジサンたち。
作曲家…牛島ゆたか(大河内浩)
流行歌「海の喫茶店」を作曲したベテラン作曲家。会社ではいつも座る席が決まっている。
七光り歌手…寅田熊次郎(坪根悠仁)
帝都ラジオの会長を父に持つ歌手志望のイケメン青年。親の威光を身にまとい、我が物顔でコロンブスレコードのオーディションに挑む。
オーディション参加歌手…林喜一(宮路オサム)、岡島敦(徳永ゆうき)、水川ながし(彩青)
コロンブスレコード・新人歌手募集オーディションに参加した個性豊かな歌い手たち。
・【エール】演歌歌手・宮路オサム、徳永ゆうき、彩青が出演 オーディションで「東京行進曲」「鉄道唱歌」「ソーラン節」を歌う
喫茶バンブー
マスター…梶取保(野間口徹)
裕一と音が足繁く通う喫茶「バンブー」のシャイなマスター。裕一と音を暖かく見守っていく。
保の妻…梶取恵(仲里依紗)
喫茶「バンブー」を夫・保とともに切り盛りしている。夫も知らないという自身の突飛な過去を語りだす、謎多き面も。
東京帝国音楽学校の人々
プリンス…佐藤久志(山崎育三郎)
音の音楽学校の上級生。端正なマスク、圧倒的な歌唱力で「プリンス」と呼ばれ、女学生の憧れの的となっている。実は裕一の幼なじみのあの人。モデルは歌手・伊藤久男。
・プリンス・佐藤久志(山崎育三郎) モデルは歌手・伊藤久男「栄冠は君に輝く」「イヨマンテの夜」
音の同級生…夏目千鶴子(小南満佑子)
音の同級生。帝国コンクールの金賞を最年少で受賞するなど、音の遥か上を行く実力の持ち主。記念公演の主役の座をかけて、音と競い合っていく。
・音のライバル・夏目千鶴子 ミュージカル女優・小南満佑子が演じる
特別講師…双浦環(柴咲コウ)
音が幼少期に教会で出会い、歌手になるという夢を与えた世界的オペラ歌手。記念公演の二次審査員席に特別講師として招かれ、音に厳しい言葉を投げかける。モデルはオペラ歌手・三浦環。
・オペラ歌手・双浦環(柴咲コウ)は三浦環がモデル 古関裕而、金子夫妻との接点は?
音楽学校教師(高田聖子)
入学説明会の際に、厳しい学校の方針などを説明した教師。
・【エール】音楽学校教師 女優・高田聖子(劇団☆新感線)が演じる
音楽学校生徒・筒井潔子(清水葉月)
声楽専攻の女学生。プリンス・佐藤久志にキャッキャするなど、ミーハーな面も。
音楽学校生徒・今村和子(金澤美穂)
声楽専攻の女学生。穏やかな性格で、癒やし系?
・【エール】音楽学校生徒・今村和子 女優・金澤美穂は「あなたの番です」シンイー役で知られる
「椿姫」演出・黒崎達治(千葉哲也)
「椿姫」の演出担当者。
カフェーパピヨン
女給…希穂子(入山法子)
音が見聞を広めるに働くことになるカフェーで、女給をしている美しい女性。以前は福島の料亭で働いていた。とある男性との切ない恋物語が描かれる。
・カフェー女給・希穂子 女優・入山法子が演じる【ゲゲゲの女房・きみはペット】
ママ…(黒沢あすか)
カフェーパピヨンを取り仕切るママ。常連・木枯正人とはすっかり顔なじみで、木枯に歌のリクエストをする。
女給…エミ子(今野杏南)
カフェーの女給。華やかな店に慣れない裕一を接客し、「あら、緊張している?かわいいー」とからかう。裕一のワイシャツに口紅をつけてしまい、音との喧嘩のキッカケをつくる人物。
女給…愛子(立花恵理)
カフェーの女給。木枯の曲がお気に入りで、「心の古傷にそっと寄り添ってくれる気がする」と発言。木枯にべったりとくっつく。
故郷から上京する人たち
幼なじみ…村野鉄男(中村蒼)
裕一の近所で育った幼なじみ。福島の新聞社を退職し作詞家を目指して上京するが、苦労は絶えず…。モデルは作詞家・野村俊夫。
・乃木大将・村野鉄男(中村蒼) モデルは作詞家・野村俊夫 代表曲は?
音の姉…関内吟(松井玲奈)
関内家の長女。結婚相手を探すために上京し、親戚の家の離れに住み込んでいる。見合い相手である軍人・鏑木と親密になっていき…。
音の妹…関内梅(森七菜)
作家を志す関内家の末っ子。後に文学新人賞を受賞し、作家を目指して上京することに。
音の音楽の先生…御手洗清太郎(古川雄大)
豊橋で音に声楽を教えていた「ミュージック・ティーチャー」。歌手になるという夢をつかむため、上京して「コロンブスレコード」のオーディションに挑む。
その他、東京編の人々
裕一と音の娘…古山華(田中乃愛)
裕一と音の娘・華の幼少期。思ったことを口に出してしまうのは母親似。
早大応援部団長…田中隆(三浦貴大)
早稲田大学応援部の熱血すぎる5代目団長。早慶戦に勝つために新しい応援歌が必要となり、まだ無名だった裕一に作曲を依頼する。博多弁を話す。
・「紺碧の空」早稲田大学応援部団長・田中隆 俳優・三浦貴大は三浦友和・百恵の次男
早大応援部団員…佐藤幸太郎(斎藤嘉樹)
早稲田大学応援部の部員。「紺碧の空」作曲にあたり従兄弟の佐藤久志を頼り、裕一を紹介してもらう。
団員は他に小熊(一ノ瀬ワタル)、寺門(大門嵩)、村田(菅原健)らがいる。
早大教授/詩人・西條八十(鈴木信二)
新しい早稲田応援歌の歌詞選定を担当した早稲田大学教授。詩人でもある。西條により、高等師範部三年の住治男の詞「紺碧の空」が選ばれた。
早大事務局長(徳井優)
早稲田大学応援部が新しい応援歌を作ろうとしていると聞き、部室にやってくる大学の事務局長。勝手に無名の作曲家に依頼したことに苦言を呈し、以前と同じように「日本最高の作曲家」である小山田耕三に依頼するべきだと譲らない。
慶応大学応援団長・御園生新之助(橋本淳)
連敗中の早稲田大学応援団員たちを見下す言動を見せる、ライバル・慶応の応援団長。アメリカに大学に留学した経験を鼻にかけ、本場同様にコーヒーをブラックでたしなむ。
吟の見合い相手…鏑木智彦(奥野瑛太)
吟が東京で出会うお見合いの相手。お国のために頑張ろうとする生真面目な軍人。吟と気があうらしく、順調に交際を重ね、結婚に至る。
おでん屋台亭主…(花王おさむ)
鉄男や裕一が利用する路地裏のおでん屋台の亭主。仕事がない鉄男にある相談を持ちかける。
閻魔様…(橋本じゅん)
安隆が一泊二日の現世旅行をする許可を与える閻魔様。
画家…今村嗣人(金子ノブアキ)
若き日の双浦環がパリで恋に落ちた青年。新進気鋭の画家だった今村は環と一緒に暮らすが、やがて環が成功を掴むと二人の関係に溝が出来てしまい…。
古書店客…木下一(井上順)
かつて梶取保が営んでいた古書店の常連客。当時独身で自分の殻に閉じこもっていた保を何かと気にかけていた。
裕一の弟子…田ノ上五郎(岡部大)
裕一に弟子入りを熱望する青年。水戸の雑穀問屋で奉公しながら独学で音楽を学んできた。ある女性と恋仲になる。
・【エール】裕一の弟子・田ノ上五郎 芸人・岡部大(ハナコ)が演じる
梅のライバル…幸文子(森田想)
作家を目指す梅のライバルとなる女性。梅に先んじて文学賞を受賞し、すでに作家としてデビューしている。梅に対して強烈な対抗心を見せる。
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