「とと姉ちゃん」2025年再放送時に亡くなっている出演俳優まとめ

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2016年に初回放送が行われたNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」が、9年後の2025年に全話再放送が行われています。

この記事では、9年の時を経て残念ながら亡くなってしまった「とと姉ちゃん」の出演俳優をまとめます(2025年現在)。

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斎藤洋介(2020年死去)…鳥巣商事の総務部長・佃博文役

「男たちの旅路」「1年B組新八先生」「人間・失格〜たとえばぼくが死んだら」「家なき子」「聖者の行進」などに出演し、名脇役として活躍した斎藤洋介(さいとう・ようすけ)。

「とと姉ちゃん」放送から4年後の2020年に咽頭がん発覚し、同年9月に69歳で亡くなっています。

「とと姉ちゃん」で斎藤洋介が演じていたのは、常子が新卒で入社した文具会社「鳥巣商事」の総務部長・佃博文役です。佃部長が常務の姪っ子をタイピストとして縁故採用させようとしたことが発端となり、常子は鳥巣商事を解雇されてしまいます(第61回など)。

寺田農(2024年死去)…喫茶店「巴里」の店員・関元和四郎役

映画「肉弾」「セーラー服と機関銃」「ラブホテル」、ドラマ「青春とはなんだ」「これが青春だ」「独眼竜政宗」「ドラゴン桜」などに出演したほか、声優としてもジブリ映画「天空の城ラピュタ」でムスカ大佐役(「3分間待ってやる」の名言・失言で有名)を演じ、今も根強い人気を誇る寺田農(てらだ・みのり)。

「とと姉ちゃん」放送から8年後の2024年に、肺がんにより81歳で亡くなっています。

「とと姉ちゃん」で寺田農が演じたのは、終戦後に花山伊佐次が始めた品川の喫茶店「巴里」で店頭に立つ老人・関元和四郎役(関元は花山を「マスター」と呼んでいる)です。出版社を立ち上げたばかりの常子は、花山に自分たちの雑誌の編集長になって欲しいと「巴里」を訪ねますが、何度も花山から門前払いを喰らい続けています。そんな常子と花山の関係性を温かく見守ったのが、花山の戦友の父だという関元和四郎でした(第81回〜)。

島崎俊郎(2023年死去)…「あなたの暮し出版」カメラマン・本木正晴役

「オレたちひょうきん族」「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」「笑っていいとも!」など数々のバラエティ番組で活躍したタレントの島崎俊郎(しまざき・としろう)。俳優としてもいくつかの映像作品に出演しており、「とと姉ちゃん」はその代表作と言えます。

「とと姉ちゃん」放送から7年後の2023年に、インフルエンザに罹患したことをキッカケにした急性心不全により、68歳で急死しています。

「とと姉ちゃん」で島崎俊郎が演じたのは、常子の会社「あなたの暮し出版」で中途採用された関西弁のカメラマン・本木正晴役です(第105回〜)。1955年(昭和30年)頃になり「あなたの暮し出版」が事業を拡大をすると、社員の数も急増。カメラマンの本木正晴は持ち前のコミュニケーション能力で社内のムードメーカーとなっています。

志賀廣太郎(2020年死去)…星野の義父・弓岡柳生役

ドラマ「アンフェア」「三匹のおっさん」「陸王」や、映画「幕が上がる」「ちはやふる -結び-」「映画 昼顔」など数々の作品に出演し、「地味なおじさん」役が誰よりも似合う名脇役として活躍した志賀廣太郎(しが・こうたろう)。

「とと姉ちゃん」の出演から4年後の2020年に、誤嚥性肺炎のため71歳で亡くなっています。

志賀廣太郎が「とと姉ちゃん」で演じたのは、常子の想い人である星野武蔵の義理の父・弓岡柳生役です。弓岡柳生は、若くして亡くなった星野の妻・加奈子の父親。シングルファザーとして二人の子育てと仕事に奮闘している星野を突然訪ねると、そろそろ再婚を考えてもいいんじゃないかと星野に伝えています(第128回)。

陳建一(2023年死去)…中華料理人・楊役

日本における四川料理の第一人者だった陳建民を父に持ち、自身も中華料理人、「四川飯店」のオーナーとして名を馳せた陳建一(ちん・けんいち)。バラエティ番組「料理の鉄人」では中華の鉄人として活躍し、多くの料理番組への出演などタレントとしての活動も目立ちました。

「とと姉ちゃん」の出演から7年後の2023年、間質性肺炎のため67歳で亡くなっています。

陳建一が「とと姉ちゃん」で演じたのは、「あなたの暮し出版」の入社試験に登場した中華料理人・楊(ヤン)役です。鞠子の娘・たまきが「あなたの暮し出版」への入社を希望して最終面接まで残ると、その最終試験の課題となったのが、楊が青椒肉絲(チンジャオロース)を作る姿を見てそれを記事にするというものでした(第149回)。陳建一にとっては希少なドラマ出演作品となっています。

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