NHK「キミに最後の別れを~永遠なれ ラグビーの青春~」あらすじ、ストーリーまとめ

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2019年1月12日(土)にNHK BSプレミアムで放送されたラグビードラマ「キミに最後の別れを~永遠なれ ラグビーの青春~」のあらすじ、大まかなストーリーをまとめます。

ドラマ「キミに最後の別れを」は、戦時中の東京帝国大学ラグビー部員たちの青春物語。戦局が悪化し学徒動員が迫る中で学生たちが強行した「秘密の京大戦」の実話がもとになっています。

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目次

東大ラグビー部の青春

「ラグビー」という言葉すら「敵性語」とみなされ使えなくなってしまった昭和18年。東京帝国大学闘球部(ラグビー部)の20人の部員たちは早大、明大、慶大、そして良きライバルである京大に勝つために強化合宿に入っていました。

戦局が悪化してきたとはいえ、彼らは青春真っ盛りのラグビー男子。ゲーテ、キャプテン、チョロ、チン、モグラら主力5人は練習に酒にと充実した日々を送っていました。

「キミに最後の別れを~永遠なれ ラグビーの青春~」主要登場人物、出演者まとめ

突然の学徒動員決定 もうラグビーは出来ない…

そんな彼らのもとに突然届いたのが、お国からの「在学徴集延期臨時特例」なる通知でした。それまで学生たちに与えられていた卒業までの「徴集免除」が廃止され、いよいよ学徒動員が行われることになったのです。さらにショックな出来事は続きます。ラグビー協会からは、戦局をかんがみて今後の対外試合をすべて中止にせよという通知が届くのです。

戦地に招集されれば、もう二度と大好きなラグビーができなくなるかも知れない…。「最後に思いっきりラグビーをやって人生に区切りをつけたい」と悲壮感を覚える部員たちは、せめて伝統ある京大との定期対抗戦だけでも開催できないかと模索を始めます。

開催許可おりず→「こっそりやればいい」

試合の開催には様々な困難が待ち構えていました。頼みの大学側からも許可はもらえず、一体どうやって開催にこぎつければいいのか…。手詰まりとなった作戦会議の末、「許可が出ないならこっそりやればいい」というモグラの鶴の一声が飛び出します。

この逆転の発想に、目から鱗が落ちた部員たち。京大戦開催の極秘ミッションは「K作戦」と名付けられ、対戦相手京大部員との交渉、当局にバレないグラウンドの選定、現地までの交通手段の確保(当時は不要不急の旅は禁じられていた)など、様々な難題を次々に解決していきます。

こうして迎えた昭和18年10月19日。京都の三高グラウンドで、「秘密の京大戦」は敢行されたのです。両校のラガーマンたちは思い思いに徴集前最後のラグビーの試合を楽しみ、戦地へと向かったのでした…。

両大学の定期対抗戦は翌昭和19年をのぞいて一度も途切れることなく続いており、平成30年には97回目の定期戦が開催されています。この「97回」という回数には昭和18年の「秘密の京大戦」も含まれているとのことで、ラグビーを愛した先輩たちの思いが今に伝わっています。

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