テレビ東京系ドキュメンタリードラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」で、毎回気になるのがエンディングテーマ。哀愁を感じるメロディと、少々甘い声で歌い上げる歌詞が耳に残ります。
しかしなぜかこのエンディングテーマは、タイトルロールにもエンドロールにもクレジット表記がありません。そのため曲名も歌手の名前もわからず、疑問に思っている方も多いようです。
この記事では「山田孝之の東京都北区赤羽」エンディングテーマについてまとめます。
吉井和哉が作曲、山田孝之が歌う??
そもそも、同ドラマ・オープニングテーマ曲であるスチャダラパーの「中庸平凡パンチ」は堂々とクレジットされているので、エンディングテーマの曲名、歌手名が明示されないことには何らかの意味があるように思えます。そのため、ネット上では様々な臆測が飛び交っております。
それらの臆測の中で願望も含めこれではないかと思えるのは、元ザ・イエローモンキー(THE YELLOW MONKEY)の吉井和哉が曲をつくり、山田孝之本人が歌っているのではないかという意見です。
今後「山田孝之の東京都北区赤羽」に吉井和哉が出演することは、すでに発表されています。吉井和哉は劇中で山田孝之と交流する人物の一人として登場する予定で、山田は吉井との交流の中でこの「エンディングテーマ」の歌詞を創り出す流れになりそうです。
イエモン「カナリヤ」は伏線?
そう考えてみると第二回放送において、ある「伏線」が張られていたように思えます。「東京都北区赤羽」著者の清野とおる氏に連れられ「ナイトレストラン・マカロニ」へやってきた山田孝之は、赤羽の人たちからの要望もあり、カラオケを歌わされています。
この時に歌った曲が、ザ・イエローモンキーの「カナリヤ」という曲でした。見ている側としては何でここでイエモンのその曲を?という疑問が少々浮かんだのですが、これは今後への布石とも考えられます。
山田の歌を聞いた赤羽の人たちは「まあまあだ」みたいな反応でしたが、客観的に見て俳優としてはかなり歌が上手かったように思います。そして、心なしかエンディングテーマの歌声と似ていたような…。
※追記 2月13日放送の第6回で、この曲が吉井和哉作曲・編曲、山田孝之作詞・歌による「TOKYO NORTH SIDE」だということが判明しました。吉井は映画を見て山田のファンになり、自身の「ビルマニア」という曲のPVに出演を依頼しています。
赤羽=「TOKYO NORTH SIDE」
「トーキョー・ノースサイド」「RED WING」というのはもちろん東京の北の果て、赤羽のことでしょう。この歌詞を山田自身が作詞したということであれば、赤羽というブラックホールのような街で彷徨ううちに、山田の中に新しい創作のタネのようなものが生まれたのかも知れません。
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