NHK夜ドラ「ひらやすみ」に登場している主な出演者、キャスト、登場人物をまとめます。
物語の中盤以降では、蓮佛美沙子、駿河太郎、阿佐ヶ谷姉妹らが新たに出演することが公表されています。
主要登場人物
▼夜ドラ「ひらやすみ」は、真造圭伍氏による人気マンガ「ひらやすみ」が原作。Amazon Kindle版では、「ひらやすみ」1巻、2巻が2025年12月5日まで無料で読めますので、この機会に是非!
主人公・生田ヒロト(岡山天音)
この物語の主人公。山形県出身の29歳。俳優を志望して上京したが、自分には俳優は向いていないことを悟り、現在は阿佐ヶ谷の釣り堀「金松」でアルバイトをしている。俳優時代の芸名は「市川ヒロト」。
お年寄りによく話しかけられるが、年頃の好みのタイプの女性との会話は意識をしてしまうため苦手。のんびり屋でマイペース。仲良くしていた「ばーちゃん」が急死したため、住んでいた阿佐ヶ谷の平屋を譲り受けている。
▼数々のドラマで主演を務めている岡山天音(31歳)。NHKの特集ドラマ「どうせ死ぬなら、パリで死のう。」も独特の存在感と演技で好評に。
美大生・小林なつみ(森七菜 / 竹澤咲子)
ヒロトの従妹で、春から美術大学(絵画科)に通うために山形から上京。ヒロトが譲り受けた平屋に一緒に住み始めている。相性は「なっちゃん」。人見知りで自意識過剰なところがあり大学ではなかなか友達が出来なかったが、あかりという良き友人と巡り合っている。
幼少期にヒロトに作品を褒められたこともあり漫画家を目指している。原作によればペンネームは「小林拾円」。調子に乗りやすいがくじけやすい性格。
※第8話の回想シーンでは、少女時代のなつみが登場。子役の竹澤咲子が演じている。竹澤咲子は、「虎に翼」「光る君へ」などに出演している人気子役。
▼もともと演技力に定評はあったものの、「ひらやすみ」のなっちゃん役で新境地を見せている森七菜。「こんな美大生いそう」などと、自然すぎるオタク演技が話題に。
ばーちゃん・和田はなえ(根岸季衣)
ひょんなことからヒロトと仲良くなり、一緒に夜ご飯を食べるなど交流を重ねていた阿佐ヶ谷の「ばーちゃん」。83歳。元給食のおばさんだったため料理は得意。ヒロトのことをイケメンだと思っている。性格は偏屈だが根は優しい。
阿佐ヶ谷の平屋で一人暮らしをしていたが、ヒロトと夕食をともにした翌日に心筋梗塞で亡くなってしまう。未婚で身寄りがなかったため、住んでいた平屋をヒロトに譲る手続きを生前にとっていた。
不動産会社の社員・立花よもぎ(吉岡里帆)
阿佐ヶ谷駅前の「ニコニコ不動産」で働いている33歳の独身女性。阿佐ヶ谷の高級マンションに一人暮らしをしている。
仕事はバリバリこなすタイプではあるが、家ではだらしがない。近所の釣り堀「金松」でヒロトと出会うと、お気楽そうなヒロトにイライラを隠せなくなる。
なつみの親友・横山あかり(光嶌なづな)
なつみと同じ絵画科に通う美大生で、福岡出身の19歳。1浪。メガネにお下げ髪の地味子風だが、実は美少女。大学の新歓パーティで酔いつぶれたなつみに水をあげたことをキッカケに、なつみと親友になっていく。
将来は絵描きになりたいという夢を持つが自分に自信がなく、夢に前向きななつみを羨ましく思っている。アルバイト先の中華料理屋になつみを誘う。

ヒロトの親友・野口ヒデキ(吉村界人)
ヒロトの高校時代からの親友で、現在は阿佐ヶ谷近く(原作によれば高円寺在住)で妻と暮らしている。高校時代にはヒロトと一緒に自主製作映画「ヒロト、早まるな!」を製作し、監督を務めている。
キザでカッコつけな性格で、よく見栄っ張りなウソを付く。妊娠中の妻・サキとの空気が微妙になると、ヒロトの家に逃げてくる。
ヒデキの妻・野口サキ(蓮佛美沙子)
物語の中盤以降で登場予定。妊娠中だったヒデキの妻で、明るく快活な女性。空気が読めず見えっ張りな嘘を付くヒデキに対し、不満がありそう?
担当編集者・二階堂ヤスキ(駿河太郎)
なつみの漫画の担当編集者となる男性。
原作では小学社・スピリット編集部の副編集長という設定。昔気質の頑固、スパルタ気質の編集者で、なつみに対してもお世辞は言わず厳しく作品に接していく。
ナレーション(小林聡美)
語り、ナレーション。

その他 登場人物
各話共通の出演者
釣り堀「金松」店長・江藤(土佐和成)
ヒロトのバイト先「金松」の店長。原作では「江藤」という名前で登場し、元々はヒロトのキャンプ仲間という設定。第10話では、七夕祭りに使う金魚のハリボテをヒロト、なつみと一緒に商店街まで運んでいる。
釣り堀の常連客・澁澤(ベンガル)
釣り堀「金松」の常連客のおじさん。相性は「しぶやん」。ヒゲにメガネ。寡黙で気難しい顔をして釣りをしているが、金魚はいつも釣れていない。宇野は「しぶやんに 釣られた金魚の 顔みたい」と一句詠んでいる。
釣り堀の常連客・宇野(斉木しげる)
釣り堀「金松」の常連客で、「しぶやん」の友人。よくしゃべるおじさんで、バイト中のヒロトにもたびたび話しかけてくる。
釣り堀の常連客・丸尾(大津慎伍)
釣り堀「金松」の常連客のおじさん。宇野とは天気の話などを交えて挨拶する仲。
絵画科の同級生・吉永(村田凪)
絵画科の同級生。長身にロン毛で、なつみが苦手なタイプのパリピ系、意識高い系3人組。なつみは新歓パーティで吉永たちに声をかけられて酒を飲み、泥酔してしまう。中華料理屋でも3人で店内で騒ぎ、あかりから出禁を食らう。
絵画科の同級生・高松(櫻井健人)
絵画科の同級生。坊主頭。なつみが苦手なタイプのパリピ系3人組。教授とアート論を語り合ってしまう意識高い系。
絵画科の同級生・中島(福室莉音)
絵画科の同級生。なつみが苦手なタイプのパリピ系3人組。なつみに新歓返しの代金を請求する。教授とアート論を語り合ってしまう意識高い系女子。
原作では「中島レイナ」の名で登場し、絵画科クラスのヒエラルキートップとして君臨(※二浪のため年上)。当初はなつみとわだかまりがあったが後に和解している。
ニコニコ不動産店長・高田(井上康)
立花よもぎが働く「ニコニコ不動産」の店長?部下の越野と渡辺には威勢よく声を掛けるが、よもぎに対しては無気力な返事しかしない。
ニコニコ不動産社員・越野(小多田直樹)
立花よもぎが働く「ニコニコ不動産」の中堅社員。
ニコニコ不動産社員・渡辺(山脇辰哉)
立花よもぎが働く「ニコニコ不動産」の若手社員。よもぎの隣の席。よもぎがイライラしながらパソコンを叩く姿をビクビクしながら見ている。第10話では、よもびと一緒に七夕祭りのハリボテ作りを行っている。
中華料理屋の店長(剛州)
なつみとあかりが働く中華料理屋の店長のオヤジ。見た目はいかつく口も悪いが、根はさっぱりとしている。
阿佐ヶ谷姉妹(本人役)
ドラマのどこかで、地元・阿佐ヶ谷の星である阿佐ヶ谷姉妹(渡辺江里子,木村美穂)が本人役で登場予定。
阿佐ヶ谷姉妹は原作漫画「ひらやすみ」を愛読しており、同書の帯に言葉を寄せています。
各話登場人物・ゲスト出演者
第1話
▷映画監督(光石研)…第1話の回想シーンで登場。俳優時代のヒロトが出演した映画の監督。美人女優を前に緊張してNGを連発するヒロトに激怒する。
▷女優・渚(鮎川桃果)…第1話の回想シーンで登場。俳優時代のヒロトが出演した映画の共演相手。ヒロトは渚がタイプの女性であるためNGを連発し、監督から怒られてしまう。
▷釣り堀の客のカップル(西出結、細井じゅん)…釣り堀にやって来たカップル客。ヒロトは受付に一人でやって来た女性が好みのタイプで緊張してしまうが、彼氏が登場して少しガッカリ。
▷たこ焼き屋でヒロトに声をかけた老婆と孫(福井裕子、平垣内優希)…阿佐ヶ谷のたこ焼き屋で釣り堀の場所を尋ねてきた老婆と孫。
第7話
▷美術大学の教授(内山和也?)…休み時間に生徒たちとアート論を交わしていた教授。
▷中華料理屋の客(酒井貴浩)…なつみのバイト先の中華料理屋の客。領収書を要求してなつみを混乱させる。
▷中華料理屋の客(小野塚渉悟)…カウンター席に座り、ラーメン大盛りと餃子を頼んだヒゲの客。
第8話
▷映画「まぶしくて見えない。」共演者(鮎川桃果)…ヒロトが出演していた映画の出演者、相手役。第1話でヒロトと共演していた俳優「渚」と同一人物か。
第9話
▷映像研の顧問の先生(川瀬陽太)…ヒロトとヒデキが高校時代に作った自主製作映画「ヒロト、早まるな!」を見て「ぜんっぜん面白くない!」と酷評した映像研の顧問の先生。
第10話
▷韓国料理屋の店員(中村早香)…七夕祭りの夜にヒロトとよもぎが食事をした、阿佐ヶ谷の韓国料理屋の店員。
▷よもぎの母(松本圭未?)…よもぎが電話をしていた母の声。エンドクレジットに「松本圭未(声)」と表記あり。