「虎に翼」離婚裁判中の妻・峰子 演じる女優は安川まり

※本ページのリンクには広告が含まれています。

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第2週に登場する離婚裁判中の妻・峰子(みねこ)についてまとめます。

峰子役を演じているのは、NHKドラマ「大奥」などに出演した経験を持つ俳優の安川まり(やすかわ・まり)です。

スポンサーリンク

目次

着物の所有権をめぐり夫と争う妻・峰子

山田よね(土居志央梨)を追って東京地方裁判所にたどり着いた寅子(伊藤沙莉)は、そこで初めて裁判を傍聴することになります。

法廷で行われていたのは、峰子(安川まり)という女性が夫の東田甚太(遠藤雄弥)を相手に起こした民事裁判(物品返還請求)でした。

夫から日常的な暴力を受けていたことが原因で、離婚裁判を起こしている峰子。その顔には痛々しい切り傷が残ります。

この離婚裁判自体は峰子が勝訴したものの夫の東田が控訴中であり、まだ離婚は成立していません。そんな中、峰子は嫁入り道具として持参した母の形見の着物だけでもせめて返して欲しいと、別件で「物品返還請求」の訴訟を起こしていたのでした。

当時の民法では妻の財産は夫が管理するものと決められており(第801条)、まだ夫婦の離婚が確定していない以上、峰子の財産の所有権は夫の東田にあります。

「着物を帰ってこない。着物は夫の物だから」そんなよねの意見を聞いた寅子は女性が不利になる結婚制度の理不尽さに憤慨するとともに、どうにか峰子が勝つ道筋はないのか、女子部法科の学友たちと議論を重ねることになります。

▼妻の峰子側の弁護をシソンヌのじろうが、夫の東田甚太側の弁護をシソンヌの長谷川忍が担当します。

俳優・安川まり

寅子が法律の理想と現実に向き合うキッカケを作ることになる、峰子と東田の泥沼の裁判。薄幸そうな雰囲気をまとう峰子役を演じているのは、神奈川県出身の32歳の俳優・安川まりです。

3歳から8歳まで劇団ひまわりに所属し、大学は明治大学文学部文学科演劇学専攻に進学した安川まり。

2012年には「おうさか学生演劇祭」で助演女優賞を受賞し、地上波ドラマ「未成年」「はぐれ刑事純情派」「FiVE」や映画「杉並区の渋谷くん」「ダンスナンバー時をかける少女」に出演するなど、学生時代から活発な演劇活動を見せています。

その後も蜷川幸雄演出の作品をはじめとした多数の舞台や、映画「だんらん(主演)」「意味無し人生ちゃん、宇宙(そら)へ」「えちてつ物語」「笑う招き猫」などに出演。2022年には主演した「劇団普通」の舞台「秘密」で佐藤佐吉賞・最優秀主演俳優賞を受賞するなど、高い演技力に定評があります。

2023年にはNHKドラマ10「大奥」(乳母の矢島役)、BSテレ東ドラマ「婚活食堂」(広瀬志乃役)に出演。2024年も映画「スミコ22」(白スキニーさん役)、「深骨」(まりこ役)に出演するなどの活躍を見せています。

「虎に翼」が朝ドラ初出演。独特の雰囲気をまとう俳優さんであり、今後も活躍の場が広がっていきそうです。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

シェアお願いします
URLをコピーする
URLをコピーしました!
目次
閉じる