NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第20週に、常子の初恋の相手・星野武蔵(坂口健太郎)が再登場します。
常子との結婚が叶わずその後疎遠となっていた星野ですが、思わぬ形で常子と再会を果たすことになります。再会した二人は、再び恋に落ちて…?
プロポーズを断った常子
お互いが初恋の相手であり、想いを通わせ合っていた常子と星野。
しかし常子は、研究のために大阪に行くことになった星野からのプロポーズを家族のために断り、それ以来二人は疎遠になっていました。
星野には子供が居た!偶然の再会
星野と常子が再び出会うのは、第20週放送のことで、時代は昭和30年になっていました。35歳の常子(独身)は、台所特集のための取材に訪れた新興住宅街で「大樹(荒井雄斗)」と「青葉(白鳥玉季)」という可愛らしい兄妹に出会うのですが、実は、この兄妹の父親が偶然にも星野だったのです。
余りにも突然の再会にただただ驚くしかない常子と星野。
特に常子は、星野が他の女性と結婚し(再会の時点で、すでに星野の妻・加奈子は4年前に亡くなっている)、一男一女までいるという事実に激しく動揺します。
それでも常子は、戦地(南方・スマトラ)に行ったと聞いていた星野が無事で、今ああやって子供たちと幸せに暮らしている姿を見ることができて良かったと安堵します。
常子と星野の恋も再燃?再婚はあるか
以前のような関係とはいきませんが、常子と星野との交流は少しずつ復活することになりそうです。娘の青葉が常子のことを「おしゃれおばちゃま」と呼んで懐くなど、常子にとっても星野家は身近なものになっていきます。
星野は医療品や洗剤を扱う会社で働きながら、子供たちを男手ひとつで育てています。
ある日、息子の大樹が高熱を出し、忙しい星野の代わりに常子が看病したことから、少しずつ常子が兄妹の「母親代わり」の役割を担っていくことになるようです。
ヒロインの史実のモデル人物・大橋鎭子は、会社立ち上げの時に交わした花森安治との誓いを守り、生涯独身を貫き仕事に邁進しました。
今後常子と星野の眠っていた恋は再燃し、次第に互いの気持ちを抑えきれなくなっていくようです。
おそらく常子は史実通りに独身を貫くことになるかと思われますが、星野との関係がどう変化していくのかが物語後半の大きな見どころとなります。

