人気ドラマシリーズ「勇者ヨシヒコ」より。
この記事では、今ではすっかりおなじみとなったヨシヒコ(山田孝之)の旅仲間たち、ダンジョー(宅麻伸)、ムラサキ(木南晴夏)、メレブ(ムロツヨシ)が、どのようにしてヨシヒコと最初の出会いを果たしたのかについてまとめます。
三人はいずれもシリーズ第一弾「勇者ヨシヒコと魔王の城」の第一話でヨシヒコと出会っています。
①ダンジョーとの出会い
父・テルヒコ(きたろう)を探すために故郷・カボイの村を旅立ったヨシヒコが最初に出会った仲間が、戦士・ダンジョーでした。
当時のダンジョーは「長時間に渡り自分の話を語り続け、相手が聞き疲れて隙を見せたところを狙って斬りつける」というセコい戦法で戦っており、出会い頭のヨシヒコにもこの戦法を仕掛けます。しかし、人の話を聞かないヨシヒコにはこの戦法がまったく通じませんでした。
当初はヨシヒコの旅に同行し、隙を見つけて斬ろうと意気込んでいたダンジョーでしたが、やがてヨシヒコの純朴さ、勇者としての人間的魅力に惹かれ、いつしかヨシヒコに対し強い信頼感を持ち、旅仲間になっていきます。
②ムラサキとの出会い
ヨシヒコが二番目に出会ったのが、ムラサキでした。山中でダンジョーとともに歩いていたヨシヒコは、「父の仇!」と叫ぶムラサキにいきなり斬りつけられます。
まったく身に覚えのないヨシヒコでしたが、ムラサキは父の仇だという男の似顔絵(稚拙でまったく似ていない)を見せ、これが根拠だと主張。
ヨシヒコから人違いだと諭され、「どれもこれも人違い人違い…」と落ち込むムラサキ。これを見たヨシヒコは、「確信を持ったら私をさしなさい」とムラサキを旅の仲間に誘います。ただし、短剣を持たせるといつ気まぐれで斬りつけてくるのかわからないので、おもちゃの短剣を持たされることに。
③メレブとの出会い
最後に出会ったのが、魔法使いのメレブでした。ヨシヒコはダンジョー、ムラサキとともに立ち寄ったとある村で、「教祖!教祖!」とあがめられている男・メレブを目撃します。
村人から悩みを聞いては小手先のトリックや、ぼんやりとした口先だけのアドバイスなどを与え、人々を煙に巻いていたメレブ。
メレブはいつインチキが村人にバレるのかと内心ではヒヤヒヤしていたようで、ヨシヒコに岩を浮かせるトリックを見破られると、これ幸いとばかりに教祖の座を投げ捨て、ヨシヒコの旅への参加を希望します。
これにより、ヨシヒコ、ダンジョー、ムラサキ、メレブという最強のパーティーが完成したのです。