2019年3月に麻薬取締法違反により逮捕されたピエール瀧。ピエール瀧はNHK大河ドラマや朝ドラに複数出演するなどNHKから重用されており、NHKオンデマンドの配信などに影響が出ることも考えられます。
この記事では、ピエール瀧が出演していたNHKドラマ作品とその役柄をまとめます。
◎大河ドラマ
龍馬伝(2010年)…溝渕広之丞役
土佐藩の郷士・溝渕広之丞役でレギュラー出演。龍馬の最初の江戸行に同行し、龍馬が脱藩後も脱藩後も交流を持った人物。大坂の藩邸に届いた弥太郎の手紙を届けたり龍馬の土佐密入国を手助けするなど、継続的に物語に登場していた。
※「龍馬伝」は、2013年にBSプレミアムで全48回がアンコール放送されている。
軍師官兵衛(2014年)…蜂須賀小六役
秀吉の側近として天下統一に大きく寄与した武将・蜂須賀小六役で出演。官兵衛の嫡男・黒田長政(松坂桃李)に正室として嫁いだ糸(高畑充希)の父でもあり、脇役としてしばしば登場していた。
「軍師官兵衛」は、2018年にBSプレミアムで「大河ドラマアンコール」として全50回が再放送されている。
いだてん(2019年)…黒坂辛作役
今回の逮捕で一番の大打撃となりそうなのが、放送中だった「いだてん」。ピエール瀧は物語前半の主人公・金栗四三(中村勘九郎)とともに足袋の開発を続ける足袋屋「播磨屋」主人・黒坂辛作役でレギュラー出演をしていた。
逮捕が明らかになった3月13日現在「いだてん」は第10話まで放送されていたが、ピエール瀧の出番はここからが本番だった。
◎連続テレビ小説(朝ドラ)
おひさま(2011年)…中村先生役
ヒロイン・須藤陽子(井上真央)が戦時下に着任する有明山国民学校の代用教員・中村先生役で出演。女子で師範学校出身であるヒロインに対し嫌味を言っていた。
やがて中村に召集令状が届くと、子どもたちに対して「お国のために」と教えてきた以上、自分も身をもってそれを示すのが筋として戦地に向かった。
※「おひさま」は、2012年後期にBSプレミアムでアンコール放送(全回再放送)済み。
あまちゃん(2013年)…梅頭役
ヒロイン・天野アキ(能年玲奈)が上京して常連となる上野「無頼鮨」の大将・梅頭役としてレギュラー出演。
東京編では繰り返し無頼鮨が登場し、「梅さん」と呼ばれている梅頭も「あまちゃん」の名物キャラクターの一人だった。
※「あまちゃん」は2015年前期にBSプレミアムでアンコール放送(全回再放送)済み。
とと姉ちゃん(2016年)…森田宗吉役
東京・深川の仕出し屋「森田屋」の主人・森田宗吉役でレギュラー出演。
実家(深川・青柳商店)と険悪になったヒロインの母・君子(木村多江)が住込みで森田屋に雇われると、ヒロイン一家は森田屋の二階に転がり込んでいる。ピエール瀧演じる宗吉は口は悪いが人情味のある男で、後にヒロインが創刊させた雑誌「あなたの暮らし」の料理記事に協力するなど長年に渡りヒロイン一家と交流を深めた。
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◎その他ドラマ
55歳からのハローライフ(2014年)…駒野役
「土曜ドラマ」として2014年に全5話のオムニバス形式で放送された「55歳からのハローライフ」。
ピエール瀧は、第一回「キャンピングカー」の回に駒野役で単発出演。
64〜ロクヨン(2015年)…主演・三上義信役
「土曜ドラマ」として2015年に全5話で放送された「64〜ロクヨン」。
ピエール瀧は、県警広報室で広報室改革を推進する警視・三上義信役(主役)を演じている。
トットてれび(2016年)…カメラマン役
「土曜ドラマ」として2016年に全7話で放送された「トットてれび」。
ピエール瀧は、最終回にカメラマンのチョイ役で出演していた。