TBS日曜劇場でアストロズの本拠地グラウンドとして登場する撮影ロケ地「東芝府中事業所」と同事業所の「天然芝グラウンド」についてまとめます。
府中工場・アストロズ
主人公・君嶋隼人(大泉洋)が左遷により飛ばされてしまうのが、都心の本社からも遠い東京・府中にあるトキワ自動車府中工場です。
※原作では君嶋は「トキワ自動車・横浜工場」に飛ばされるという設定でしたが、ドラマ版では「ラグビーの町・府中」(東京都府中市)に左遷先が変更になっています。
君嶋がゼネラルマネジャーを務めることになるラグビーチーム「アストロズ」は、この府中工場に併設されたグラウンドを本拠とし、練習に励んでいます。
撮影ロケ地は「東芝府中事業所・天然芝グラウンド」
府中工場の風景ならびにアストロズのグラウンドの撮影に使われているのが、東芝府中事業所と東芝府中事業所天然芝グラウンドです。ジャパンラグビートップリーグに加盟している日本屈指の強豪ラグビーチーム「東芝ブレイブルーパス」の本拠地にもなっています。
グラウンドは東京都府中市の東芝府中事業所(JR武蔵野線・北府中駅すぐ)の敷地内にあり、美しい天然芝が自慢です。隣接地には人工芝グラウンド、野球グラウンドもあり、東芝の企業スポーツ活動を支えています。
同グラウンドでは毎年ブレイブルーパスのプレシーズンマッチが行われ、地元の人々とチームとの交流の場となっています。
また、「ブレイブルーパス府中ジュニアラグビーフットボールクラブ」(1982年創設)の練習場としても利用され、保護者の運営に支えられながら小中学生がラグビーを楽しんでいます。また、2018年には高校生以下の女子ラグビーチーム「ブレイブルーヴ」も誕生し、同グラウンドを活動拠点としています。
「ノーサイド・ゲーム」劇中ではアストロズがジュニアチームを創設し地域に愛されるチーム作りを推進していきますが、東芝府中では早くからそうした取り組みが行われ、「ラグビーのまち・府中」を支えてきたというわけです。
劇中ではトキワ自動車府中工場のシーンとして東芝府中事業所内の風景も登場する見込みで、同事業所のランドマーク的存在である「エレベータ研究塔」も画面に登場するかもしれません。
※余談ですが、あのプロ野球史に名を残す大打者・落合博満氏もプロボウラーを目指して挫折した後に東芝府中に期間工として就職し、同工場の社会人野球チームに参加しています(1974年〜)。落合氏は日中にトランジスタラジオの基盤を組み立て、それが終わると夕方から野球の練習を行い、弱小だった東芝府中を創部23年目にして初の都市対抗出場に導く活躍を見せています。
▼番組の予告動画にも府中事業所グラウンドやエレベータ研究塔など、東芝府中の風景が登場していますね。
おはようございます😊
7月7日の初回放送まであと少し‼️
第1話の内容が予習できるロングバージョンの最新予告が公開されました🎥
放送前にぜひチェックを👀✨#ノーサイドゲーム #池井戸潤 #大泉洋 #松たか子 #上川隆也 pic.twitter.com/gGZMrDE8Fd— 日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』🕴まもなく放送!🕴 (@noside_game_tbs) 2019年6月29日