月9ドラマ「監察医 朝顔」登場人物、出演者キャストまとめ

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フジテレビ月9ドラマ「監察医 朝顔」の主要登場人物、出演俳優、女優をまとめます。

「監察医 朝顔」は、東日本大震災で母を失った新人法医学者・万木朝顔が主人公。法医学教室に運ばれてくる遺体の真実と向き合い、「不詳の死」にはさせないという強い決意を持って仕事に取り組む朝顔の奮闘が描かれます。

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目次

▼主人公の家族

母・里子が東日本大震災で行方不明のままになり、現在は父娘二人暮らしになっている万木家。東北には里子の父・嶋田浩之が暮らしている。物語は朝顔が勤める興雲大学・法医学教室と、それを管轄する父の勤め先・警察署強行犯係が中心となって進んでいく。

主人公・万木(桑原)朝顔……上野樹里

神奈川県にある興雲大学・法医学教室に勤める新人法医学者。実直で誠実、常に相手の気持ちを思いやる優しい性格を持つ。持ち前の技量と知識により、新米ながら法医学者として一目置かれている。

東日本大震災で母が行方不明になり遺体すら見つかっていないという状況にあり、今も心の中に消えることのない悲しみを抱えている。そうした境遇から、運ばれてくる遺体を原因不明の死のままにはさせないという強い信念を持ち、時に遺族の傷を癒やしていく。

第1シリーズ中盤で、仕事仲間であり交際をしていた警察官・桑原と結婚。一人娘・つぐみを授かっている。

▷上野樹里(うえの・じゅり)は玉木宏とダブル主演を務めた大ヒット作「のだめカンタービレ」以来、実に13年ぶりの月9主演。他に2011年のNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で主演を務めるなど、数々の映像作品に出演経験を持つ女優。親子役として初共演となる時任三郎とのツーショット。

朝顔の父(刑事)・万木平……時任三郎

朝顔の父で、長年捜査畑を歩んできたベテラン刑事。ある日、朝顔の所属する法医学教室を管轄する強行犯係に異動することになり、仕事上で親子が関わることになる。

性格は温和かつ朝顔以上に真面目で、執念を持って刑事という仕事と向き合ってきた。今現在も行方不明になっている妻・里子を探しに、頻繁に東北に通っている。

第2シリーズ後半では警察官を辞職し、仙ノ浦に生活拠点を移す。

▷俳優・時任三郎(ときとう・さぶろう)は、三共CM「リゲイン」、ドラマ「ふぞろいの林檎たちシリーズ」などの代表作を持つ61歳。月9ドラマは法医学教室の教授を演じた「ヴォイス~命なき者の声~」以来10年ぶりの出演となる。

朝顔の夫(刑事)・桑原真也……風間俊介

朝顔の恋人で、長年の交番勤務の後に強行犯係に配属となった新米の刑事。正義感が強く、刑事になることが長年の夢だった。

朝顔とは交番勤務時代から交際をしていたが、突然異動してきてコンビを組むことになった平が朝顔の父親だと知ると、将来の義理の父となるかもしれない上司と胃が痛い日々を過ごすことになる。小心者だが気は優しく、朝顔と平の心を結びつける重要な役割を果たすことになる。

追記:第1シリーズで朝顔と結婚し、娘・つぐみが生まれている。神奈川県警捜査一課に異動となり、平の部下ではなくなっている。第2シリーズでは発砲事件の容疑者に間違われた末に、長野に異動を命じられてしまう。

▷風間俊介(かざま・しゅんすけ)はジャニーズ事務所きっての演技派として知られる俳優で、現在36歳。TBS「3年B組金八先生 第5シリーズ」やフジテレビ「それでも、生きてゆく」などの演技は業界での評価も高い。2019年現在、テレビ朝日昼の帯ドラマ「やすらぎの刻〜道 」にもレギュラー出演中。

朝顔の母・万木里子……石田ひかり

朝顔の母。朝顔と一緒に東北の実家に里帰りをしている際に東日本大震災に遭遇し、以来遺体も見つからず、行方不明のままになっている。明るくユーモアあふれる性格は万木家を明るく照らす存在だった。愛情深く優しい性格は、娘の朝顔に引き継がれている。

▷石田ひかりは、NHK朝ドラ「ひらり」(1992年)やフジテレビ月9ドラマ「あすなろ白書」(1993年)などで主演を務めた女優で、現在47歳。姉・石田ゆり子が社長を務める事務所「風鈴舎」に所属。

朝顔の娘・桑原つぐみ……加藤柚凪

桑原と朝顔の間に生まれた4歳になる一人娘・つぐみ。祖父、両親に愛され、愛らしく元気に育っている。

朝顔の祖父・嶋田浩之……柄本明

東北の海沿いの町「仙ノ浦」に暮らす里子の父、朝顔の祖父。もともと明るい性格ではなかったが、娘が行方不明となって以来より一層ふさぎ込むようになっている。里子を探すために頻繁に東北にやって来る平のことを良く思っていない様子。孫の朝顔のことは可愛くてしょうがないらしい。

▷名バイプレイヤーとして知られる俳優・柄本明(えもと・あきら)。自由劇場を経て劇団東京乾電池を結成し、現在でも同劇団の座長を務める。妻で女優だった角替和枝とは2018年に死別。長男・佑、次男・時生はいずれも個性派俳優として活躍中で、佑の妻で義娘の安藤サクラも人気女優として知られる。

▼興雲大学・法医学教室の人々

朝顔が勤める法医学教室で、自由奔放な謎多き主任教授・夏目茶子が率いている。各分野に凄腕のエキスパート達が揃い、運ばれてきた遺体の死因を追求していく。

主任教授・夏目茶子……山口智子

自由奔放、神出鬼没の主任教授。年齢不詳で浮ついたようにも見える謎多き女性だが、仕事に対する確かな矜持を持っている。朝顔が仙ノ浦で行方不明の母を探していた時に遺体安置所で働いていた茶子と出会ったことが、朝顔が法医学者を目指すキッカケになった。

里子を失った万木家にとって茶子は心強い存在であり、新米法医学者・朝顔のことも温かく見守っていく。

第2シリーズ第9話で主任教授を辞任し、新しい世界を求めて旅に出た。

▷2019年夏現在NHK朝ドラ「なつぞら」にもレギュラー出演中の山口智子。90年代には視聴率女王として君臨し、TBSドラマ「スウィート・ホーム」、フジテレビ月9ドラマ「ロングバケーション」などで主演を務めている。

法歯学者・藤堂絵美……平岩紙

遺体の歯形や治療痕から身元を特定する法歯学者。竹を割ったようなさっぱりした性格であり、同僚で夫の雅史との小気味よいやり取りは法医学教室の名物となっている。夫を尻に敷いている。

▷大人計画に所属する女優・平岩紙(ひらいわ・かみ)。舞台だけでなくNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」やTBSドラマ「木更津キャッツアイ」など、映像作品にも多数出演している。「紙」は劇団主宰・松尾スズキが付けた芸名で、肌が紙のように白いために名付けられたとか。

法医学者・藤堂雅史……板尾創路

絵美の夫でもある、関西弁のベテラン法医学者。優柔不断で頼りなさげだが仕事は丁寧で繊細であり、朝顔も信頼を寄せている。妻の絵美には頭が上がらず、愚痴が絶えない。

▷吉本所属の芸人ながら、俳優としても広く活躍する板尾創路(いたお・いつじ)。役者としては陰のあるシリアスな役柄も多いが、今回は頼りなさげな法医学者役。

法医学研究員(元アルバイト)・安岡光子……志田未来

第1シリーズ第2話から登場。アルバイトとして法医学助手を務める医大生。高額な時給目当てに応募したため、当初は仕事に興味が持てず空気を読まない発言により周囲を振り回すが、次第に法医学の奥深さに惹かれていく。

第1シリーズ中盤以降は正式に法医学研究員となり、第2シリーズでは自身の強みを作るために「法昆虫学」を学び始める。

▷志田未来(しだ・みらい)は子役出身の26歳の女優。日本テレビドラマ「女王の教室」(2005年)、「14歳の母」(2006年・主演)など早くからテレビドラマで活躍し、2010年の映画「誰も守ってくれない」では日本アカデミー賞新人賞などを受賞。

検査技師・高橋涼介……中尾明慶

解剖補助、臓器の病理学検査などを行い、法医学者を陰から支える検査技師。天真爛漫な性格でいじられ役・ムードメーカーでもあるが、その豊かな知見は法医学教室になくてはならない重要な存在。

▷中尾明慶(なかお・あきよし)は31歳の俳優。TBSドラマ「3年B組金八先生 第6シリーズ」「ドラゴン桜」「ROOKIES」などへの出演で知られ、2018年のNHK朝ドラ「まんぷく」にもレギュラー出演。妻は女優の仲里依紗。

▼左から志田未来、山口智子、中尾明慶。法医学教室のメンバーとして共演。

医学部生アルバイト・熊田祥太……田川隼嗣

第1シリーズ中盤から登場。法医学教室でアルバイトをしている医学部生で、メンバーからは「熊」と呼ばれている。実家は歯科医。

テキパキと仕事は早く、コーヒーやお茶の入れ方も繊細で手際がよい。研究室に馴染んでいたが、次の道へ進むためにあっさりとアルバイトを辞めてしまう。

医学部生アルバイト・牛島翔真…望月歩

第2シリーズ第8話から登場。熊田に代わり新しく法医学教室でアルバイトを始めた医学科3年生の青年。総合病院を経営する父を持つお坊ちゃまだが病院は兄が継ぐ予定で、牛島はやりたいことを模索中。

メンバーからは「ウッシー」と呼ばれる。すぐに辞められてしまうと困るので藤堂らは異様に気を遣って接していくが、正義感が先走り、解剖遺体の写真を流出させてしまう。

野毛山署、神奈川県警の人々

朝顔が勤務する法医学教室を管轄する野毛山署・強行犯係、そして野毛山署が所属する神奈川県警のメンバー。朝顔の父・平が所属しており、法医学教室の面々と絡んでいく。

強行犯係係長・山倉伸彦……戸次重幸

強行犯係の係長。敏腕刑事でもあり、結果を出せば正当に評価をしてくれる実力主義者。突然異動してきた平の能力を疑ってかかるが、次第に平との間に信頼関係が芽生えていく。

第2シリーズでは強行犯係に新たな係長が任命されるという噂を聞き、自分が左遷されるのではないかと悲嘆に暮れる。二枚目かと思いきや意外にもフニャッとした性格。

▷俳優・戸次重幸(とつぎ・しげゆき)は、2019年夏現在NHK朝ドラ「なつぞら」にもレギュラー出演中。大泉洋らと組む演劇ユニット「TEAM NACS」は北海道のスター集団として知られる。

刑事・森本琢磨……森本慎太郎

強行犯係の若手刑事。桑原よりも年下だが刑事としての経験は長く、桑原とは同期のような存在として切磋琢磨していく。スーツが似合う爽やかイケメン刑事。

▷森本慎太郎(もりもと・しんたろう)は、ジャニーズ事務所所属の21歳。ジャニーズJr.内ユニット「SixTONES」のメンバーの一人。

刑事・愛川江梨花……坂ノ上茜

強行犯係の新米刑事。男性が多い強行犯係において、物怖じせずにズバズバと発言をしていく女性刑事。

▷坂ノ上茜(さかのうえ・あかね)は、熊本県出身の23歳の女優。テレビ東京「ウルトラマンX」のヒロイン・山瀬アスナ役やTBSドラマ「チア☆ダン」のチアリーダー・樫村恵理役など、持ち前の身体能力(特技は新体操・バトントワリング)を活かした役柄も多い。

強行犯係・桑原忍……ともさかりえ

第2シリーズに登場。桑原の姉で、信用金庫をやめて野毛山署強行犯係に配属された38歳の新人刑事。

夫と17歳の息子を茨城に残し、単身赴任で自分のやりたい仕事を始めた。

検視官・伊東純……三宅弘城

遺体発見後、最初に現場で遺体の状況を調べることになる検視官・伊東純。その仕事ぶりは優秀で人情味にも溢れており、刑事たちからの信頼は厚い。一緒に働く女性鑑識官・渡辺が気になるのか、セクハラ気味に絡むときも。結婚後退職をしていたが山梨県警の検視官として復職。神奈川県警の検視官の後任は丸屋が引き継いだ。

第2シリーズでは異動により、神奈川県警捜査一課検視室長として戻ってくる。

▷NHK大河ドラマ「いだてん」でピエール瀧の代役(足袋屋・黒坂辛作役)として急遽出演したことで話題になった三宅弘城(みやけ・ひろき)。NHK朝ドラ「あさが来た」の番頭・亀助役などでも知られる。劇団ナイロン100℃に所属(※所属事務所は大人計画)。

検視官・丸屋大作……杉本哲太

伊東の後任として着任した神奈川県警の検視官。現場で自身が検視をする前に法医学の検視が行われることを極端に嫌がり、やたら大声で制止をするなど仕切りたがり屋。しかし大声もむなしく、丸屋の主張はスルーされがち。

前任者であり室長として神奈川県警に戻ってきた伊東とは何かと張り合う仲。

鑑識官・沖田宗徳……藤原季節

事件現場において犯人の指紋や足跡、DNAを採取するなど、重要な業務を担う鑑識・沖田宗徳。検視官の伊東純とは大の仲良しで、プライベートでもコンビを組む。

▷藤原季節(ふじわら・きせつ)は札幌市出身の26歳の俳優。映画「ケンとカズ」(2016年。東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門作品賞など多数の賞を受賞)、「ママレード・ボーイ」(2018年)などに出演。

▼年齢差を超えて仲良しコンビとして共演する三宅弘城(左)と藤原季節(右)。

鑑識官・渡辺英子……宮本茉由

事件現場で活躍している女性鑑識・渡辺英子。

▷宮本茉由(みやもと・まゆ)はオスカープロモーション所属で、CanCam専属モデル。

神奈川県警捜査一課長・中村一郎…相島一之

神奈川県警で捜査の陣頭指揮に当たる捜査一課長。マスコミに向けた記者会見も行う。

その他登場人物

仙ノ浦食堂の女将・奥寺美幸……大竹しのぶ

朝顔の祖父・浩之が暮らす仙ノ浦にある昔ながらの食堂の女将さん。里子とは中学高校と同級生。里子を探すために仙ノ浦で暮らし始めた平は、この食堂に通ううちに美幸と親交を深めていく。

パン屋の店員・北村愛菜……矢作穂香

第2シリーズで登場。興雲大学構内でパンの移動販売を行っている若い女性。技師の高橋と仲良くなりデートの約束をするが、元交際相手・木嶋が薬物使用の容疑をかけられ、愛菜も警察からマークされてしまう。

もんじゃ焼き屋店員・小野佳代……喜多乃愛

第1シリーズで登場。朝顔たちが足繁く通うもんじゃ焼き屋「さぶちゃん」の店員。やたら元気で、客の会話の流れに関係なく食べ物を運んでくる。原作には登場しないドラマのオリジナルキャラクター。

▷喜多乃愛(きた・のあ)は埼玉県出身の19歳の女優。2017年にTBSドラマ「あなたのことはそれほど」で女優デビューを果たし、「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」(2018年)にも出演。

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