2021年2月19日に放送されたNHK「ドキュメント72時間選 “囲碁の魔力に囚われて”」の撮影ロケ地・新宿歌舞伎町「碁席秀策」についてまとめます。
2016年放送の名作を再放送 現在の様子も追跡取材
2021年2月19日(金)の「ドキュメント72時間」は、2016年に放送され好評だった「囲碁の魔力に囚われて」が再び放送されます。コロナ禍に見舞われている2021年現在も追加取材しているとのこと。NHKによる番組予告文は以下の通り。
日本最大の歓楽街、新宿歌舞伎町に全国でも珍しい24時間営業の「碁会所」がある。創業34年、深夜から早朝まで碁石の音が鳴り響く。仕事帰りに立ち寄る人や囲碁の魅力にハマった外国人など、さまざまな人が碁盤を囲む。週末には仕事を終えた人々が、泊まり込みで碁を打ち続ける。囲碁の魔力にとらわれた人たちが繰り広げる3日間のドラマとは。2016年の放送に加え、それから5年の“その後”も追加取材!
新宿歌舞伎町の碁会所「碁席秀策」
「ドキュメント72時間・囲碁の魔力に囚われて」は、東京都新宿区歌舞伎町にある碁会所「碁席秀策」で撮影が行われています。
※2016年当時の店は西武新宿駅のすぐ横の表通りにありましたが、2021年現在、店は歌舞伎町の少し奥まった現在地に移転したそうです。
「碁席秀策」は、24時間(※)いつでも碁が打てることが売りの大都会の大人の社交場(日本で初めて“徹夜で碁が打てる”サービスを始めた碁会所)。棋聖戦6連覇、史上最年長タイトル保持者という記録を持つ伝説の棋士・藤沢秀行氏ゆかりの碁会所としても知られます。
(※)コロナ禍の2021年現在、「緊急事態宣言の延長に伴い、3月7日まで営業時間を午後8時までとさせていただきます」とのこと。
▼現在のお店は歌舞伎町の中でも怪しい空気感が漂う、街の少し奥まったあたり。ここよりさらに北に進むと、大の大人でもドギマギしてしまう歌舞伎町の魔空間が広がっています。
店はプロやアマ上級者が多く集結しますが、年齢性別国籍を問わず囲碁が好き、囲碁に興味があるという人であれば誰でも訪れることができます。席主(アマ8段級)が棋力を判定してくれた上で適切な対戦相手を見繕ってくれるシステムには安心感があり、アットホームな雰囲気ですぐに囲碁友達が出来てしまうとか。
また、囲碁から長く離れている人や初心者向けに「楽碁教室」(有料)が行われたり、外国人との国際交流が気軽に図れたり、おしるこ、さんま定食、ラーメンなどの軽食類が美味しかったりと楽しみもたくさん。
今回の「ドキュメント72時間」では、コロナ禍などなかった2016年当時の楽しそうな店内の様子、そして2021年現在の様子などが伝えられます。