夜ドラ「わたしの一番最悪なともだち」主人公・笠松ほたる 主演の蒔田彩珠は「おかえりモネ」のみーちゃん役、是枝作品の常連

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NHK夜ドラ「わたしの一番最悪なともだち」の主人公の大学生・笠松ほたるの人物像と、主演を務める俳優・蒔田彩珠(まきた・あじゅ)のプロフィールなどをまとめます。

蒔田彩珠は、その演技力を絶賛された是枝裕和監督の作品の常連俳優として活躍を見せてきたほか、朝ドラ「おかえりモネ」にヒロインの妹役で出演したことでも知られます。

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地味な大学生・笠松ほたる 幼なじみのキャラを完全コピー

「わたしの一番最悪なともだち」は、自分に自信がなくこれといった特徴や強みもない大学生・笠松ほたる(蒔田彩珠)が主人公。

ほたるは現在就職活動中ですが、その内向的で無個性な性格が災いしているのか、なかなか内定をもらえずにいました。ほたるは悩みをこじらせた挙げ句、ついには幼なじみである鍵谷美晴(髙石あかり)の立ち振る舞いやキャラクターを完全コピー。幼なじみの人格の仮面をかぶり、自分を装って入社試験に臨むことになります。

美晴とほたるは小中高大がずっと一緒という腐れ縁の仲です。不器用で対人コミュニケーションが苦手なほたるとは違い、美晴は周囲の空気を読むことに長け、他人が求める振る舞いを独自の発想で表現できる高い対人スキルを持っています。

揉め事に遭遇しても理路整然と問題を解決へと導き、大学のダンスサークルでは中心的な存在としてスポットライトを浴び続ける…。そんな明るく輝く美晴のことを、ほたるは「こんな自分だったらいいのに」と一方的に(過剰に)意識してしまっているようです。

ほたるは試しに美晴の個性を自分のものと偽ってエントリーシートを提出してみると、 なんとそれが審査を通過してしまいます。この事実をどう受け止めたら良いのかわからないまま、ほたるは次の面接、次の面接と、笑顔で嘘をつき続けていくことに。

ついにはそんなほたるの仮の姿を「カッコいい」などと言って、一方的に憧れを持ってくる就活仲間まで登場し…。

子役出身の若手実力派女優・蒔田彩珠

是枝裕和監督も絶賛の演技

主人公・笠松ほたるを演じているのは、神奈川県出身の21歳の俳優・蒔田彩珠(まきた・あじゅ)です。

子役としてCMに出演していた兄・蒔田伊吹の影響を受けて自身も子役として活動を開始すると、10歳の時に出演したフジテレビ系ドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(2012年)では阿部寛演じる主人公の娘・坪井萌江役で出演。大人には見えない小人とテレパシーで会話を交わし、周囲の子供たちとは明らかに異質な感受性を持つ難しい少女役を繊細に演じきり、同作品の監督を務めていた是枝裕和からその演技力と感性を絶賛されています。

この言葉の通り、是枝裕和監督は自身の代表作となる映画「海よりもまだ深く」(2016年・彩珠役)、「三度目の殺人」(2017年・重盛ゆか役)、「万引き家族」(2018年・柴田さやか役)などの重要な役柄に蒔田彩珠を抜擢。映画監督として世界的な評価を得ていく是枝裕和監督の作品にとって、蒔田彩珠は欠かせない存在になっています。

名作「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」「朝が来る」

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