NHK連続テレビ小説「あんぱん」第6週では、女子師範学校の寮に暮らすのぶとうさ子に後輩が出来る様子が描かれています。
この記事では、同室の後輩となる宍戸杏(瀬戸芭月)と元木桃子(西畑澪花)についてまとめます。
寮に二人の後輩が入室
第6週放送では、高智女子師範学校(※二年制)に通うのぶ(今田美桜)とうさ子(志田彩良)が2年生に進学し、寮の同室に後輩が入室してくる様子が描かれています。
寮は一室4人が一緒に寝泊まりするドミトリー(寄宿舎、共同寝室)方式。教育係となる2年生の先輩2人と、1年生の後輩2人が共同で暮らしています。のぶとうさ子も、1年生時には室長の白州タキ(青山祥子)や口うるさい先輩の郡山国子(西野優希)から寮の掟を厳しく叩き込まれていましたね。

新しくのぶたちの部屋に入室してきた後輩は、背が高くメガネをかけている元木桃子(西畑澪花)と、少し地味めで風呂敷包みの持ち方が田舎出身っぽさを感じさせる宍戸杏(瀬戸芭月)の二人。
室長になったうさ子はさっそく後輩たちに寮生活の掟を伝えようとしますが、「先輩は後輩の一時間前に起床し、後輩の洗濯や靴磨きをすべて先輩が…。」などと間違って伝えてしまい、のぶから「うさ子ちゃん、逆!逆!」とツッコミを受けてしまいます。
二人にとって初めての後輩となる元木桃子と宍戸杏。今後、少しずつ性格や素性が明かされていくかも知れません。
メガネの元木桃子役 俳優・西畑澪花 映画監督も
二人の後輩のうち、背が高くメガネをかけている元木桃子役を演じているのは、千葉県出身の24歳の俳優・西畑澪花(にしはた・れいか)です。スターダストプロモーション所属。
2015年、映画「ソロモンの偽証(前編・後編)」のオーディションを勝ち抜き、主要人物の一人である倉田まり子役を演じた経験を持つ西畑澪花。この「ソロモンの偽証」のオーディションは日本映画史上最大規模の厳しいものだったそうで、藤野涼子、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生ら後に俳優として大活躍する面々が出演を勝ち取っています。西畑澪花も長く厳しいオーディションを勝ち抜いた一員ですから、当時から期待の大きさがうかがえますね。

その後もドラマ「往復書簡~十五年後の補習」「警視庁いきもの係」「お母さん、娘をやめていいですか?」「痴情の接吻」や、Disney+による配信ドラマ「七夕の国」、NHKEテレ「怖い絵本」、フジテレビ系単発ドラマ「世にも奇妙な物語’24 冬の特別編」に出演するなど、俳優としてのキャリアを重ねていきた西畑澪花。
日本大学芸術学部映画学科 監督コースで学んでいたこともあり、近年ではクリエイティブな分野での活動も見られます。
大学4年次の2024年に短編映画「鮮やかに笑ってくれ」の監督と脚本を担当すると、同年の舞台「朝の気配」(TOKYO笹塚ボーイズ)でも演出と脚色を担当。俳優としてだけではなく制作側の才能を持つことからも、今後の幅広い活躍が予感されます。
宍戸杏役 俳優・瀬戸芭月 「VRおじさんの初恋」に出演
▼「スメルズ ライク グリーン スピリット」出演時の瀬戸芭月(右)。地味系女子を演じると独特の存在感を発揮します。
もう一人の少し地味めな女生徒・宍戸杏役を演じるのは、愛媛県出身の22歳の俳優・瀬戸芭月(せと・はづき)です。レプロエンタテインメント所属。
2022年にドラマ「初恋の悪魔」第6話に家出少女の和香奈役でドラマデビューをすると、2024年にはNHK夜ドラ「VRおじさんの初恋」に主人公の同僚で若手社員の加藤真美役で出演。この作品では無口で他人の気持ちに敏感な地味OL役を好演し、一部視聴者からその存在感が印象に残ったという声があがっています。
また、2024年の毎日放送のドラマ「スメルズ ライク グリーン スピリット」でもメガネのクラスメイト・町田聡子役で出演しており、瀬戸芭月は「地味めな女子」を演じさせると不思議な魅力を見せる俳優さんと言えそうです。
#夜ドラ【#VRおじさんの初恋】
— NHKドラマ (@nhk_dramas) May 7, 2024
\第22回は今夜10:45放送!/
第21回では、意外な二人が急接近!?😳
真美(#瀬戸芭月)の発言に共感した優人(#青木柚)。
そして真美は―。
今後の二人の関係にも注目です😎#VRおじさん#野間口徹
ドラマ本編は NHKプラスで見逃し配信中📱https://t.co/WRGggED67Z pic.twitter.com/UUyfKZv3EH