大河ドラマ「べらぼう」予告映像に死んだはずのカボチャの旦那が?二代目・大文字屋市兵衛(加保茶元成)登場か

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NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」第21回の予告映像に、死んだはずの「カボチャの旦那」こと大文字屋市兵衛(伊藤淳史)らしき姿が一瞬だけ映り話題になっています。

この予告映像に映っていた伊藤淳史は、狂歌師・加保茶元成こと二代目・大文字屋市兵衛を演じている可能性がありそうです。

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第21回の予告映像にカボチャの旦那が?

「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」第20回の放送終了後に流れた第21回(2025年6月1日初回放送予定)予告映像の中に、亡くなったはずの「カボチャの旦那(カボチャの親父様)」こと大文字屋市兵衛(だいもんじや・いちべえ)らしき顔が一瞬だけ登場しています。

NHK番組表に掲載されている第21回の出演者欄にも大文字屋市兵衛(初代)を演じていた俳優・伊藤淳史の名前が見られますので、何らかの形で伊藤淳史が再登場すると思われます。

当ブログでは、大文字屋市兵衛(初代)の養子である二代目・大文字屋市兵衛役(後述)が第21回から登場するのではないかと予想しています。

第19回で亡くなったカボチャの旦那

カボチャの旦那こと大文字屋市兵衛といえば、新吉原の女郎屋「大文字屋」を一代で大店にのしあげたやり手の主人。親父衆が集まる寄合「忘八アベンジャーズ」の中心メンバーの一人で、物語序盤から人気のキャラクターとなっています。

ドケチで極度な拝金主義である市兵衛は、倹約のためにお抱えの遊女たちに安いカボチャを食べさせ続け、自身もカボチャ色のド派手な着物を来ていたことなどから「カボチャの旦那」「カボチャの親父様」などと呼ばれていました。

粗暴で喧嘩っ早く、重三郎をたびたび殴りつけるなど「ミスター忘八」として元気な振る舞いを見せていた市兵衛でしたが、物語中盤で倒れ込むと急速に出番が減り、ついに第19回放送では誰袖(福原遥)や志げ(山村紅葉)らに見守られて亡くなってしまいます。

死の間際、意識が朦朧としている市兵衛に無理やり誰袖が証文(蔦屋重三郎が誰袖を500文で身請けすることを許す)を書かせるシーンは、笑っていいのかわからないちょっとした名シーンでしたね。

【予想】二代目・大文字屋市兵衛が登場か 狂歌師・加保茶元成

「べらぼう」で伊藤淳史が演じていた大文字屋市兵衛(初代)は、新吉原の女郎屋「大文字屋」を一代で大店へとのしあげた実在の人物である初代・大文字屋文楼(通称・市兵衛)がモデルになっています。

初代・大文字屋文楼は、倹約経営のためにお抱えの遊女にカボチャを食べさせたこと、頭が大きく背が低かったことなどから「かぼちゃ(加保茶)市兵衛」と呼ばれたとされます。

この初代が築き上げた「大文字屋」を継いだのが、狂歌師「加保茶元成(かぼちゃのもとなり)」の名でも知られる二代目・大文字屋文楼(市兵衛)でした。

あくまで予想ですが、第21回の予告映像に登場した伊藤淳史は、この二代目・大文字屋文楼(市兵衛)を演じているのではないかと予想します。予想がはずれたらごめんなさい。
※大文字屋市兵衛の初代と二代目は血縁はないはずですので、もし伊藤淳史が二役を演じるのであればそのあたりの理屈がどうなっているのか気になります(笑)。

二代目文楼(市兵衛)は、初代文楼の姪・まさと結婚した後に初代文楼の養子として迎えられ、大文字屋の二代目を名乗っています。

二代目文楼(市兵衛)は狂歌師「加保茶元成」としても知られ、蔦屋重三郎らとともに狂歌連「吉原連」を結成。歌集「上餡集」を残すなど、江戸中期を代表する狂歌師としても活躍を見せています。狂名である「加保茶(かぼちゃ)」は、養父である初代のあだ名から取ったものなのでしょう。

ちょうど「べらぼう」第20回では、蔦屋重三郎(横浜流星)が狂名「四方赤良(よものあから)」こと大田南畝(桐谷健太)らが主催する狂歌の会に出席しています。

今後、蔦屋重三郎が狂歌師「蔦唐丸(つたのからまる)」として活躍し、狂歌連「吉原連」を結成していくことが予想されますので、二代目大文字屋市兵衛も狂歌師「加保茶元成」として活躍する姿が見られるかも知れません。

▼狂歌師・加保茶元成による人を食ったような狂歌「屁の回分」。第21回のタイトルは「蝦夷桜上野屁音(えぞのさくら・うえののへおと)」であり、大田南畝らが狂歌の会で「屁!屁!屁!」と踊る予告映像が見られました。

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