朝ドラ「あんぱん」今野康太(コン太)の食いしん坊キャラが伏線に? 中国で事件を起こす

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NHK連続テレビ小説「あんぱん」に第1週から登場している、のぶと嵩の幼なじみ「コン太」こと今野康太(櫻井健人)。

実は過去の映像を見直すと、康太はたびたび食いしん坊キャラとして描かれているのですが、これが後に大きな事件を起こす伏線になっていきそうです。

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目次

「コン太」今野康太は食いしん坊 これまでの描写まとめ

▼蘭子役の河合優実と同じ事務所「鈍牛倶楽部」に所属する、東京都出身の俳優・櫻井健人(さくらい・けんと)。ドラマ「いだてん」「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」「不適切にもほどがある!」などに出演。

嵩(北村匠海)とともに高知連隊から小倉連隊に転属し、中国遠征にも同行する「コン太」こと今野康太(櫻井健人)

この康太という人物は嵩の尋常小学校時代からの幼なじみであり、いじめっ子の田川岩男らとともに東京から来た嵩をからかっていた人物です(第1週)。

ただし第1週の映像を見返してみると、「たっすいがー」の嵩を執拗にいじめていたのは岩男ら他の男子3人であり、康太はあまりイジメに関わっていません

どうやら康太は食いしん坊すぎて嵩の弁当に目がくらんでいただけであり、いじめっ子気質ではないようです。

以下、これまでに描写されてきた康太の食いしん坊ぶりを簡単にまとめます。小倉連隊の中国遠征では、この康太の食いしん坊ぶりが思わぬ事件を引き起こすことになります。

康太の食いしん坊ぶり①「うめえ、うめえ!」嵩の弁当をつまみ食いし感激する康太(第1回)

第1回放送で、いきなり見られた康太の食いしん坊っぷり。

東京から御免与町に転校してきたばかりの嵩が学校の裏で一人弁当を食べていると、いじめっ子男子4人組が嵩を取り囲む。

岩男が「おい東京もん。なんで外で弁当食いゆうがな」と絡むと、康太は「なんな?この弁当。見たことないもんがようけ入っちゅう。」と嵩の弁当に興味を示し、スコッチエッグをパクリ。「うめえ、うめえ!」とその味に感激している。

他の子たちが嵩をからかうことに力点を置いているのに対し、康太だけは最初から嵩が持ってきたハイカラな弁当に目を奪われている。

康太の食いしん坊ぶり②嵩から弁当をもらい、一礼する康太(第2回)

第2回より。算数の授業中にお腹がグーッと鳴ってしまった康太。

その後、昼休みに一人で弁当を食べている嵩に康太が近づき「よこせ!」と弁当を要求すると、嵩は「うん」とあっさり承諾。康太は「え?くれるがかえ?」と驚きの表情を見せている。

そこに岩男ら男子3人が乱入し嵩の弁当を横取りしようとすると、嵩は「君が食べて」と康太に弁当をあげてしまう。

岩男たち3人はのぶに追い払われると、「ハチキンのぶ!」とからかいながら敗走。康太だけは「ハチキンのぶ!」の煽り声には参加せず、もらった弁当を大事そうに抱えながら去り際に嵩に一礼している

嵩は「きっと朝ごはんを食べてこなかったんだ」と言い、弁当を持ち去った康太をかばっている。

康太の食いしん坊ぶり③嵩の弁当が食べられないとガッカリする康太(第3回)

第3回。家を出て行った登美子を追いかけた嵩が、学校を欠席した日のこと。

嵩の欠席を知った岩男が「弁当も休みかえ」と悪態をつくと、康太はお腹をグルグルと鳴らしながら「今日は食べれんがか…」とがっかりした表情を見せている。

お金持ちの岩男とは違い、康太は家で満足にご飯を食べられないのか、いつも午前中からお腹を空かせている様子。

康太の食いしん坊ぶり④「今日もうまそうやき」と弁当に興味 いじめには参加せず(第4回)

第4回より。

のぶと嵩が昼休みに学校裏で弁当を食べていると、またしても現れたいじめっ子4人組。「これはこれは、仲のよろしいこと」と二人の関係をからかう岩男に対し、康太は「今日もうまそうやき」と相変わらず弁当にしか興味がない様子。

岩男たち他の3人が「嵩、弱虫、都会の子♪」と手拍子で嵩をからかう中、弁当にしか興味がない康太は下を向いていじめには参加せず。他の3人が「ハチキンのぶは、走っていねー♪」とからかい続けると、康太はようやく同調して小さな手拍子を見せている(乗り気ではない様子で、声は出さず)。

康太の食いしん坊ぶり⑤「ほんまにあんぱんがタダで食えるがですか? 」(第12回)

成長して大人になった康太も、相変わらず食いしん坊のまま。

第12回では、パン食い競争に参加するために会場に呼ばれた康太が「伊達先生、ほんまにあんぱんがタダで食えるがですか?」とレース前に確認する様子が描かれている。

岩男が周囲への自己顕示欲や蘭子への恋心を見せる中、康太は相変わらず食べ物にしか興味がない。

康太の食いしん坊ぶり⑥「軍隊は天国や。ライスカレーはうまいにゃ」(第51回)

第51回より。嵩とともに小倉連隊に入営し、初年兵としての厳しい日々が始まった康太。

古参兵からの理不尽な暴力により食欲をなくしてしまっている嵩に対し、康太は夕食で出されたライスカレーをモリモリと食べると、「軍隊は天国や。ライスカレーはうまいにゃ」と能天気な発言を見せている。

入隊前によほど食うものに困っていたのか、康太の食欲はとどまるところを知らない。

【今後のネタバレ】康太の食欲が思わぬ事件に?

ここからは今後のネタバレを含みますのでご注意ください。

嵩や康太が所属している小倉連隊は、やがて出動命令により中国・福建省の奥地に向かうことになります。なれない大陸での生活の中で食いしん坊の康太が一番困るのが、満足に食事にありつけないことでしょう。

戦況が厳しくなり駐屯地への補給路が絶たれ、いよいよ食事が乾パンのみになっていくと、食いしん坊の康太の不満も大きく膨らんでいきそうです。

ついに食料が底をついた日本軍の駐屯地。空腹により正気を失った康太(櫻井健人)は、突然民家に向かって駆け出すと現地の老婆に小銃を向けてしまい…。

第1週から繰り返し描かれてきた康太の食いしん坊っぷり。恐らく康太は幼少期からろくに美味しいものを食べることが出来ずに育ってきたのでしょう。時を経た中国の地で、幼少期から描かれてきた伏線が回収されそうです。

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