朝ドラ「あんぱん」第11週、12週はヒロイン・のぶ(今田美桜)不在週?戦争に苦しむ嵩がメインに

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NHK連続テレビ小説「あんぱん」第11週(2025年6月9日〜)からは、九州の小倉連隊に入隊した嵩の軍隊での日々が描かれていきます。

この第11週から第12週にかけては嵩の軍隊生活が物語のメインとなり、ヒロイン役を務める今田美桜の出番は少なそうです。前作「おむすび」でヒロインの橋本環奈がほぼ出演しない「スピンオフ週」があったように、「あんぱん」でも今田美桜のちょっとしたお休み週になるかもしれません。

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第11〜12週は嵩の軍隊生活がメイン のぶは一旦お休みか

「あんぱん」第11週と第12週では、嵩(北村匠海)が九州の小倉連隊に入隊し、中国奥地に遠征する様子などが描かれていきます。

事前に公表されているあらすじを読む限り、この2週間に関してはヒロイン・のぶ(今田美桜)の出番は少なそうです。第11週と第12週で描かれる主な内容は以下の通り。

【第11週】
・嵩、小倉連隊に入隊 理不尽な暴力を振るう先輩兵士やインテリ上等兵・八木と出会う 
・小倉連隊で辛島健太郎と再会
・嵩、幹部候補試験を受けて出世
・千尋が海軍予備生学生に志願 外洋への危険な任務を前に嵩に挨拶に来る
・小倉連隊に中国への出動命令が出る

【第12週】
・嵩、宣撫班に配属され中国の現地人と交流を深める
・嵩、食糧不足が限界に達して倒れ、三途の川を渡りかける
・のぶ、肺病にかかった次郎のお見舞いのために広島へ
・高知大空襲、敗戦 のぶと嵩が再会

第12週の後半になるとのぶの出番が増えていきそうですが、それまでは実質的に嵩が主人公となり、物語が動いていきそうです。
※「あんぱん」は今田美桜がヒロインですが、北村匠海ももう一人の主演という扱い(W主演)になっています。

ヒロインの働き方改革?過去作に登場したスピンオフ週

近年の朝ドラは「働き方改革」の一環もあり、主演俳優の撮影日程に余裕をもたせるかのような配慮が見られます。ヒロインが出ずっぱりにならないように、少し出番が減る週があったりしますよね。

2020年放送の「スカーレット」では、残り5週という大詰めの展開で「スペシャル・サニーデイ」(第21週)なるスピンオフ週が登場。この週ではヒロイン役を務めていた戸田恵梨香がほとんど登場せず、ヒロインの幼なじみである大野信作(林遣都)とヒロイン妹の百合子(福田麻由子)夫妻によるサイドストーリーが放送されています。

また、同年放送の「エール」でも物語中盤の第12週にスピンオフ週が登場。ヒロイン・音(二階堂ふみ)の亡き父・安隆(光石研)がお化け姿で出現して家族周辺を徘徊するストーリーや、主人公たち行きつけの喫茶店夫婦(野間口徹、仲里依紗)のサイドストーリー、ヒロイン憧れの歌手・双浦環(柴咲コウ)の若き日の恋物語などが描かれる「空白の一週間」が登場しています。

記憶に新しいところでは2025年放送の「おむすび」でも、ヒロインの橋本環奈がほぼ登場しないスピンオフ週がありました(ヒロインの結は大阪で育児と資格試験勉強中という設定)。物語の中盤、第16週で姉役の仲里依紗を中心とした物語「笑え、ギャルズ」、第17週では東日本大震災後の神戸の物語「Restart」というそれぞれ本編から離れたサイドストーリーが放送されています。

これらのスピンオフ週は前触れもなく突然放送されることや、物語の本筋の進行がストップしてしまうこともあり、視聴者から不評や批判の声が多いようです。

特に「おむすび」では作品自体の評価が芳しく無く、放送期間中に流れた橋本環奈のパワハラ報道、橋本環奈が他作品と掛け持ちで朝ドラ撮影をこなしていたのでは?という疑問なども相まり、スピンオフ週に対して批判の声が多く集まっていました。

のぶと嵩の運命が交わる直前 重い意味を持つ戦争描写の週

「あんぱん」第11週から第12週にかけての物語は、本筋から逸脱した過去作のスピンオフ週とは性質が異なり、もう一人の主人公・嵩のその後の人生を左右する軍隊時代の苦闘が描かれていきます。

後に生涯のパートナーになるであろうのぶと嵩にとって、互いに別の場所でまったく異なる生活を送ることになる戦時中の時間は、大きな意味を持つことになります。

戦後にもう一度交わるであろう二人の運命の赤い糸。その前段階として、嵩が主人公となり戦争に苦しみ抜く第11週と第12週のストーリーは、極めて重要なものになっていきそうです。

▼寛(竹野内豊)は第34回放送において、嵩と決別してしまい涙を流すのぶに対し「今は平行線に思えても、いつか2人の道が交わる日がくるかもしれん。」と語っています。

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