NHK夜ドラ「あおぞらビール」に登場する女子大学生・三条弥生についてまとめます。
三条弥生役を演じているのは、子役時代からNHK朝ドラや大河ドラマなどに多数出演した経験を持つ注目の俳優・豊嶋花です。
女子大生・三条弥生
夜ドラ「あおぞらビール」は、森沢明夫氏による青春野遊びエッセイ「あおぞらビール」と「ゆうぞらビール」が原作です。
若き日の森沢氏が繰り広げた自由で優雅なアウトドア体験をもとにした両エッセイから、ユニークな登場人物やエピソードを引用しつつ、オリジナルキャラクターなどを追加した青春アウトドアドラマとなっています。
主人公の森川行男（窪塚愛流）は自称“Ｆラン大学”文学部の4年生で、大のアウトドア好き。
就活に苦戦している同級生の八木拓馬（藤岡真威人）、アルバイト先の友人・松宮一朗太（南出凌嘉）を誘って始まった3人の奔放なアウトドアライフに紅一点の女子大生・三条弥生（豊嶋花）が加わると、大学生4人によるアウトドア活動は思わぬ青春模様を見せていきそうです。
三条弥生は、森川行男と同じ文学部に通う大学4年生。大学の授業を全出席する真面目な眼鏡女子で、すでに大学院への特待生待遇での推薦が決まっているというしっかり者です。
弥生は以前から興味を持っていたキャンプを始めようと思っていた矢先に、森川たち男子3人が行うというキャンプ話を聞き「一緒に行きたい」と思いますが、男子グループに入りたいとはなかなか言い出せません。そんなモジモジとした弥生の態度が森川への好意だと勘違いされてしまい…。
弥生は小さい頃から霊感が強く、心霊現象が起きている状態でもすぐ寝られるという特性持ち。大の読書家であり、一時期はキノコ類の本にハマったこともありキノコにもとても詳しいのだとか。
脳天気でテキトーな男子3人組のアウトドア活動に生真面目な弥生が加わったことで、グループ活動にも変化が見られそうです。
子役出身・豊嶋花 「あまちゃん」「ごちそうさん」「新幹線大爆破」などに出演
三条弥生役を演じるのは、東京都出身の18歳の俳優・豊嶋花（とよしま・はな）です。
1歳の時から芸能活動を開始し、長らく子役として幅広い映像作品に出演を続けてきた豊嶋花。
2012年にはNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」に中井育代役で出演し、就学前の段階で早くも朝ドラデビューを飾っています。
続く2013年にNHK大河ドラマ「八重の桜」で山本覚馬の娘・みねの幼少期を演じると、同年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」では小泉今日子や有村架純が演じたヒロインの母・天野春子の幼少期役に抜擢。
さらに同年後期の連続テレビ小説「ごちそうさん」では、杏が演じたヒロイン・卯野め以子の幼少期役を演じるなど、早くから人気の子役としてNHKから重宝される存在になっています。
その後もNHKからの信頼は厚かったようで、NHKドラマ「鼠、江戸を疾る」「生きたい たすけたい」「美女と男子」「限界集落株式会社」「キッドナップ・ツアー（ヒロイン）」「デイジー・ラック」「どうする家康」など次々とNHKのドラマに出演。
近年は子役から大人の俳優へと変貌を始めており、ドラマ「やすらぎの刻〜道」「青のSP―学校内警察・嶋田隆平―」「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」をはじめ話題の民放ドラマにも多数出演をしています。
近年で特に話題となった出演作は、ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」（主人公の娘・大豆田唄役）、「ばらかもん」（主要登場人物の一人・山村美和役）、「なんで私が神説教」（いじめられる生徒・内藤彩華役）などでしょうか。
Netflixが配信し海外でも大きな反響を呼んだドラマ「新幹線大爆破」でも、物語上の超重要人物となる修学旅行生・小野寺柚月役を怪演。その演技力により注目の若手実力派俳優の一人として名前があがるようになっています。
幼少期からNHKからの寵愛を受け、朝ドラや大河ドラマなどへの豊富な出演経験を持つ豊嶋花。いよいよ大人の俳優として実績を積んだ先には、朝ドラヒロインへの大抜擢があるかも知れません。
