TBS系日曜劇場「DCU」第2話(1月23日放送)に、元プロ野球 東京ヤクルトスワローズの名選手・古田敦也氏が出演。名演技(?)を見せて話題になっています。
この記事では、古田敦也氏が「DCU」で演じる役柄や、これまでの俳優経験などをまとめます。
北能登の市議会議員・岡部正三
「DCU」第2話では、変死体が発見されたという日本海に面した架空の港町・北能登漁港におけるDCUチームの活躍が描かれます。
事件の被害者は、海を荒らす密漁者と戦っていたという地元漁師のリーダー。そんな経緯もあり漁師仲間たちは「犯人は密猟グループの連中に違いない」と騒ぎ立てますが、DCUチームの見立ては少し違うようです。
古田敦也氏が演じる北能登の市議会議員・岡部正三(おかべ・しょうぞう)は、地元では一目置かれている(恐れられている?)存在です。
現場となった場所には水産物の研究所を建てる計画があり、5日後にはロシアから政府高官が視察に来る予定が迫っていました。そんな事情もあり、なんとか5日以内に事件を解決すべく日本海の荒波に潜ろうとするDCUチームでしたが、そこに権力者・岡部正三が現れて…。
何やら一連のミステリーの鍵を握っていそうな岡部正三。放送後には古田敦也の迫力ある演技に「怖かった」といった声も挙がっており、意外にも俳優適正がありそう…?
意外にも俳優経験豊富?古田敦也のドラマ出演歴
プロ野球・東京ヤクルトスワローズの名捕手として活躍し、56歳となった現在は野球解説者、タレント、スポーツキャスターとして幅広く活躍を続ける古田敦也氏。Youtubeの公式チャンネル「フルタの方程式」も好評で、登録者数は30万人を超えています。
少し意外ですが、古田氏は「俳優」としても複数のドラマに出演しています。
現役選手として全盛期を迎えていた1997年のNHK連続テレビ小説「ふたりっ子」に棋士・毛利元彦役でゲスト出演したのを皮切りに、2005年には野球ドラマ「アストロ球団」(テレビ朝日系)に本人・古田敦也役で出演。続く2006年には「役者魂!」(フジテレビ系)で小学校の担任教諭・森役で出演をしています。2006年といえば、ちょうど兼任監督一年目の年ですね。
引退後の2013年に「ガリレオ 第2シーズン」にプロ野球投手のピッチングパートナー・宗田祐輔役で出演すると、2019年には「青空ふたたび」(ABCテレビ)に学校の校長先生役で出演。
2021年にも、各話にプロ野球選手が本人役で出演して話題となったドラマ「八月は夜のバッティングセンターで。」(テレビ東京系)に本人・古田敦也役で出演しています。
いずれもゲスト出演であり、本格的な俳優稼業というわけではありませんが、何事にも器用でスマートな古田敦也氏のことですから「DCU」でもキーマンとなりそうな岡部正三役を好演してくれそうです。