【ひよっこ】日比谷中央公園・噴水シーン ロケ地は神奈川県相模原市の「県立相模原公園」

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NHK連続テレビ小説「ひよっこ」5月19日(金)放送回で登場した公園、「日比谷中央公園」のロケ地として使われた神奈川県相模原市の「県立相模原公園」についてまとめます。

劇中に登場した「日比谷中央公園」は、東京都心にある「日比谷公園」がモチーフになっていると思われます。

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三男が時子を励ました公園

緊張のあまり、オーディションで大失敗をしてしまった時子(佐久間由衣)。時子の落ち込みを見たみね子(有村架純)は、三男(泉澤祐希)に手紙を出し、時子のことを励ましてくれるように頼みます。

日曜日。三人は「日比谷中央公園」(日比谷公園は存在しますが、”日比谷中央公園”は実在しない架空の公園です。)に集合し、近くの銀座で「銀ブラ」を楽しむなど、束の間の休日を満喫します。

西洋式庭園が広がり、噴水も鮮やかなこの「日比谷中央公園」のロケ地は、神奈川県相模原市にある「県立相模原公園」の噴水広場で撮影されました。

相模原公園は座間小銃射撃場跡地を中心にして昭和48年(1973年)頃から整備が進められ、平成4年(1992年)に「第9回全国都市緑化かながわフェア」の会場になったことを契機に全面的に再整備され、現在のような美しい都市公園になっています。

▼上空から見た相模原公園・噴水広場。美しい幾何学模様。

撮影に用いられた噴水広場は、フランス庭園を思わせるシンメトリックな空間構成。天へと伸びるメタセコイヤの並木に囲まれ、軸線の先にはアイストップとして「グリーンハウス」の建物が配置されており、公園のシンボル的な景観を生み出しています。

「ひよっこ」でも、時子らがいた手前の噴水から軸線の先へと気持ちよく続く奥行きのある空間がうまくカメラに収められ、落ち込みがちだった時子の気持ちが晴れやかになっていくシーンとマッチしていました。

▼この公園で、遠くから三男を見つめていたのは米屋の娘・さおり。三男が時子を励まし、その様子を米屋のさおりが遠くから見つめる…。三男とさおりの恋物語が始まりそうな名場面となっています。
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▼県立相模原公園のホームページ。(※画像をクリックするとリンク先に飛びます)

日比谷公園とも似ている?

なお、「日比谷中央公園」は、恐らく実在する「日比谷公園」がモデルになっていると思われます。

日比谷公園も、大噴水から伸びる軸線の先に花壇、広場が広々と続き、視点の先にはアイストップとして「日比谷公会堂」が配置されるという「県立相模原公園・噴水広場」と似た広々とした空間構成を持っています。日比谷公園のイメージと近い公園として、「県立相模原公園」が撮影地に選定されたのではないかと思われます。

▼こちらは日比谷公園の噴水広場。都心部だけに相模原公園ほどの雄大さはありませんが、しっかりと軸線が通った西洋的な空間構成です。

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