【いだてん第1回】撮影ロケ地まとめ 洋館、神社、東京の町並みなど

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2019年1月6日(日)に放送された大河ドラマ「いだてん」第1回放送に使用された屋外ロケ地(撮影地)をまとめます。

第一回放送では明治時代のシーンが多く、洋館が撮影地として複数登場しました。

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目次

清泉女子大学・旧島津公爵邸(東京都品川区)…フランス大使館外観

嘉納治五郎が駐日仏大使・ジェラールと面会するために訪ねたフランス大使館。内観、外観の撮影は清泉女子大学内・旧島津公爵邸で行われた。

旧島津公爵邸はイギリス人建築家ジョサイア・コンドル設計による大正期の建築で、イタリア・ルネサンス様式の洋館。現在も清泉女子大学のシンボルであり、学生たちが実際に使用している。

▼清泉女子大学のホームページ。

龍谷大学大宮学舎本館(京都市下京区)…東京高等師範学校外観

金栗四三が通い、嘉納治五郎が校長を務める東京高等師範学校(東京高師。筑波大学の前身)の外観。撮影は龍谷大学大宮学舎本館と校門の風景が使われた。同キャンパスの建築群は過去にもたびたび映画やドラマの撮影地となっている(リンク先にロケ実績が掲載されています)。

大宮学舎本館は1879年(明治12年)竣工で、同キャンパスのシンボル的な建築物。国の重要文化財にも指定されている。京都駅からもほど近く、興正寺、本願寺に敷地を接する。

六華苑 ・旧諸戸清六邸(三重県桑名市)=千駄ヶ谷・三島弥太郎邸

三島邸の前庭で開催されていたパーティーに野球をプレーしていた「天狗倶楽部」が乱入し、「TNG ! TNG !」と乱痴気騒ぎを繰り広げたシーン。撮影は三重県桑名市の六華苑 ・旧諸戸清六邸で行われた。

六華苑 ・旧諸戸清六邸は、二代目諸戸清六の邸宅として大正2年(1913年)に完成。英国人建築家ジョサイア・コンドル設計による4層の塔屋をもつ木造2階建ての洋館で、塔屋の鮮やかなスカイブルーと、眼前に広がる美しい芝生が印象的。国の重要文化財に指定されている。

諏方神社(東京都荒川区) =少年たちが銃剣の練習をしていた神社

少年たちが銃剣の練習をしていた神社。嘉納治五郎を人力車に乗せた清さんは、少年たちを見て「立派な兵隊さんになって、お国のために戦ってほしい!」と喜ぶが、嘉納は複雑な表情で黙ったまま。

嘉納治五郎の教育に対する思想が見えたこのシーン。撮影は東京都荒川区西日暮里の諏方神社(すわじんじゃ)で行われた。歴史ある谷中、日暮里地区の鎮守で、「おすわさま」として親しまれている。創建は元久2年(1202年)とされる。

▼「江戸近郊の農村」らしい風情を今に伝える諏方神社の境内。台地の縁にあり、いかにもタモリが好きそうな神社。

ワープステーション江戸(茨城県つくばみらい市)…明治時代の東京の町並み

路面電車が走り、懐かしい木造建築の商店街が広がる明治の東京の風景。これらのシーンは、つくばみらい市にある(株)NHKエンタープライズが運営する撮影施設・ワープステーション江戸で撮影された。

これまで時代劇の撮影が頻繁に行われてきたワープステーション江戸で、このたび新しく「近現代エリア(大正・昭和セット)」が完成し、「いだてん」の撮影も同エリアで行われた。

1月26日(土)からはこの近現代エリアが一般公開され、同日のオープニングイベントには「いだてん」主演の阿部サダヲが登場するとのこと。

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