NHKドラマ10「育休刑事」第1話の簡単なあらすじ 物語の設定まとめ

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2023年4月18日(火)に放送されるNHKドラマ10「育休刑事」第1話の簡単なあらすじと、ドラマを見るにあたって抑えておきたい基本設定などをまとめます。

ドラマ「育休刑事」は似鳥鶏氏の人気小説「育休刑事」が原作。ドラマもおおむね小説のストーリーにそって進行していきそうです。

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目次

「育休刑事」 物語の基本設定は?

「育休刑事」は、埼川(さいがわ)県警本部・捜査一課に所属する巡査部長・秋月春風(あきづき・はると)が主人公です。

金子大地が演じる秋月春風は、妻の沙樹(北乃きい)との間に長男の蓮くんが生まれたばかり。沙樹はバリバリのキャリアウーマンで産後すぐに職場に復帰しており、育児休業中の春風が家の諸々の仕事を担っています。

春風は育児に家事に忙しい日々を送っていますが、そんな春風を振り回していくのが、春風の姉・吉野涼子(前田敦子)です。

某大学で法医学者として働いている涼子は、五感に優れ頭脳明晰ながらも頭のネジが飛んでいる変人で、事件の匂いが大好き。なぜか凶悪な事件を引き寄せては法医学者として事件捜査に首を突っ込んでくるという、生まれながらのトラブルメーカーでもあります。

そんな涼子と沙樹は高校時代の同級生で、今でも唯一無二の親友です。涼子は産後の沙樹のことをいつも気遣っており、実弟である春風の扱いは少々雑。涼子は春風を気ままに呼び出しては振り回した挙げ句、厄介な事件を呼び込み、春風を巻き込んでいきます。

また、春風の上司である石蕗聡(鶴見辰吾)や同僚の大月ひまり(武田玲奈)浅沼翔(きづき)らも、育休などお構いなしに春風に事件捜査への協力を要請。春風は周囲に巻き込まれるままに、蓮くんを抱えた「育休刑事」として難事件の解決に挑んでいきます。

緊迫の事件現場でも悠然と泣きわめく蓮くん。そんな愛しい蓮くんを育てていく中で得た経験が、刑事・春風に新しい気付きを与えていき…。

▼「育休刑事」は似鳥鶏氏の同名ミステリ小説(角川文庫)が原作。Amazon・Kindle版では最初の数十ページが無料サンプルとして読み放題です。物語の雰囲気や設定などがわかるのでオススメです。

著:似鳥 鶏
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第1話あらすじ 質屋強盗に遭遇

ある日、育休中の若手刑事・春風は法医学者の姉・涼子に呼び出され、生まれて4ヶ月の息子・を抱えて涼子との待ち合わせ場所に向かいます。

春風たちは涼子の気まぐれにより「石森質店」に立ち寄ることになると、そこで店に乱入してきた赤い覆面の強盗犯と鉢合わせに。客として店内にいた中年女性(竹原芳子)店主の石森(片岡鶴太郎)らとともに店内に閉じ込められ、人質になってしまいます。

人質になったのは、春風、蓮、涼子、客の女性、店主の5人。ここで刑事である春風は冷静に犯人を観察し、手に持っている銃がモデルガンである可能性が高いと判断すると、赤い覆面男が店主を連れて金庫があるバックヤードに消えた隙に110番通報

春風は店内の状況を冷静に警察に伝え、警察の出動を要請した上で通報を終えようとします。

ところが…。

赤男と店主が向かったバックヤードの方向から「パン!」という破裂音と怒声が聞こえると、今度は拳銃を手にした紫の覆面男が春風たちがいる部屋へと入ってくるのです。

「最悪だ、犯人は(裏に)もう一人いた…」

紫男が手に持っている拳銃は明らかに本物である上、紫男は赤男よりも明らかに粗暴で、強盗にも手慣れているようです。

絶体絶命の緊迫感が店内に漂う中、そんな空気をすべてぶちこわすように、蓮が「あえええええええええええ!」と豪快に泣き出して…。

ドラマの見どころ

第1話では、トラブルメーカーの姉・涼子が引き寄せる事件に春風と蓮が巻き込まれるという、今後定番となる流れが描かれます。

春風は蓮を育てる中でさまざまな新しい知見を得て、それが難事件解決の大きな力になっていきます。劇中では「育児あるある」がたびたび登場し、育児をする大変さと喜びがリアルに描かれていきそうです。

特に注目したいのが、ドラマの進展(全10話)とともに赤ちゃんだった蓮が少しずつ成長を見せていくという仕掛けでしょう。第1話では0歳の子役・名和咲陽ちゃんが蓮役を担当。蓮の成長とともに、複数の子役にバトンタッチされていくそうです。

赤ちゃんの成長とともに子育てのステージも少しずつ変化していき、それにあわせて春風・沙樹夫婦の生活状況も変わっていきます。そうした子育ての細かい変化もストーリーの中に上手く組み込まれ、それが事件解決の伏線にもなっていく…。そんな良質なライトミステリーが展開されそうです。

そして、エキセントリックな姉役を演じる前田敦子と、若手の注目株である主演・金子大地の演技も楽しみ。金子大地は「鎌倉殿の13人」で悲しい二代将軍・源頼家を見事に演じており、人気も急上昇中です。

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