TBS系ドラマ陸王の第1話で描かれた「豊橋国際マラソン」の優勝者、サイラス・ジュイについてまとめます。
サイラス・ジュイは日本を拠点に活躍する実在の長距離ランナーです。
架空の大会・豊橋国際マラソン
愛知県豊橋市の協力を受けて盛大に撮影ロケが行われた、「第62回 豊橋国際マラソン選手権大会」(※ドラマ上の架空の大会です)。
三日間で一万人が集まったというエキストラの熱気と相まって、本物の大会かと思うようなレース風景がドラマ上で展開されました。
優勝者はケニアのサイラス・ジュイ 優勝タイムは
レースは40kmを過ぎるとダイワ食品の茂木裕人(竹内涼真)、アジア工業の毛塚直之(佐野岳)、そしてケニア出身の黒人ランナー、サイラス・ジュイの三つ巴となりました。
ゴールを目前にして茂木裕人がスパートをかけて抜け出しますが、「ヒール着地走法」が響いたのかアトランティス社のシューズ「RⅡ(アールツー)」が負担となったのか、茂木は足を故障して転倒。
結局、二位に付けていたケニアのサイラス・ジュイが逆転で優勝(二連覇)し、毛塚直之は5秒ほど遅れた二位でフィニッシュ。茂木は無念の途中棄権となりました。
サイラス・ジュイの優勝タイムは、画面上の時計で2時間8分44秒くらいでした。念を押しますが、これはあくまでドラマ上のフィクションのタイムです。
実在のケニア人ランナー サイラス・ジュイ
このサイラス・ジュイ(Cyrus Gichobi Njui)は、日本を拠点に活動する実在のケニア人長距離ランナー。「陸王」の画面上で紹介されたプロフィールも、「豊橋国際マラソン」のくだり以外は本当のプロフィールです。
レース中に紹介されたサイラス・ジュイのプロフィールは以下の通り。
ゼッケン05 サイラス・ジュイ(ケニア) セブスポーツ
身長171cm 体重52kg 30歳 流通経済大出身
’16豊橋国際マラソン優勝 ’16北海道マラソン2位
札幌国際ハーフマラソンでは3度の優勝
東西大学出身・ダイワ食品所属の茂木、明成大学出身・アジア工業の毛塚とも、ドラマ上の架空のプロフィール(というよりドラマ上の架空の人物)が創作されていましたが、優勝したサイラス・ジュイだけは流通経済大出身、セブスポーツ所属、札幌国際ハーフマラソンで3度の優勝など、本人の実際のプロフィールが明記されていたのです。
ちなみに、サイラス・ジュイのマラソンの自己最高記録は2011年の「東京マラソン」で叩き出した2時間9分10秒。なんと、「豊橋国際マラソン(フィクション)」で出した2時間8分44秒という記録は自己新記録ということになってしまいます笑。
▼こちらは、TBS「オールスター感謝祭」の赤坂5丁目ミニマラソンに出場した和田正人とイギリスの英雄モハメッド・ファラー。金メダリスト・ファラー相手に大健闘した和田正人は、日大時代に箱根駅伝に出場。俳優たちの本気がドラマのクオリティを上げていきます。
和田正人が「陸王」で演じるランナー・平瀬孝夫は、物語後半に見せ場がやって来ます。
#オールスター感謝祭 応援頂きありがとうございました!!残念ながらラストで負けましたが、その相手がファラー選手で心から光栄でした。一生の思い出!!でもやはり悔しい。この悔しさを #陸王 にぶつけます!!ドラマ是非とも観てください!! #モハメドファラー #陸王応援お願いします pic.twitter.com/bUT6EPurZf
— 和田正人 (@daaaaaawaaaaaa) 2017年10月7日
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