TBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」に登場している主な競走馬をまとめます。※ドラマに登場する馬・馬名はすべてフィクションです。
また、ドラマの撮影に協力している馬の馬名もクレジットされていますので、そちらもまとめておきます。
山王耕造社長の所有馬
人材派遣会社・ロイヤルヒューマン社の山王耕造社長が所有する馬たち。ロイヤルヒューマン社は競馬事業部を持ち、馬名に「ロイヤル」の名を冠して広告宣伝に活用している。
ロイヤルファイト（牡）
2008年に山王社長が林田牧場で買い付けた鹿毛の牡馬。ロイヤルイザーニャとともに2頭で3,000万円で庭先購入（セリではなく直接買い付け）をしている。
2008年2月21日出生で、母はエンジェルレイナ、父はダークシャドウズ、母の父はボビーバウンズ。原作小説によれば、父のダークシャドウズは種付け料120万と比較的安め。
山王社長はいまだ未勝利のロイヤルファイトにヤキモキしており、田所調教師と出走スケジュールについて言い争いが絶えない。
第1話、新潟競馬の3歳未勝利戦では武豊騎乗のウイングドイル（椎名所有）と最後まで競い合い、惜しくも2着で敗れている。
※原作小説では、ロイヤルファイトは白毛の馬として登場。林田ファームからロイヤルイザーニャとともに3,000万円で山王社長に買い取られたロイヤルファイトでしたが、結局「未勝利クラス」を勝ち抜くことが出来ず。
ロイヤルイザーニャ（牝）
2008年に山王社長が林田牧場でロイヤルファイトとともに3,000万円で買い付けた芦毛の牝馬。母はイザーニャ。左足が曲がっており歩き方にクセが有り、購入時はその弱々しさから競走馬としては期待薄とされていた。
林田牧場長（尾美としのり）の亡き息子が命名し世話した母馬・イザーニャの最後の子であり、山王社長は林田牧場長の息子への想いを汲んでこの馬を購入。イザーニャの血統を残していくことを約束している。
「イザーニャ」の名はスペインの地名から取ったとのこと。スペイン・カナリア諸島の地名「Izaña」あたりがモデル？
田所調教師のもとでは、ずっとダートのスプリント戦ばかりを走って負け続きだったロイヤルイザーニャ。第2話では、新たに預けた広中調教師がロイヤルイザーニャの先祖に「マイティプラット」という芝の2000ｍにめっぽう強い馬がいたことを発見。中山競馬場・3歳未勝利戦（芝2000m）に出走させ、オーンレジス（椎名所有）を振り切って初勝利を収めている。
※原作小説でも、ドラマ同様に林田牧場長の亡き息子が育てた母馬・イザーニャの子としてロイヤルイザーニャが登場。左足が曲がり弱々しい走りに見えたロイヤルイザーニャでしたが、山王社長の所有馬となると「未勝利クラス」「五百万下」「一〇〇〇万下」を3年かけて勝ち上がっています。
ロイヤルハピネス（牝）
山王社長が所有している11頭の馬のうちのひとつ。ロイヤルヒューマン社の社長室には、「10 ロイヤルハピネス」と書かれたゼッケンが額縁に入れられて大事に飾られている。現役生活を終え、現在は繁殖牝馬となりノザキファームで暮らしている。
原作小説によれば、山王社長の愛人である中条美紀子が社長のために見立てた牝馬。父はドライブキャット、母はエクソダス。山王社長にとって重賞（GⅢ・中山牝馬ステークス）初制覇となった記念すべき一頭。
物語後半では、ロイヤルホープとの子供であるロイヤルファミリーを産む。ロイヤルファミリーは中条耕一に継承されていく。
ロイヤルホープ（牡）
第3話から登場。ノザキファームの生産馬。額に雷模様の白斑がある牡馬。父はアメリカの種馬・フェイズアンビータブル（ファイナルダンサー系）、母はカツノミラクル（ノザキファーム生産）。
加奈子の父・剛史が勝つためにアメリカで種付けを行った子で、馬主の勝つ覚悟を問うために剛史は1億円という値段をつけて買い主を探していた。
日高の馬で勝ちたいという夢が一致したことから、山王社長がこの馬を購入。繊細で気性は荒いが脅威の末脚を持つ馬で、新馬戦で圧勝すると大きな躍進を遂げていく。
ロイヤルファミリー
耕一からの提言により、父・ロイヤルホープと母・ロイヤルハピネスとの間に生まれた牡馬。気性の荒さと額の雷模様の白斑は父のホープ譲り。限定馬主となった中条耕一に引き継がれ、山王社長の夢を次世代へと繋いでいく重要な存在になっていく。
今後登場が予想される、山王一族所有の馬
原作小説を参考にすれば、今後以下のような馬が登場するかも知れません。
・「ロイヤルリブラン」「ロイヤルレイン」…ロイヤルファミリーと同時期に、ロイヤルホープの種付けをされた牝馬の子たち。新馬戦でともに圧倒的勝利を飾る。※ドラマ版では山王社長の死亡時にこれらの馬は登場せず。
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椎名善弘社長の所有馬
山王社長の馬主としてのライバルである株式会社ソリューCEO・椎名善弘（沢村一樹）が所有する馬たち。
エイミーズチャンプの2010
第1話、北陵ファームのセリ会場で椎名が競り落とした馬、エイミーズチャンプの2010。椎名は山王社長と競い合い、2億9000万円でこの馬を競り落としている。
野崎加奈子が読んでいたネット記事によれば、「エイミーズチャンプの2010」は父母ともにG1レースを制覇している血統。
ウイングドイル
第1話、新潟競馬場の第7レース（3歳未勝利戦・芝）に出走した椎名氏所有の馬。武豊騎手が騎乗し、ロイヤルファイトと並んでゴールイン。写真判定の結果、初勝利を収めている。
オーンレジス
第2話、中山競馬場の第4レース（3歳未勝利戦・2000m芝）に1番人気で出走。ロイヤルイザーニャと対決し強烈な末脚を見せたが、わずかに敗れている。
ブラックフラッシュの2011
第3話で登場。北陵ファームのセリ会場で、山王社長と椎名氏が競い合った青鹿毛の牡馬。父はディスクアイ。山王社長は有馬記念を取るために是が非でもこの期待の馬を競り落としたかったが、最終的に椎名氏が3億2000万円で競り落としている。
ヴァルシャーレ
第4話から登場。ロイヤルホープのデビュー戦となった東京競馬場「メイクデビュー東京2歳新馬」に出走した椎名氏所有の馬で、北陵ファーム生産。佐木隆二郎と因縁を持つ騎手・松井亮介が騎乗し一番人気を集めたが、ロイヤルホープに完敗。
第5話では、ロイヤルホープと激闘を演じて日本ダービーを制覇。このレースの騎手役として、現役人気ジョッキーの北村友一がサプライズ出演している。
原作小説ではロイヤルホープの強烈なライバルとして君臨し、幾度となく死闘を演じていている。
イマジンドラゴン
ヴァルシャーレとともにロイヤルホープの前に立ちはだかっていく馬。日本ダービーなど数々のG1レースを制覇し、原作では「皇帝」と呼ばれるまでの名馬になる。
ディップバビロン
新馬戦で1番人気馬としてロイヤルファミリーと戦う、椎名所有の馬。
ポチップ
今後登場が予想される、椎名一族所有の馬
原作小説を参考にすれば、山王社長のライバルである椎名氏の所有馬として以下の馬が登場する可能性があります。
・「ソーパーフェクト」…原作の後半で登場。ロイヤルホープ産駒で、椎名の息子・展之が北陵ファームのセリで競り落とした安価な馬。佐木隆二郎が騎乗して圧倒的な強さを見せ、ロイヤルファミリーの強烈なライバルになっていく。
・「レインボーキャンプ」…原作の後半で登場。椎名所有の馬。ジャパンカップでロイヤルファミリーと対決する馬。イマジンドラゴン産駒。過去に有馬記念を制した実績を持つ。
・「ビッグホープ」……原作の後半で登場。椎名所有の馬。ロイヤルホープ産駒。ロイヤルファミリーが大勝負を賭ける有馬記念で、佐木隆二郎が騎乗して出走。人気薄ながらまさかの走りを見せる。
撮影に協力した出演馬（各話のクレジットより）
ドラマのエンディングクレジットでは、各話に出演（撮影協力）した馬の名前も記されていきます。メモ代わりに書き出しておきます。
（第1話・出演馬）ウインガナドル、エテレインミノル、エンドゲーム、スティーマーレーン、ウィズワンアセント、ライブリハナメ、ベルウッドデナリ、ガーランドワルツ、コスモストレンジ、シゲルヤマアラシ、トモジャプリマ、ファウスト、ナムラジュノー2025、アドマイヤテンプウ2024、オースミムーン、マイネルファンロン、エムオールビー2024、マイネルホウオウ、ミニクイアヒルノコ2025、オスタークラング2024
（第2話・出演馬）サンカルパ、オーソレミオ、スマートオリーブ、ゴールドエクリプス、カランセ、ホノノディーヴァ、タガノフィナーレ、トーホウダブリン、パンケーキ、ナカムラジュノー2025、アドマイヤテンプウ2024、シトパレード、ミニクイアヒルノコ2025、クロゴウ、オスタークラング2024、サトノレギオン
（第3話・出演馬）シーチェンジ2025、フロジストン、ケンタッキーミント、シンボリルドルフ、トウカイテイオー、テイエムオペラオー、マツリダゴッホ
（第4話・出演馬）ライトクオンタム、アンリーロード、ラブリーハーツ、キャルキューレ、クラシカルビジュー、アドマイヤサジー、シエルリーナ、コウテツレディー、ヴォードヴィル、イスティント、ブリーゼ、シーチェンジ2025、シーチェンジ2024、ワンダーヴィーヴル、マイネルホウオウ
（第5話・出演馬）シャフリヤール、エフフォーリア、ステラヴェローチェ、グレートマジシャン、サトノレイナス、タイトルホルダー、ヨーホーレイク、グラティアス、バジオウ、ワンダフルタウン、レッドジェネシス、ラーゴム、タイムトゥヘヴン、ヴィクティファルス、バスラットレオン、ディープモンスター、アドマイヤハダル、ワンダーヴィーヴル、フロジストン、ベアキングダム、マイネルホウオウ、リアンヴェリテ、ディーイストワール、スズカワールド
（第6話・出演馬）ビジン、ホウオウエクレール、ヒシゲッコウ、ホウオウリアリティ、セブンデイズ、マイネルコロンブス、タイムオブフライト、ジャンカズマ、サザンナイツ、コーストライン、アスティ、ホウオウエーデル、シルキーヴォイス、ラブパイロー、ワンダーヴィーヴル、ベアキングダム、マイネルホウオウ、ディーイストワール、セラドングリーン、シンボリルドルフ、ミホシンザン、ニシノライデン、スダホーク、トウカイテイオー、ビワハヤヒデ
（第7話・出演馬）シュタールヴィント、ロゼル、ピンキープロミス、シルバーニース、トーセンカタリーナ、ホウオウバーデン、ネッロランパンテ、エイチエヌバンピー、クレアチョウサン、サウスシーパール、トゥルーキーノ、フォークアート2025、デルマドワーフ、ダテノイグナイト、ベアキングダム、ブレイヴソルジャー、ミルトクリーガー
※過去のレースの回想シーン、写真などでシンボリルドルフ、トウカイテイオー、テイエムオペラオーなどの名馬も登場しています。
