2015年に放送され、2022年5月14日(土)にも再び放送されたNHK「ドキュメント72時間〜沖縄 追憶のアメリカン・ドライブイン」。
撮影場所となった沖縄県恩納村の「シーサイド・ドライブイン」についてまとめます。
アメリカ文化を感じる海辺のドライブイン
2015年に初回放送された「ドキュメント72時間〜沖縄 追憶のアメリカン・ドライブイン」。沖縄ならではの空気感が感じられて好評だったようで、2022年5月14日(土)午前9:00から再び放送されます。
「沖縄 追憶のアメリカン・ドライブイン」の回の内容は以下の通り。いかにも沖縄らしい海辺のドライブインの様子が72時間にわたり取材され、とても興味深い内容となっています。
ジュークボックスから流れるオールディーズ。おばあがステーキを頬張り、米兵がフライライスをかきこむ。沖縄本島を縦に貫く国道58号線沿いにあるドライブイン。占領時代に米兵相手に始まった店では、今も60年代アメリカの懐かしい風景が繰り広げられる。ベトナム戦争時に台湾から渡ってきた人や、恋人を追いかけアメリカへ渡った女性。時代のうねりとともに生きてきた沖縄の人々のソウルフードとは?
語り:鈴木杏
恩納村「シーサイド ドライブイン」で撮影
撮影が行われたのは、沖縄本島の中部、国頭郡恩納村の海沿いにあるレストラン「シーサイド ドライブイン」です。抜群のロケーションとレトロアメリカの空気を感じるお店として、地元の人のみならず観光客にも人気となっています。
まだ沖縄がアメリカの統治下にあった1967年、沖縄で初めてのドライブインとして開業した「シーサイド ドライブイン」。冷蔵庫の製造業者として米軍基地に出入りしていた創業者が、基地内のレストランの雰囲気を気に入り、当時のアメリカ文化にたっぷりと影響を受けて開業させたレストランです。
古き良きアメリカ映画に出てきそうなレトロな外観と、海(サンセット)を一望する素晴らしいロケーションが人気です。
夜の シーサイドドライブイン(1967年創業 沖縄初のドライブイン) pic.twitter.com/87NovMOMVG
— 琉球 太郎 (@kageryu3421) May 11, 2022
恩納村でランチはシーサイドドライブインだね。 pic.twitter.com/HubP4h9nkP
— 夜明けのサンゴ (@sanngoTV) October 26, 2021
メニューは実に多彩で、看板メニューのスープをはじめステーキ、各種洋食、和食、中華料理、ハンバーガー、サンドイッチ、アイスまで何でもそろいます。
創業以来、すべてのメニューをテイクアウト出来るのも特徴であり、地元の若者がドライブの途中に立ち寄り、仲間たちとわいわい食べるというのが定番となっています。