NHK連続テレビ小説「おむすび」で主人公・米田結が利用する最寄り駅のロケ地「一貴山駅」についてまとめます。
また、糸島在住の結はギャル軍団「ハギャレン」と交流する中で頻繁に福岡市の中心繁華街「天神」「中洲」などに足を運ぶことになりますので、一貴山駅と福岡市中心部との距離感などもまとめておきます。
結の最寄り駅「一貴山駅」 父・聖人が軽トラで待ち構える
▼JR筑肥線・一貴山駅(いきさんえき)の駅舎。この駅前通りで聖人が結を待ち伏せしたり、ハギャレンメンバーと交流が生まれたり、四ツ木翔也の母ちゃんと出くわしたりと、さまざまな出来事が発生していきます。
主人公一家である米田家は、福岡県最西部にある糸島郡(現在は糸島市)の郊外で農業を営んでいます。
結は通学先である糸島東高校(恐らく糸島の中心商店街があるJR筑肥線・筑前前原駅近くにあるという設定)に自転車で通っていますが、たびたび福岡市中心繁華街(天神、中洲)に用事があるため、最寄り駅である一貴山駅を利用しています。
心配性の父・聖人(北村有起哉)は、結の帰りが遅くなるたびに軽トラックで一貴山駅前で待ち伏せをし、結に嫌がられてしまいます。
この最寄り駅・一貴山駅はJR筑肥線に実在する駅であり、実際の駅を利用してロケが行われています。あらすじを読む限り、一貴山駅という名前も実名で登場しそうです。
▼糸島の中心地・筑前前原駅と一貴山駅との位置関係はこんな感じ。一貴山駅は筑前前原駅から西に3駅目で、直線距離にして4kmほど。結は毎朝4km前後の距離を自転車で通学していると考えられます。
一貴山駅と博多駅(福岡市中心市街地)との距離、所要時間、運賃は?
ハギャレン(博多ギャル連合)のメンバーの主な活動地(ゲームセンター、パラパラを練習する公園など)が福岡市の中心繁華街である博多駅、天神、中洲周辺であることなどから、結はたびたび一貴山駅から電車に乗って福岡(JR博多駅)に足を運びます。
参考までに、福岡県の中でも西側にある一貴山駅から博多駅までの所要時間、距離などをまとめておきます。
一貴山駅から博多駅までは、だいたい直線距離で25kmほどの距離。
一貴山駅から鉄道で博多駅に向かう場合、JR筑肥線(姫浜駅〜博多駅間は福岡市地下鉄空港線)でだいたい片道50分ちょっと、令和6年現在の運賃は片道680円(往復1,360円)となっています。
「おむすび」劇中では結たち糸島の人たちが気軽に博多駅周辺に向かうシーンが描かれると思いますが、実際には往復で所要2時間近く、運賃も往復1,000円以上とそれなりに負担がかかる距離です。
定期券を持っていないであろう高校生の結にとって、ハギャレンの活動のために頻繁に博多に向かうのは、ちょっと大変かもしれませんね。
▼こちらはJR一貴山駅と筑前深江駅の中間地点、糸島市二丈片山の田園風景。遠くに筑肥線の線路と踏切が見えます。ちょうどこの付近で結が自転車に乗って通学するシーンなどが撮影されています。
▼「おむすび」に登場する福岡市内のロケ地(天神中央公園、中洲清流公園、ゲームセンターなど)もまとめています。