TBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(神木隆之介主演)の主な撮影場所、ロケ地をまとめます。
この記事は、各話放送後に判明したロケ地を随時追記・更新していく予定です。
長崎編の主なロケ地
長崎・端島(ロケセット、空撮映像)…鉄平らが働く炭鉱の島・端島
▼長崎港を出た観光船から見える端島。この島影を見たいづみ(宮本信子)は、思わず船上で泣き崩れてしまう。
物語の主要な舞台となる、長崎県・端島(はしま)。長崎の沖合に浮かぶ実在の島で、周囲はおよそ1,200メートル。
かつて石炭産業で栄え、労働者家族向けに日本初の鉄筋コンクリート住宅や小中学校がつくられるなど、島全体が大きな町として発展していました。その見た目から「軍艦島」の名でも呼ばれています。
最盛期には5,000人が暮らしていた端島ですが、1974年(昭和49年)に炭鉱は閉山。現在は無人島になっており、遺構の保存の必要性などから島内での大掛かりな撮影は不可能になっています。
そこで、1955年(昭和30年)当時の端島の風景を忠実に再現した大規模なロケセットを屋外(恐らく横浜市のTBS緑山スタジオ・シティ)に建設。撮影が行われています。
なお、劇中に挿入される端島の空撮イメージ映像や、観光船「ジュピター号」に乗船した玲央(神木隆之介)やいづみ(宮本信子)が端島に接近する様子などは実際に端島周辺で撮影されているようです。
長崎新地中華街と新地橋(長崎県長崎市)…玲央といづみが訪ねた中華街
予告映像より。いづみと玲央が訪ねる、長崎市の長崎新地中華街。
予告映像では、二人が銅座川に架かる新地橋(長崎市銅座町3)を渡り、中華街・北門をくぐる様子が見られました。
中華料理屋「龍勝楼」(長崎県長崎市)…玲央といづみがちゃんぽんを食べた店
予告映像より。長崎新地中華街を訪れた玲央といづみが入店し、名物のちゃんぽんを食べた中華料理屋。
店内の風景などから、長崎新地中華街にある「龍勝楼」での撮影と思われます。
水辺の森公園(長崎県長崎市)…玲央といづみがいた港の桟橋
予告映像より。玲央といづみがいた、長崎市の桟橋。二人の背後には稲佐山らしき山が見えました。
長崎市常盤町1丁目、水辺の森公園内にある桟橋での撮影か。
東京編の主なロケ地
歌舞伎町・sachiビル(東京都新宿区)…玲央が座り込んでいた「第17金嶋ビル」
予告映像より。2018年のホスト・玲央(神木隆之介)が仕事の休憩中に気だるそうに座り込んでいた「第17金嶋ビル」の入口付近。
新宿区歌舞伎町2丁目28-15にある「sachiビル」入口付近で撮影。
千葉駅近く・みゆき通り周辺(千葉県千葉市)…玲央の店「Heaven’s Jail」の看板がある壁、いづみが歩く繁華街
予告映像より。ホストの玲央が働くホストクラブ「Heaven’s Jail」の広告看板がある歌舞伎町の繁華街。また、老女のいづみがヨタヨタと歩く明け方の歌舞伎町の繁華街。
千葉県千葉市中央区富士見1丁目、JR千葉駅にも近い繁華街「みゆき通り」周辺での撮影。
▼ホストクラブ「Heaven’s Jail」の広告看板が掲げられていたのは、みゆき通りにあるダイニングレストラン「TAM TORNADO」の壁面。予告映像では、この付近で泥酔して寝転んでいた玲央にいづみが「人生、変えたくないか?」と声を掛けるシーンも。
▼早朝にいづみが歩いていたのは、同じみゆき通りの居酒屋「うおはな」付近。