NHK連続テレビ小説「ばけばけ」第13回では、ついにトキが雨清水傳とタエの実の娘であることが確定しています。
これにより、松野トキの出生名が「雨清水トキ(ウシミズ・トキ)」であることが確定。ネット上では「丑三つ時(ウシミツ・ドキ)」か!と話題になっています。
「松野家の秘密」が銀二郎にバレる
「ばけばけ」第13回放送では、親戚の雨清水傳(堤真一)の看病に明け暮れてなかなか家に帰ってこないトキ(髙石あかり)に対して、母のフミ(池脇千鶴)がヤキモキする姿が描かれています。
フミ「大丈夫ですよね?行ったきり、もう(雨清水家からトキが)戻らないなんて…」
司之介「つまり…こういうことか…。(傳とトキの会話のモノマネで)おトキ、わしはもう長くない。本当のことを言おう。わしがお前の本当の父じゃ、おトキ、もうあの貧乏長屋には…帰るでないぞ。はい、松野も婿殿も捨てます!よくぞ言ったぞ、おトキ。ガハハハハ…と」
この会話を横で聞いてしまった「婿殿」の銀二郎(寛一郎)に対し、勘右衛門(小日向文世)は以下のように「松野家の秘密」を明かしています。
勘右衛門「いずれ当主になる男じゃ。よう聞け。今、話した通り、おじょ(トキ)はおタエ様が産んだ元は雨清水家の子じゃ。跡取りを得るために産まれる前から子を持たぬ我が家に来る約束での。じゃが…。おじょはなんも知らん。だけん、寝言でも言うなよ!よいな?」

トキの出生名は「雨清水トキ」
▼雨清水家の子供は「氏松、武松(早世)、トキ、三之丞」の4きょうだいだったということになりますね。※雨清水家の三男・三之丞はトキの2歳下。

この日の放送により、トキは史実同様に雨清水家で生まれてすぐに、子供が居なかった松野家に養子に出されていたことが確定しています。
現在は「松野トキ」という本名を名乗っているトキですが、もともとの出生名は「雨清水トキ」だったということになります。
「雨清水」という苗字は珍しいものかと思いますが、これはトキのモデル・小泉セツの生家である「小泉」の音感をモジッたものでしょう。
トキの出生名が明らかになったことで、ネット上では「雨清水」という苗字が「丑三つ時」にかけたダジャレネームではないか?と話題になっています。
▼トキのモデル人物・小泉セツの家系図。セツは小泉家で生まれてすぐに子供がいなかった稲垣家に養子に出されています。※その後、最初の夫・前田為二との離婚をキッカケにセツは小泉家に復縁をしています。

朝ドラ「ばけばけ」過去回の見逃し動画配信(NHKオンデマンド)は、U-NEXTやAmazonプライムビデオでも配信中。特にU-NEXTの無料トライアル利用がとてもお得!
雨清水トキ(ウシミズ・トキ)=丑三つ時(ウシミツ・ドキ) ネット上の反応は?
トキの出生名が「雨清水トキ(ウシミズ・トキ)」だったことが確定したことで、その由来が「丑三つ時(ウシミツ・ドキ)」ではないか?とひらめく人がネット上で続出しているようです。
「草木も眠る丑三つ時」などとよく言われますが、「丑三つ時」とは現代の時刻で午前2時から午前2時30分頃のこと。まさに真夜中ですね。
そして「丑三つ時」と言われて真っ先に思い浮かぶのが、怪談などでお馴染みの「丑の刻参り」(丑の刻に、神社の御神木に憎い相手に見立てた藁人形を釘で打ちつける、日本古来からの呪いの一種)でしょう。
怪談好きのトキの出生名が「丑三つ時」を思わせる「雨清水トキ」だったことが判明し、SNS上ではさまざまな反応が見られました。
「おトキさん、雨清水からの養女だったのか」
「怪談好きの主人公にぴったり過ぎる名前」
「初回の丑の刻参りはもしや伏線だった!?」
「なんで雨清水家なんておかしな名前なのかと思ったら!」
「こういう言葉遊びも楽しい」
「米田結→おむすびと同じレベルの発想w」
といった声が見られます。概ねこのダジャレネーム「雨清水トキ」に対してネット上の声は好意的であり、脚本家のふじきみつ彦氏のセンスや遊び心を称賛する意見も多く見られました。
▼次々に松野家の面倒ごとに巻き込まれている銀二郎が心配…。
