NHK夜ドラ「青の花 器の森」のロケ地、撮影場所をまとめます。
「青の花 器の森」は、陶磁器「波佐見焼」で知られる長崎県の波佐見町が物語の舞台。撮影は長崎県東彼杵郡波佐見町の焼き物の里・中尾郷(陶郷中尾山)を中心に行われています。
光容窯のモデルは?
▼原作漫画「青の花 器の森」。Amazon Kindle版では期間限定の無料購読(2026年11月8日まで)を実施中。
夜ドラ「青の花 器の森」は、小玉ユキ氏による同名マンガが原作。主人公の馬場青子(松井玲奈)たちが働く「光容窯(こうようがま)」は、長崎県東彼杵郡波佐見町の中尾郷(陶郷中尾山)にある「光春窯(こうしゅんがま)」がモデルになっています。
第1話では、窯の近くの高台にある神社(陶山神社。後述)でお昼ご飯を食べていた青子が、崖の下の窯にいる社長・朝長容子(西田尚美)から声をかけられるシーンがありました。この時、社長がいた建物は陶山神社との位置関係などからモデルである「光春窯」の建物だったと思われます。
後述するように、光容窯のシーンは中尾郷に実在する複数の窯、工房などで撮影されています。
※中尾郷は波佐見町の中心部から南東に数キロ入った山間の集落で、焼き物の里として知られます。
▼陶山神社の鳥居と崖下の「光春窯」の建物の位置関係。左に見える茶色い屋根の建物と煙突が、社長がいたと思われる場所。「光春窯」の建物の一部と思われます。
【各話共通ロケ地】青子が働く中尾郷「光容窯」…文化の陶 四季舎、工房あかり、光春窯などで撮影
青子たちが働く波佐見町・中尾郷の「光容窯(こうようがま)」。現在ロケ地として判明しているのは、以下の3ヶ所。いずれも中尾郷での撮影です。
▷【光容窯のエントランス部分、駐車場】…中尾郷の「文化の陶 四季舎」(波佐見町中尾郷660)で撮影。仕事後の青子がこの階段を降りる姿がたびたび描かれているほか、この建物の横にある駐車場に停めてある車(光容窯の社用車)で青子が町に出るシーンも。
「文化の陶 四季舎」はかつて窯元だった建物を地元の人の手により改修した交流拠点で、波佐見焼の器を用いた美味しい料理、かつての窯を転用したピザ窯で作るピザなどが食べられる。
▷【光容窯の渡り廊下、絵付け場など】…中尾郷の「工房あかり」(波佐見町井石郷419)で撮影。第2話で登場した渡り廊下の休憩場所のほか、青子が働く絵付け場やろくろ場、釉薬掛けのシーンなども工房あかりで撮影されたそうです。
▷【神社鳥居の階段下にある窯の建物】…前述したように「光容窯」のモデルになっている「光春窯」(波佐見町中尾郷627)でも、神社の鳥居の階段下にある窯の建物のシーンの撮影が行われている可能性があります。原作漫画には「光春窯」の外観がたびたび登場しています。
【各話共通ロケ地】窯の近くの神社…中尾郷・陶山神社(波佐見町)で撮影
第1話ほかで登場。青子がお昼休みにおにぎりを食べていた高台の神社、鳥居のある広場(境内)。
▷長崎県東彼杵郡波佐見町中尾郷615にある陶山神社で撮影。高台の突端にせり出すように鳥居と広場があり、眼下(鳥居の左下)には光春窯の建物が見える。
【各話共通ロケ地】陶郷中尾山のゲート、郷の入口
中尾郷から波佐見の町へ下る際に通る大きなゲート。ゲートには「陶郷 さわやか ひとめぐり 陶郷中尾山」と書かれている。
原作漫画でも中尾郷と波佐見の町をつなぐ象徴的な場所としてたびたび登場しています。
▷中尾郷の北端、集落の入口にあるゲートで撮影。
【各話共通ロケ地】真鍋龍生の家…鬼木の棚田「開田集会所」(波佐見町)で撮影
第1話で登場。若き陶芸家で「光容窯」の新人・真鍋龍生(一ノ瀬颯)が住む、棚田に囲まれた一軒家。龍生は家の中にヘビが出ると、大騒ぎをしています。
※第1話のオープニング映像では、美しい鬼木の棚田と龍生の家の空撮映像も登場。
▷長崎県東彼杵郡波佐見町鬼木郷にある「開田集会所」で撮影。中尾郷の南西に隣接するこの地区は「鬼木の棚田」として知られる観光地で、龍生の家は美しい棚田の中にあるという設定。なお、原作漫画では龍生の家は新築ピカピカのアパートとして登場してます。
【各話】その他、中尾郷のロケ地・イメージカット
劇中では波佐見町・中尾郷の風景、イメージカットがたびたび登場していますので、ざっとピックアップしておきます。
【オープニング映像など】中尾郷の中心部にある石橋…観音橋付近で撮影。イメージカットとしてたびたび登場。
【第1話、第4話】自転車に乗った龍生が走り下りた坂道と鳥居…中尾郷・稲荷神社、中尾山展望所付近の坂道で撮影。龍生の視線の先には世界最大規模の登り窯の跡・中尾上登窯跡(国指定史跡)も見えた。第4話でも稲荷神社の鳥居越しに自転車で通勤中の龍生の姿が描かれている。
【第1話・回想シーン】高校(中学?)時代の青子が道端の花をスケッチしていた坂道…陶山神社横(中尾の展望所付近)の坂道で撮影。第4話ではこの場所で大人になった青子がチラシ配りをしている。
【第1話】昼ご飯がない龍生が呆然と見下ろした中尾郷の風景…文化の陶 四季舎の入口から見た中尾郷の風景。
【第1話】青子たちが車で山を下る際に見えた、階段状の巨大な登り窯…中尾上登窯跡で撮影。
【第2話、第4話】中尾山桜陶祭のイメージカット・神社の赤い鳥居…中尾郷・稲荷神社で撮影。
【第4話】桜陶祭のイメージカット・川と橋の風景…中尾郷・馬車橋付近から撮影。
【第4話】桜陶祭のイメージカット・窯元の展示販売所…中尾郷・工房あかりで撮影。光容窯の絵付け場、渡り廊下なども工房あかりでの撮影。
【第4話】桜陶祭で青子がチラシを配った坂道…陶山神社横(中尾の展望所付近)の坂道で撮影。第1話の回想シーン(中学時代の青子がスケッチをしていた坂道)と同じ場所。
その他、各話に登場したロケ地
【第1話】青子と龍生が行った町のスーパー…エレナ 波佐見店(波佐見町)で撮影
第1話で登場。青子と龍生が昼休みに行った町のスーパー。
▷長崎県東彼杵郡波佐見町宿郷388にあるスーパー「エレナ 波佐見店」の駐車場で撮影。看板(ダイソー)や背後に見えた建物などが一致しています。中尾郷から山を下った波佐見の中心街にある大きなスーパー。