TBS系日曜劇場「VIVANT」第16話では、中国の裏の諜報組織「シンシー」が拉致した別班員たちを監禁しているゴルバド共和国の「シャキ城」という廃城が登場しています。
シンシーに潜入中の野崎がシャキ城の場所を突き止めて乃木に伝えたようですが、その特定の経緯、位置情報から判明した場所などをまとめます。
シンシー潜入中の野崎 別班員たちの監禁場所をつかむ
第16話では、警視庁公安部の野崎(阿部寛)がシンシーの責任者である樊林杏=ハン・リンシン(宮下今日子)に連れられ、ポリグラフ検査を受けるためにシンシーの本部に移動する姿が描かれています。
樊林杏によれば、第15週までに登場していたゴルバド共和国・ルモー地区にあるシンシーの拠点はただの情報センターであり、本部はより目が付きづらい別の場所にあるとのこと。
このシンシーの本部と同じ場所なのかどうかはわかりませんが、野崎は拉致された5人の別班員たちが監禁されているらしい場所を掴み、それを乃木に暗号という形で伝達しています。
野崎から乃木への暗号メッセージ ゴルバド共和国・シャキ城を特定
野崎が乃木に送った暗号メッセージは、
・東条への活動報酬という形で送った意味ありげな金額「1億2,600万円」「1億6,000万円」
・野崎が乃木にほのめかしていた「πの様な世界」という謎の言葉
この2つ。
乃木は、東条に送金された報酬額に円周率(πの様な世界=3.141592)を掛け合わせることを閃くと、AIハヤトに計算を命令。
ハヤトはこれらの数字を掛け合わて出てきた上位10桁の数字から「緯度39.5840674度」「経度50.2654824度」という位置情報を算出しています。
この「緯度39.5840674度」「経度50.2654824度」の位置座標には、ゴルバド共和国の中部・オルコ村にある「シャキ城(Shaki Castle)」がありました。
乃木はこのシャキ城が、拉致された5人の別班員が監禁されている場所であると確信するようです。
「シャキ城」は1583年に建設された山の上にある「天空の城」で、現在は誰も住んでおらず跡地になっているとのこと。この廃城をシンシーが(勝手に?)再利用しているようです。
▼gogle mapによれば「シャキ城」がある「緯度39.5840674度」「経度50.2654824度」はこの位置。劇中ではゴルバド共和国の国土内にありますが、現実世界ではカスピ海の海域上にあります。
※第14話では、ゴルバド共和国の国土がアゼルバイジャンの首都・バクーの半島の南側、実際にはカスピ海の海域になっている一帯にあることが地図で紹介されています。
アゼルバイジャン・シャキの町に「シャキ城」は実在?
劇中の架空の国・ゴルバド共和国のシーンは、シンシーの情報センターがあるルモー地区の撮影をアゼルバイジャンのシャキ(Sheki、シェキとも読む)という町で、レストランのシーンの撮影をアゼルバイジャンの首都・バクーでそれぞれ行っています。
第16話で空撮映像として登場した天空の城・シャキ城は劇中のフィクションのものとなりますが(CGにより作成か)、ルモー地区のシーンの撮影を行っているアゼルバイジャン・シャキ(Sheki)の町には、シェキ・ハーン宮殿(Şəki Xan Sarayı, Shaki Castle)という宮殿、キャッスルがあります。
劇中に登場する「シャキ城(Shaki Castle)」は、このシェキ・ハーン宮殿(Şəki Xan Sarayı, Shaki Castle)の語感を引用したのではないかと予想します。
ただし、実在するシェキ・ハーン宮殿はドラマに登場したシャキ城のような大型の山城ではなく、こじんまりとした以下のような建物。劇中のシャキ城とはデザインが異なります。