朝ドラ「あんぱん」のぶ、嵩、千尋、蘭子、メイコの学歴と進路まとめ 高等女学校、高等小学校、中学校、高等学校などへ進学

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NHK連続テレビ小説「あんぱん」の物語前半では、のぶや嵩、千尋らが名門の学校に進学し、ポテンシャルの高さを垣間見せていきます。

この記事では、朝田家の三姉妹や柳瀬家の兄弟たちが今後どのような学歴や経歴を辿っていくのかをまとめるとともに、それぞれのモデル人物である小松暢、やなせたかし、柳瀬千尋らの学歴や就職先などをまとめます。

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目次

【あんぱん】のぶ→教師 嵩→絵 千尋→法律 それぞれの道を目指し進学 蘭子は就職

第1週では御免与尋常小学校2年1組のクラスメイトだったのぶと嵩ですが、やがてそれぞれ違う進学先に進んでいきます(※当時は男女で進学先が異なっていた)。

以下、あらすじから判明している朝田家三姉妹、柳井家兄弟の今後の進学先、進路などをざっとまとめておきます。

【朝田家】

長女・のぶ(今田美桜)…御免与尋常小学校(6年)→高等女学校(5年)→高智女子師範学校(2年)→(就職)御免与尋常小学校教師

次女・蘭子(河合優実)…御免与尋常小学校(6年)→(就職)郵便局勤務

三女・メイコ(原菜乃華)…御免与尋常小学校(6年)→高等小学校(2年)→就職or結婚?

▷長女・のぶは親友のうさ子(志田彩良)とともに高等女学校に進学すると、最終学年となる5年生(16歳)の時に教師になりたいという夢を見つけて高知県下の女子の名門・高智女子師範学校に進学。2年間の寮生活で軍国教育の洗礼を受たのぶは、卒業と同時に母校である御免与尋常小学校の教員に採用されます。

※当時の「高等女学校」は尋常小学校(義務教育・6年制)の後に通う5年制の女子の教育機関で、今でいう中学校3年+高校2年にあたる存在。裕福な家庭かつ頭脳明晰な女子に向けた上級教育であり、裁縫・礼儀作法などの「良妻賢母教育」が中心。卒業後は就職・結婚・師範学校(教員養成)・専門学校などに進む。

▷次女・蘭子は第3週(14歳)の時点で郵便局勤めをしているとのこと。蘭子は勉強が出来る子ですが、尋常小学校を卒業した12歳(または高等小学校を卒業した14歳)の時点で就職を選んだようです。家族に負担をかけないために早々と働きに出るあたり、堅実で家族思いな蘭子らしい選択と言えます。

▷三女・メイコは第3週(12歳)の時点で高等小学校の1年生になっているとのこと。のぶほど本格的に学業を学ぶという感じではないようですが、2年間?の高等小学校での延長教育を受けている最中のようです。

※当時の「高等小学校」は尋常小学校(義務教育・6年制)の後に通う2年制の学校で、尋常小学校の延長教育のような存在(初等教育)。現在の中学1〜2年生に相当する。旧制中等教育学校(旧制中学校、高等女学校)の受験に失敗した浪人生も進学していた。

女子では家庭の事情などで高等女学校に行けない(行かない)子がこの学校を選択し、就職や家事(一部進学)のための準備教育を受けていた。

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【柳井家】

長男・嵩(北村匠海)…御免与尋常小学校(6年)→中学校(5年)→高知第一高等学校を受験するも不合格(1年間の浪人生活)→東京高等芸術学校図案科→(就職)東京の製薬会社の宣伝部→召集令状

次男・千尋(中沢元紀)…御免与尋常小学校(6年)→中学校(5年)→??高等学校→京都帝国大学法学部→海軍予備学生に志願

▷長男・嵩は2歳下の千尋と同じ中学校に通った後に母の登美子を喜ばせたくて名門の高知第一高等学校を受験するも不合格に。ここで絵の道に行く決意を固めると、東京の東京高等芸術学校図案科に合格して進学。上京して新しい世界と出会います。

▷次男・千尋は学業優秀。嵩と同じ中学校に通った後は名門の高等学校(嵩が落ちた高知第一高等学校か?)を経て京都帝国大学法学部に進学。医者の道は選ばずに法律を学ぶことになる。

※当時の男子は尋常小学校(6年)→旧制中学校(5年)→旧制高等学校(3年)→旧制帝国大学(3〜4年)と進むのが典型的なエリートコース。

学業優秀な千尋はまさにこのコースを辿り、大学の予備課程である(旧制)高等学校から京都帝国大学法学部へ進学。

一方の嵩は母を喜ばせようと高等学校進学を目指すものの不合格となり、ここで典型的なエリートコースから離れて東京高等芸術学校図案科へ。

とはいえ、東京高等芸術学校図案科のモデルである官立旧制東京高等工芸学校図案科(やなせたかしの母校)は現在の国立千葉大学工学部総合工学科デザインコースの前身であり、十分に立派な学校ではあります。

【史実モデル】やなせたかし、小松暢の学歴は?

参考までに、柳井嵩、朝田のぶ、柳井千尋のモデルになっているやなせたかし、小松暢、柳瀬千尋の学歴な職歴などを簡単にまとめておきます。

★やなせたかし(本名:柳瀬嵩)の学歴、職歴

後免野田組合小学校(現・南国市立後免野田小学校)
→高知県立高知城東中学校(現・高知県立高知追手前高等学校)
→官立旧制東京高等工芸学校図案科(現・千葉大学工学部総合工学科デザインコース)
→(就職)東京田辺製薬宣伝部
→(徴兵)小倉連隊に入隊 暗号班、宣撫班などに配属 中国で終戦
→(戦後に復員、再就職)高知新聞社編集部 小松暢と出会う
→(28歳で再上京)三越宣伝部でグラフィックデザイナー 漫画集団などに所属し漫画を描き続ける
→(昭和28年)専業漫画家に

★小松暢(旧姓)の学歴、職歴

大阪生まれ大阪育ち 父は日本最大の総合商社・鈴木商店勤務
→大阪の高等女学校に進学
→(卒業後)東京で日本郵船に勤める小松総一郎と出会い結婚
→(戦後すぐ)小松総一郎と死別
→高知新聞社編集部 後から入社してきたやなせたかしと出会う
→代議士の秘書になるため上京
→後から上京したやなせたかしと同棲、結婚

★柳瀬千尋の学歴、経歴

後免野田組合小学校(現・南国市立後免野田小学校)
→詳細不明
→京都帝国大学
→海軍に入隊、海軍中尉になるが「特別任務」に志願し、22歳でフィリピン沖のバシー海峡にて戦死

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