NHK連続テレビ小説「あんぱん」は2025年9月26日(金)に最終回を迎えました。
最終回直前にはのぶが大病を患う様子が描かれており、このまま亡くなってしまうのでは?と心配されましたが、結局のぶが亡くなることはなく物語はハッピーエンドを迎えています。
この記事ではのぶの病気が何だったのか、それにモデル人物である小松暢が晩年に患った病気と亡くなった時期などをまとめます。
【最終回】のぶの病気は回復しハッピーエンド 時代設定は1993年の春

「あんぱん」最終回の直前である129回では、1988年(昭和63年)にアニメ「それ行け!アンパンマン」の放送が開始された直後にのぶ(今田美桜)が体調を崩し、通院をする姿が描かれています。
続く最終回では秋にのぶが手術を受け、のぶが余命宣告を受けたかのような描写もあり、のぶの命が残り少ないと思わせるシーンが続きました。
それから5年が経過した1993年(平成5年)の春。のぶの体調は奇跡的に回復し、二人が桜が咲く道を歩く姿や、のぶが元気に「アンパンマン」の読み聞かせを続けているシーンなどが描かれています。
そして迎えたラストシーン。新緑のイチョウ並木の中を年老いたのぶと嵩が仲良く歩くシーンで物語は大団円を迎えています。結局のぶは亡くならず、物語はハッピーエンドを迎えたと言っていいでしょう。
▼ラストシーンで二人が歩いたのは、東京都立川市にある国営昭和記念公園、立川口イチョウ並木と思われます。のぶはこの道で「嵩さんはうちのアンパンマンや」と嵩に語り、嵩の手をぎゅっと握っています。
▼ドラマ「あんぱん」の年齢、年表を時系列でまとめています。計算上、ラストシーンの二人は74歳。
史実モデル・小松暢の病気と死因、亡くなった時期
結局のぶが何の病気だったのかが劇中で語られることはありませんでしたが、のぶのモデル人物である小松暢(やなせたかしの妻)の病気と死因から、のぶの病気と死期がおおよそ推測できます。
戦後すぐに勤務先の高知新聞社で出会い、上京後に結婚したやなせたかしと小松暢(※小松暢は再婚)。二人は二人三脚で支え合い「アンパンマン」を生み出すなど、長年に渡り良きパートナーとして過ごしています。
しかし小松暢は1993年(平成5年)11月に癌のため死去(75歳前後)。残されたやなせたかしはその20年後、2013年(平成25年)に94歳で亡くなっています。
のぶの病気は癌か ラストシーンから半年後に亡くなる?
この史実から、のぶも1988年(昭和63年)に癌が発覚して大手術を行い、医師から余命宣告を受けながら5年間生き延びたことが推測されます。
最終回では、手術後に弱気になっていたのぶに対し嵩が「のぶちゃんと同じ病気でも元気になった人もいる」「体にいいと言われたものは全部、片っ端から試そう」と語っており、のぶの病気が予後の悪い癌であったことが匂わされています。
ラストシーンで二人が新緑のイチョウ並木を歩いた時期は、二人の服装などから1993年(平成5年)の春先であると推測されます。
モデル人物の小松暢は1993年(平成5年)の11月に亡くなっていますから、のぶはこのラストシーンの半年後の同年11月に亡くなってしまう可能性があります。「あんぱん」ではあえて二人の悲しい別れは描かずに、ハッピーエンドで終わらせたのかもしれませんね。
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