今後(2023年、2024年、2025年)のNHK朝ドラは?ヒロイン、脚本家、あらすじまとめ

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2023年以降に放送されるNHK朝ドラ(連続テレビ小説)の概要やあらすじ、ヒロイン・主演を担当する俳優などをまとめていきます。

「ブギウギ」が放送されている2023年10月現在、「2025年春」放送開始予定分の作品(あんぱん)までの概要がNHKから発表されています。

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目次

「らんまん」2023年春〜(主人公:神木隆之介、ヒロイン:浜辺美波)

NHK東京

主演:神木隆之介、浜辺美波
脚本:長田育恵(「群青領域」「流行感冒」「旅屋おかえり」など)
時代:明治〜大正〜昭和時代
舞台:高知、東京
モデル:植物学者・牧野富太郎とその妻・壽衛子

内容
日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルにした物語。

幕末の時代、土佐で酒造業を営む裕福な家に生まれた主人公・槙野万太郎(まきの・まんたろう)は、病弱ながら植物が大好きな男の子。早くに両親を亡くした万太郎は祖母・タキによって育てられます。

名家の跡取りとして立派に育てたいというタキの考えにより、藩校に通い始めた万太郎。そこで植物の本と出会って勉強にのめり込み、英語・地理・物理・天文など西洋の学問を次々と吸収していきます。やがて明治維新により万太郎は小学校に通い始めますが、その教育レベルの低さに物足りなくなり自主退学をしてしまいます。

家業の手伝いをぼちぼちとしながら、大好きな植物採集に没頭し始める万太郎。東京上野で開かれる「内国勧業博覧会」に参加する機会を得た万太郎は、この旅の中で憧れの植物学者や国内外の珍しい植物たちと出会い、植物学への情熱に火が付くことになります。

万太郎は東京帝国大学植物学教室の門をたたき、助手として働き始めると、天職を得たかのように研究に邁進。次々と新種を発見し、学名を付けていきます。万太郎は目覚ましい活躍のあまり教授陣の嫉妬を買って嫌がらせを受けたり、学歴の無さにより理不尽な思いなども体験していきますが、植物研究への想いは本物でした。

万太郎は「日本独自の植物図鑑を編纂する」という夢に向かって突き進むと、いつしか「日本の植物学の父」と呼ばれるまでになっていきます。

「ブギウギ」2023年秋〜(ヒロイン:趣里)

NHK大阪

主演:趣里
脚本:足立紳(映画「百円の恋」など)
時代:昭和時代
舞台:大阪、東京
モデル:歌手・笠置シヅ子

内容
「ブギの女王」として知られる戦後のスター歌手・笠置シヅ子をモデルにした物語。戦後、多くの日本人を明るく勇気づけた名曲「東京ブギウギ」をはじめ、数々のヒット曲を生み出した笠置シヅ子の波乱の人生を描きます。

ヒロインの花田鈴子(芸名・福来スズ子)は大阪下町の銭湯の看板娘として育ち、やがて道頓堀にある梅丸少女歌劇団「USK」に入団。歌手の道を歩み始めた鈴子はやがて上京すると、有名作曲家・羽鳥善一との出会いにより、スイングの女王として人気を博していきます。

しかし、戦争の勃発により鈴子の歌は「敵性音楽」となり、舞台での歌や踊りが厳しく制限されていきます。弟が出征し母が亡くなるなど辛いことも続いた鈴子ですが、ある男性と恋に落ち、彼の子を身ごもります。

その後、この男性との悲しい出来事を経験し、幼子を抱えながら舞台で歌い続けた鈴子。やがて鈴子は「東京ブギウギ」というヒット曲と出会い、戦後の国民的大スターへと駆け上がっていきます。

水谷豊、伊藤蘭夫妻の愛娘で女優の趣里がヒロインに大抜擢。他に柳葉敏郎、水川あさみ、翼和希、菊地凛子、蒼井優ら実力派俳優が出演。

「虎に翼」2024年春〜(ヒロイン:伊藤沙莉)

NHK東京

主演:伊藤沙莉
脚本:吉田恵里香(「恋せぬふたり」「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」)
時代:大正〜昭和時代
舞台:東京?
モデル:弁護士・三淵嘉子

内容
日本初の女性弁護士(後に裁判官)となった実在の女性・三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした主人公・猪爪寅子(いのつめ・ともこ)の物語。

昭和4年(1929)、日本初の女性専門の法律学校が誕生すると、そこには「溢れ出す何か」を抱えた先進的な女性たちが集まります。この物語の主人公・虎子もそんな一人で、周囲から「魔女部」と陰口を叩かれながらも、女性だけの学び舎で自らの道を切り開いていくための法律を学んでいきます。

やがて卒業生から虎子ら日本初の女性弁護士が誕生し日本中の憧れの的になりますが、時代は戦争へと突入。敗戦ですべてを失った虎子が頼れるのは、かつて学んだ法律の知識だけでした。

虎子は戦災孤児や苦境に立たされた女性たちのため、家庭裁判所の設立に奔走。やがて虎子は裁判官となり、政治や経済だけでは解決できない弱き者たちを苦境から救うために情熱を発揮していきます。

「おむすび」2024年秋〜(ヒロイン:橋本環奈)

NHK大阪

主演:橋本環奈
脚本:根本ノンジ(「正直不動産」「ハコヅメ~たたかう!交番女子」「監察医朝顔」)
時代:平成〜令和時代
舞台:神戸、福岡
モデル:オリジナルストーリー

内容
平成から令和時代が舞台となり、食をテーマにした物語になる予定。

ヒロインの米田結(よねだ・ゆい)は今をポジティブに生きる「平成時代のギャル」で、あることをきっかけに人に役に立つ喜びに目覚め、栄養士を目指していくことになります。

結はその名前から「おむすび」というあだ名が付けられています。結は明るい性格と「ギャル魂」により周囲を巻き込み、幸せを生み出していきそうです。今となっては懐かしい、明るく前向きに生きる「平成ギャル」にスポットが当てられ、平成から令和の変わりゆく時代が描かれます。

主演の橋本環奈は「勉強してギャル魂を宿して乗り切りたい」と抱負を語っています。物語の舞台の一つとなる福岡は橋本環奈の出身地であり、大きな喜びと思い入れを持って撮影に臨みそうです。

「あんぱん」2025年春〜(ヒロイン:今田美桜)

NHK東京

主演:今田美桜
脚本:中園ミホ(「花子とアン」「やまとなでしこ」「Doctor-X 外科医・大門未知子」)
時代:昭和時代
舞台:高知、東京
モデル:漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢

内容
国民的マンガ・アニメとなった「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと、気弱で自信がなかった彼と共に生きて牽引した妻・小松暢(こまつ・のぶ)をモデルとした物語。

ヒロインの「ハチキンおのぶ」こと朝田のぶ(今田美桜)は、高知の町を誰よりも快足で走り回る韋駄天の少女です。一方、幼い頃に父を病気で亡くした少年・柳井嵩(北村匠海)は叔父の家に引き取られると、そこでチャキチャキの少女「ハチキンおのぶ」と出会うことになります。二人を結びつけた一個のあんぱんが、後に柳井嵩の人生に大きな果実をもたらします。

戦争の時代に突入すると、のぶは軍国少女として国の戦いを盲信していきます。いよいよ開戦すると嵩は出征。嵩は弟の千尋を戦争で亡くし、のぶも最愛の人を失うなど、互いに辛い戦争体験をすることになります。

女学校に通い、それまでの価値観をすべて捨て去ったのぶは「真実は自分の目で見極めなければならない」と考えるようになると、女性初の記者として新聞社に入社。

一方、戦後にクズ拾いの仕事をして食いつないでいた嵩も遅れて新聞社に入社すると、のぶと同じ雑誌の担当を任されることになります。この頃の嵩はすでに東京に出て漫画家になりたいという夢もありましたが、生活を考えて踏み出せずにいました。

やがてのぶは、「あなたも後から来なさいよ。先に東京に行って待ってるわ」と言い残し、新聞社を辞めて上京することになります。嵩はその言葉の通りにのぶを追って上京し、六畳一間のおんぼろアパートでのぶと同棲生活を始めることになります。

天井に穴が空いており夜には星が見えるような貧乏暮らしながら、日々の生活を楽しむ二人。価値観が一致する二人はやがて結婚することになります。

あふれんばかりの好奇心と行動力を持つのぶと、豊かな感性を持ちながらちょっと気弱で引っ込み思案な嵩。良きパートナーとなった二人はまだ見ぬ未来へと思いを馳せていき…。

「ばけばけ」2025年秋〜(ヒロイン:髙石あかり)

NHK大阪

主演:髙石あかり
脚本:ふじきみつ彦(「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」「デザイナー渋井直人の休日」「きょうの猫村さん」)
時代:明治時代〜
舞台:島根、熊本ほか
モデル:小泉八雲とその妻・小泉セツ

内容
ギリシャ生まれのアイルランド系の日本研究家、随筆家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と、松江の没落士族の娘で八雲の妻となった女性・小泉セツをモデルにした物語。

明治維新の後、急速に近代化が進む日本において、名もなき人々が大切にしていた怪談などの物語を拾い集めた小泉八雲。その妻・セツは日本語が読めない夫を手助けし、日本の民話や伝説の語り聞かせ、資料収集などに貢献した人物として知られます。

「ばけばけ」のヒロイン・松野トキとその夫の外国人英語教師役(役名不明)はオーディションにより決定されるとのこと。
【追記】2024年10月29日、NHK大阪からヒロイン役に髙石あかりが選ばれたことが発表されています。

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