朝ドラ「ばけばけ」第5回ロケ地 池で恋占いを行う八重垣神社(松江市)

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NHK連続テレビ小説「ばけばけ」第5回などに登場する、恋占いが出来る神社と池のロケ地をまとめます。

撮影場所となった松江市の八重垣神社は、実際に紙の舟を使った恋占いが出来ることで知られ、トキのモデルである小泉セツも若き日にこの占いを試してみたのだとか。

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トキ、女工仲間と八重垣神社へ 恋占いを行う

▼八重垣神社でドラマの成功を祈るヒロイン役の髙石あかり。実際にこの八重垣神社で鏡の池の恋占いのシーンなどが撮影されています。

「ばけばけ」第1週・第5回では時代が10年ほど飛び、1886年(明治19年)にトキ(髙石あかり)が織物工場の女工として働く日々が描かれます。

父の借金の影響で早くに学校をやめて女工として働きに出ているトキですが、現在18歳と青春真っ只中。工場ではおチヨ(倉沢杏菜)、おせん(安達木乃)という気が合う女工仲間もでき、それなりに楽しい日々を送っています。

ある日、トキはおチヨとおせんを誘って縁結びで有名な八重垣神社(やえがきじんじゃ)を訪れます。

年頃の女子が3人集まれば、話題はもっぱら「ガールズトーク」。3人は異性との良い出会いがあるのかを占うために、神社の境内で出来るという恋占いをやってみることにします。

八重垣神社の恋占いは、境内にある鏡の池に「一厘銭を乗せた紙の舟」を浮かべるというもの。舟が早く沈むほど早くに縁があり、遅いほど縁も遅い。また、近くで沈めば近くにいる人と縁があり、遠くに沈めば遠方の人と縁がある…。そんな乙女心を絶妙にくすぐる、エンタメ性の高い占いです。

いざ、池に舟を浮かべる3人。おチヨとおせんの舟は早々に近場に沈みますが、トキの舟はなかなか沈まず、ついには対岸に到達。トキは「沈め、沈め、沈め〜!」と強く祈りますが、舟はいつまで経っても沈まずに…。

【ロケ地紹介】実際に八重垣神社・鏡の池で撮影 小泉セツも体験した縁占い

▼小泉セツ、八雲の「聖地」ともいえる八重垣神社で行われた撮影の様子。

八重垣神社の池での恋占いのシーンは、実際に八重垣神社(島根県松江市佐草町227)の鏡の池で撮影が行われています。

素盞嗚尊(スサノオ)と櫛稲田姫(クシナダヒメ)を主祭神とする歴史ある八重垣神社。古くから縁結びの神様として信仰を集め、境内にある鏡の池では今も占い用紙と硬貨を池に浮かべる縁占いが出来ます。

八重垣神社には、素盞嗚尊が八岐大蛇を退治する際に稲田姫を難から救ったという伝説が残されています。

素盞嗚尊はこの神社の奥の院にある佐久佐女の森の周囲に八重垣を作って稲田姫を隠したとされ、境内の鏡の池は稲田姫が八重垣に隠れた際の飲料水になったと伝わります。

今も人気の鏡の池の縁占いは、稲田姫命が祀られた天鏡神社が鎮座する池で行われるもの。以下、八重垣神社のホームページから「縁占いのルール」を引用します。

池に占い用紙を浮かべ、硬貨(十円または百円)をそっと乗せてください。早く沈めば(十五分以内)縁が早く、遅く沈む(三十分以上)と縁が遅く、近くで沈むと身近な人、遠くで沈むと遠方の人とご縁があると伝えられています。
恋愛、結婚等の縁に限らず色々な縁や願い事、また代理でその方を思いながらの占いもできます。占い用紙は神札授与所にございます(一枚百円)。

「ばけばけ」ヒロイン・松野トキのモデルである小泉セツも、若き日に八重垣神社の鏡の池で縁占いを行って「遠方の人との良縁がある」という結果が出たそうです。

後にギリシャ生まれのアイルランド人・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と縁がつながったわけですから、さすが縁結びの神様といったところでしょう。

また、「ばけばけ」レフカダ・ヘブンのモデルである小泉八雲も、松江各地の取材、神社巡りにおいて八重垣神社の鏡の池に強い興味を示したとされます。

「ばけばけ」においてトキたちが八重垣神社で恋占いを行うというエピソードは、こうした史実がもとになっています。

第9週ではヘブンに思いを寄せる県知事の娘・江藤リヨ(北香那)がトキをこの池に呼び出して「これ見よがしに」恋占いを行うなど、聖地・八重垣神社での撮影シーンは印象的なものとなりそうです。

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