NHKドラマ10「群青領域」の判明しているロケ地、撮影場所をまとめます。
主人公・ジュニが逃亡の末にたどり着く「海辺の町」など、美しい風景がドラマには次々に登場。関東近郊を中心に撮影が行われています。※「青木荘」の場所は不明です。
【第1話】ジュニが住むマンション(外観)=ヴィルヌーブタワー駒沢(東京都世田谷区)で撮影
ジュニが住んでいた高級マンション。陽樹との破局がスキャンダラスに報じられると、マスコミ取材陣がマンションの前に集結。ジュニはコソコソと階段から外出しようとするが取材陣につかまり、そのまま逃亡してしまう。
マンション外観などは、東京都世田谷区野沢にあるマンション「ヴィルヌーブタワー駒沢」付近で撮影。
【第1話】ジュニがタクシーに飛び乗った場所=御成門駅、増上寺近く(東京都港区)で撮影
自宅マンションを出たジュニはマスコミに追いかけられ、マネージャー・宮野悦子の迎えの車も振り切り、大通りに出てタクシーに飛び乗った。
このシーンの撮影は、東京都港区の都営三田線・御成門駅近くの日比谷通りで行われた。タクシーの背後には増上寺の三解脱門らしく歴史的建造物も見えた。
【第1話】ジュニがたどり着いた海辺の駅=京急三崎口駅(神奈川県三浦市)で撮影
タクシーで品川駅に向かったジュニは、京急線に乗って「海辺の町」にたどり着く。周囲の目を気にしながらジュニがたどり着いたのが、京急久里浜線の終点・三崎口駅。
▼ジュニは三崎口駅前のバス乗り場でバスに乗り、三浦半島の南端・城ヶ島を目指した。
【第1話】ジュニが転落した海、Indigo AREAが演奏した岩場=城ヶ島、長津呂の磯(神奈川県三浦市)で撮影
第1話で海辺の町に逃亡したジュニがたどり着いた海。ジュニは地元の中学生に見つかり「あれって、ジュニじゃん!」と声をあげられてしまうと走り出し、近くの岩場(長津呂の磯)から海に転落。たまたま近くで釣りをしていた青木荘の住人・小木曽蓮と出会う。
第9話では、復活したジュニとIndigo AREAが同じ場所(長津呂の磯)で演奏を披露。
▼ジュニが中学生に発見されてしまった海辺の路地(城ヶ島・長津呂の磯付近)。映像の背後には磯料理の「さかや」や、海辺の旅館「港屋」の文字が見えましたので、この場所で確定です。
▼ジュニが立ち尽くして眺めていた海は、長津呂の磯と呼ばれる小さな入り江(城ヶ島)。
青木荘近くの「浦ヶ崎海岸」と路地=岩井海岸(千葉県南房総市)で撮影
青木荘近所の海岸。たびたびこの海岸で撮影された海辺の路地、砂浜が登場。
周囲の地形、風景などから、千葉県南房総市の岩井海岸で間違いないでしょう。第7話では女子高生・映里とジュニがばったり会った海岸風景の後ろに「岩井海岸第一監視所」の文字が見えています。下のグーグルストリートビューでは手前に防砂柵のような物が見えますが、撮影時は取り外された状態だったようです。ドラマには千葉・内房各地の海の風景が登場していますが、この岩井海岸がメイン撮影地のようです。
【第2話】蓮が働く水族館(海辺の広場)=渚の駅たてやま・渚の博物館(千葉県館山市)で撮影
第2話でジュニが手土産のお菓子を片手に訪ねた、蓮が働く海辺の水族館。
千葉県館山市にある「渚の駅たてやま」の「渚の博物館」での撮影。
【第2,3話】青木たえが入院した「浦ヶ崎総合病院」=旧東鷲宮病院?(埼玉県久喜市)
青木荘の大家・青木たえが入院した浦ヶ崎総合病院。
病院内の内装などから、撮影は旧東鷲宮病院で行われている可能性が高いです。旧東鷲宮病院は、かつて病院だった建物をそのまま貸しスタジオとして利用している施設。フジテレビ系ドラマ「ラジエーションハウス2」の撮影も、この旧東鷲宮病院の建物を使って行われています。
【第4話】ライブ演奏を行う教会=フランセス教会(東京都八王子市)で撮影
第4話で登場。失踪していたジュニが復帰し、陽樹不在のまま4人で行われた「Indgo AREA」のライブ演奏会場(教会)。復帰第一弾の音楽番組のシーンか。
後ろに見えたステンドグラスのデザインなどから、東京都八王子市散田町にある「フランセス教会」での撮影と思われます。フォトスタジオや映画・ドラマのロケ地、各種コンサート会場としても利用可能な施設。
12/12DVD直販特典のアウトストア会場下見へ。
素敵以外の言葉が見つからない場所です。
来場または配信で是非。
値段以上の価値があります。https://t.co/vvJkIwbmEK pic.twitter.com/2OUEbkmlNi— SUI (@_David_SUI) October 21, 2021
【第4話】蓮が歩く漁港=保田港(千葉県鋸南町)で撮影
第4話で小木曽蓮が歩く漁港。
後ろに見える港湾施設などから、千葉県鋸南町の保田港での撮影で間違いないでしょう。保田港は、2021年秋現在放送中のTBS系日曜劇場「日本沈没」でも主人公の故郷の港町のロケ地として登場しています。
【第6話】たえが散骨された桟橋=原岡海岸・岡本桟橋(千葉県南房総市)で撮影
第6話で登場。たえが散骨された、海に突き出した古い桟橋。桟橋の遙か先、海の向こうにはうっすらと富士山が見える。
千葉県南房総市の原岡海岸(原岡海水浴場)にある岡本桟橋で撮影か。
【第6、7話】ベースの柳原充が引き抜き工作を受けた路上=外苑西通り・青山橋付近(東京都港区)で撮影
第6話で登場。「Indigo Area」のベーシスト・柳原充が「グローバル・アーティスト・プロダクション」から引き抜き工作を受けた外苑西通りの路上。東京都港区西麻布2丁目付近、「青山橋」をくぐるあたりの外苑西通りで撮影。
第7話では「青山橋」の上で柳原と妊娠中の妻(恋人?)が会話をする場面も登場している。
【最終話】映里が部屋を探した「浦ヶ崎不動産」=三崎港近くの商店街(神奈川県三浦市)
蓮が海に行けるように、映里が部屋を探すために入店した黄色い壁の不動産屋「浦ヶ崎不動産」。
神奈川県三浦市の三崎港のすぐ近くにある小さな商店街の一角で撮影。背後には手打ち蕎麦の「葉山商店」が見えた。
【最終話】蓮とジュニが歩いた新宿のオフィス街=西新宿・中央通り(東京都新宿区)
旅に出ることを決めた蓮と、音楽活動を再会したジュニ。二人は海辺の街から東京にやってくると、東京・新宿のオフィス街付近をキャリーバッグを引いて歩いた。
撮影は東京都新宿区の東京都庁すぐ横、中央通り付近で行われたようです。
【最終話】旅立つ蓮とジュニが握手をした歩道橋=昭和通り銀座歩道橋(東京都中央区)
海へと旅立つ蓮と、音楽活動を再会するジュニが握手をして別れた都心の歩道橋。
東京都中央区銀座にある「昭和通り銀座歩道橋(ときめき橋)」で撮影。たびたびドラマのロケ地となっている歩道橋です。
【最終話】陽樹が撮影を行ったヘリポート=田町・グランパークタワー屋上で撮影(東京都港区)
最終話のラストシーン近く。再び自信を取り戻した陽樹が、たくさんの撮影クルーを従えてミュージックビデオの撮影に臨んだ屋上ヘリポート。
背景に住友不動産三田ツインビル西館のえんじ色のビルが見えることなどから、東京都港区芝浦3丁目(JR田町駅近く)にあるグランパークタワー屋上のヘリポートでの撮影で間違いなさそうです。同ヘリポートは、「日本沈没」「仮面ライダーゼロワン」のロケ地にもなっています。