原作マンガの穏やかでホッとする世界観を再現し、大きな反響を呼んでいるNHK夜ドラ「ひらやすみ」。
「ひらやすみ」の世界観が好きな方であれば、他の夜ドラ作品でもきっとお気に入りの作品が見つかると思います。そこで今回の記事では、「ひらやすみ」ファンに特におすすめしたい “心がほっとする” 夜ドラ5作品を厳選してご紹介します。
なお、紹介する作品は2025年12月現在、いずれもNHKオンデマンド(またはU-NEXT、Amazon Prime)で視聴が可能です。まずはお気軽に各作品をチェックして、あなたにぴったりの夜ドラを見つけてみてください。
『ひらやすみ』が好きな人に共通する?夜ドラ作品の “ハマるポイント” とは?
NHK夜ドラは、一日の終わりにゆったりとドラマを楽しみたい人を主なターゲットとしており、「日常の小さなしあわせ」や「生活のディテール」を描いた作品が多く見られます。
「ひらやすみ」の世界観が好きな方は、以下のような特徴を持つ夜ドラ作品の世界にハマるのではないでしょうか。
・何も事件が起きない愛おしい日々や、美味しそうな料理を囲んでの穏やかな会話のシーン
・決して完璧ではない主人公が、自分の存在を受け入れて小さな幸せを見つけていく
・各キャラクターの心の機微が描かれ、心地よいテンポの会話やセリフが積み上げられていく
・朝ドラや大河ドラマのような「偉人」は登場せず、人生の成功がテーマではない
・15分間、難しいことを考えずにボーっとドラマの空気感を楽しめる
出てくるキャラクターが身近に居そうな人ばかりで、知らぬ間に自分を登場人物の誰かに投影して、じんわりと温かい作品世界の中に没入していく…。
「ひらやすみ」がそうであったように、夜ドラを視聴することで慌ただしく世知辛い日常がリセットされ、ある種のデトックス効果を感じる事ができるのではないかと思います。1話15分形式というのも気軽に見られていいですよね。
▼夜ドラ「ひらやすみ」は、真造圭伍氏による人気マンガ「ひらやすみ」が原作。Amazon Kindle版では、「ひらやすみ」1巻、2巻が2025年12月5日まで無料で読めますので、この機会に是非!
『ひらやすみ』好きにおすすめの“心がほっとする”夜ドラ5選
以下、「ひらやすみ」が好きな方向けに特化した夜ドラのオススメ作品5選をご紹介していきます。
2025年12月現在、夜ドラの多数作品がNHKオンデマンド(各話単品購入110円、まるごと見放題パック:月額990円、いずれも税込)で配信中です。
NHKオンデマンドは、U-NEXTの31日間無料トライアルの特典ポイント(1,000円分無料贈呈)を利用したお試し体験がとてもお得ですので、是非ご活用ください。
※NHKオンデマンド、U-NEXT、Amazon Primeの配信情報は2025年12月現在のものです。最新の配信情報は各サービスのページでご確認ください。
オススメ①作りたい女と食べたい女(主演:比嘉愛未、西野恵未)
【どんな作品?】
料理を作ることが大好きな野本さん(比嘉愛未)と、食べることが大好きな春日さん(西野恵未)。ひょんなことから食事の時間を共にするようになったマンションの隣人女性二人が、作ることと食べることを通して大切な何かを見つけていく優しい物語。
第1シリーズ(全10話)が大好評となり、第2シリーズ(全20話)も放送された。
【主な出演者】
出演者:比嘉愛未、西野恵未、森田望智、中野周平、山﨑果倫、野添義弘 ほか
【「ひらやすみ」との共通ポイント】
「ひらやすみ」でヒロトやばーちゃんが作る料理と同様に、出てくる料理がとにかく美味しそう。食卓を囲む野本さん、春日さんのゆったりとした会話も癒やされます。気のおけない人と過ごす食事の時間の大切さを教えてくれる名作。料理監修は人気料理家ユニット・ぐっち夫婦。
【ネット配信状況】
2025年12月現在、NHKオンデマンド(第1シリーズ購入期限:2026年10月28日、第2シリーズ購入期限:2025年12月28日)、U-NEXT、Amazon Primeなどで全話配信中。
オススメ②ミワさんなりすます(主演:松本穂香、堤真一)
【どんな作品?】
国際的俳優・八海崇(堤真一)の熱狂的ファンであるサブカル大好き主人公・久保田ミワ(松本穂香)が、ひょんなことから家政婦の「美羽さん(ミワさん)」になりすまし、「推し」である八海崇邸に侵入して働き始める物語。「好き」を貫くことで、代わり映えのしなかった日常に大きな変化がもたらされる。
2023年放送、全32話(8週)。
【主な出演者】
松本穂香、堤真一、高岡早紀、片桐はいり、恒松祐里、山口紗弥加 ほか
【「ひらやすみ」との共通ポイント】
主人公の久保田ミワ(ミワさん)の自己完結っぽい内向オタクぶりが、「ひらやすみ」のなっちゃん(森七菜)に重なります。好きなもの(八海崇)に対する止めどない欲求と探究心が、狭く内向きな世界で生きてきたミワさんの世界を切り拓いていきます。どこまでも懐が深い八海崇と小心者?のミワさんのほっこりとした関係性は、どこか「ひらやすみ」のヒロトとなつみの空気感を思わせます。
【ネット配信状況】
2025年12月現在、NHKオンデマンド(購入期限:2026年7月12日)、U-NEXT、Amazon Primeなどで全話配信中。
▼ハナレグミによる主題歌「MY夢中」も超名曲。
オススメ③バニラな毎日(主演:蓮佛美沙子、永作博美)
【どんな作品?】
夢だった洋菓子店を開いたものの経営がうまくいかず、失意のうちに店を閉めることになったパティシエの白井葵(蓮佛美沙子)。そこにクセの強い料理研究家・佐渡谷真奈美(永作博美)が現れると、二人は閉店した店の厨房で“たった一人のためのお菓子教室”を開くことになる。お菓子教室には、それぞれに心の痛みを抱えた人たちがやって来て…。
2025年放送、全32話(8週)。
【主な出演者】
蓮佛美沙子、木戸大聖、土居志央梨、伊藤修子、和合由依、中島ひろ子、谷村美月、筒井真理子、永作博美 ほか
【「ひらやすみ」との共通ポイント】
「ひらやすみ」でヒデキの妻・サキを演じている蓮佛美沙子が主人公。毎回描かれる美しいお菓子の製造シーンはもちろんのこと、佐渡谷と葵が開くお菓子教室で繰り広げられる癒やしと再生の物語は、見ている人の心に安寧をもたらします。傷つきやすく優しい人たちによる優しい物語という意味で、「ひらやすみ」の世界観に通じるものがある?
【ネット配信状況】
2025年12月現在、NHKオンデマンド(購入期限:2026年12月28日)、U-NEXT、Amazon Primeなどで全話配信中。
オススメ④コトコト~おいしい心と出会う旅~(主演:古川雄大)
【どんな作品?】
百貨店バイヤーの主人公・結稀宏人(古川雄大)が、全国各地を旅しながら土地土地の美味しいものを探し歩き、現地の人々の生き方や想いと触れ合っていく物語。「富山編」「新潟編」「群馬編」「茨城編」がある。
2025年放送、各編4話ずつ。
【主な出演者】
古川雄大、山中崇、葉山奨之、立川志の輔、柴田理恵、中原丈雄、高梨臨、小林幸子、藤田弓子、三宅弘城、小林涼子、井森美幸、杉田かおる、磯山さやか、本田博太郎 ほか
【「ひらやすみ」との共通ポイント】
美味しそうな食材と各地方の美しい風景を見るだけでも癒やさる「コトコト」。主人公の結稀宏人は飄々としていて掴み所がないようにも見えますが、彼のマイペースさが安心感を生むのか、不思議とワケアリな土地の人たちは彼に心を開いて悩みや本音を語ります。押し付けがましくない主人公の空気感は、「ひらやすみ」のヒロトに通じるものが。
「コトコト」主演の古川雄大は大河ドラマ「べらぼう」で北尾政演(山東京伝)役を演じて大好評に。同作には北尾政演の盟友でもあった恋川春町役で岡山天音も出演しています。
【ネット配信状況】
2025年12月現在、NHKオンデマンド(富山編、新潟編の購入期限:2026年11月27日、群馬編、茨城編の購入期限:2026年7月28日)、U-NEXT、Amazon Primeなどで全話配信中。
▼夜ドラ「ひらやすみ」に続き同枠で放送される「コトコト」群馬編、茨城編。
オススメ⑤褒めるひと褒められるひと(主演:森川葵、川崎鷹也)
【どんな作品?】
玩具メーカーの総務部で働く主人公の市川さん(森川葵)。事務職という仕事柄、通常業務を完璧にこなしても誰にも評価されず、失敗した時だけこっぴどくしかられるという不条理を抱えながら働いている。虚しさを抱えて働く市川さんだったが、褒めたがりの先輩社員・坂東さん(川崎鷹也)から熱烈な褒め言葉をもらうようになると、少しずつ働く景色が変わっていき…。
2023年放送、全32話(8週)。
【主な出演者】
森川葵、川崎鷹也、野呂佳代、葉山奨之、伊武雅刀、関口メンディー ほか
【「ひらやすみ」との共通ポイント】
無償の褒め言葉を贈り続けることで、受け取った相手の心持ちが変わり、それが職場全体の空気感を変えていく…。「ひらやすみ」でヒロトがなっちゃんに対して常に肯定的な褒め言葉を贈っていたように、クセの強い(でも嘘はない)褒め方をする坂東さんが、市川さんを勇気づけていきます。優しさの好循環が小さな幸せを生み出していく様子は「ひらやすみ」の世界観と似ています。
【ネット配信状況】
2025年12月現在、NHKオンデマンド(購入期限:2026年5月28日)、U-NEXT、Amazon Primeなどで全話配信中。
【番外編・オススメドラマ】阿佐ヶ谷姉妹、ボッコちゃん、エール
番外編として、ドラマ版「ひらやすみ」ファンがNHKオンデマンドで楽しめそうな作品をもう少しだけご紹介しておきます。
阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし(阿佐ヶ谷が舞台の日常劇)
「夜ドラ」の前身の「よるドラ」時代に放送された名作ドラマ「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」。今や芸人として大人気の阿佐ヶ谷姉妹の同名エッセイを原作とし、彼女たちののほほんとした阿佐ヶ谷での日常を描いた傑作ドラマです。
主演の木村多江(姉・渡辺江里子役)、安藤玉恵(妹・木村美穂役)のなりきり具合も完璧。「ひらやすみ」ファンならきっと好きな世界観だと思います。「ひらやすみ」にも本物の阿佐ヶ谷姉妹がゲスト出演してヒロトと絡んでいましたね。
2021年放送、30分×全7話。
【ネット配信状況】
2025年12月現在、NHKオンデマンド(購入期限:2026年10月28日)、U-NEXT、Amazon Primeなどで全話配信中。
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ『ボッコちゃん』(岡山天音出演)
こちらは現行の「夜ドラ」で放送された作品ですが、オムニバス作品のうちの一つなので番外編としてご紹介します。
「夜ドラ」の人気シリーズ「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」のうち、2022年7月4日に放送された「ボッコちゃん」に岡山天音が出演しています。岡山天音は、バーで働く女性型ロボット・ボッコちゃん(水原希子)に惚れてしまう青年役を演じています。この作品、岡山天音の魅力が存分に発揮されていますのでオススメです。
【ネット配信状況】
2025年12月現在、NHKオンデマンド(購入期限:2026年3月28日)、U-NEXT、Amazon Primeなどで全話配信中。
※他にも岡山天音出演作品として、NHK夜ドラ「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ・どことなくなんとなく」、特集ドラマ「どうせ死ぬなら、パリで死のう。」などもオススメ。2025年現在放送中の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」でも恋川春町先生役を演じた岡山天音が愛されていましたね。いずれもNHKオンデマンド、U-NEXT、Amazon Primeなどで全話配信中。
エール(森七菜出演、朝ドラデビュー作)
「ひらやすみ」の小林なつみ役で俳優としての評価を大きく上げた森七菜。彼女の若き日の代表作として2020年放送の朝ドラ(連続テレビ小説)「エール」をご紹介しておきます。
森七菜が「エール」で演じたのは、ヒロイン(二階堂ふみ)の末妹・関内梅役。小説家になることを夢見る文学少女でメガネっ子の梅は、アーティスト気質ゆえの気難しさもある役柄です。繊細さゆえに生きづらさを感じるクリエイターという意味では、「ひらやすみ」のなっちゃんと似た役柄と言えるかも知れません。森七菜の朝ドラデビュー作となった記念すべき一作です。
【ネット配信状況】
2025年12月現在、NHKオンデマンド(2026年2月25日)、U-NEXT、Amazon Primeなどで全話配信中。
疲れた心を整える夜ドラの世界 今後も良作が期待される
以上、「ひらやすみ」ファンの方にささるかもしれない夜ドラの名作を中心にご紹介をしました。
個人的には「ミワさんなりすます」、次いで「作りたい女と食べたい女」「バニラな毎日」あたりがとっかかりやすい良作ではないかと思います。「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」も日常系ドラマとして素晴らしい出来です。
ご紹介した作品は2025年12月現在、いずれもNHKオンデマンドで全話配信中ですので、例えば月初めから1ヶ月だけ「まるごと見放題パック」(月額税込・990円)に加入してイッキ見するのもいいですね。
また、NHKオンデマンドを利用することに抵抗がある方はU-NEXTやAmazon Prime経由でNHKオンデマンド「まるごと見放題パック」を購入することをオススメします。
特にU-NEXTは31日間無料トライアルを初回利用すると、特典として1,000円分の特典ポイントがもらえますのでお得です。U-NEXTには映画やドラマなどの見放題作品が230,000本、多数の雑誌や漫画が読み放題という神サービスとなっています。