NHK連続テレビ小説「マッサン」第15週より。
2015年1月12日(月)放送の第85話で、マッサンの甥っ子に当たる岡崎悟(おかざきさとる=向鈴鳥)という少年が登場しました。この少年が、後々マッサン夫婦にとって重要な人物になるであろうことが予想されますので、まとめておきます。
広島で岡崎悟と”再会”
マッサン夫婦は母・早苗(泉ピン子)の病気により広島・竹原の実家に戻っていました。早苗はエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)をようやく亀山家の嫁として認め、マッサンに対しては皮肉を込めながらエールを送った後、静かに息を引き取ります。
早苗の葬儀を終えて大阪へ戻ろうとしていたエリーの元に、義姉・岡崎千加子(西田尚美)が息子・悟を連れて挨拶にやってきます。エリーはその少年を見てキョトンとするのですが、この少年こそ、かつて産気づいた千加子をエリーが介抱し無事にお産を遂げた、あの時に生まれた男の子だったのです。
岡崎悟は養子として北海道に渡る可能性大
NHKの告知によれば、岡崎千加子は今後、北海道に渡ったマッサン夫婦の元に養子を送り出します。千加子には三人の子供が居るのですが、そのうちの一人がマッサンの夢の後継者になっていくとのこと。
わざわざ誕生時のエリー絡みのエピソードを描いた事、それに千加子が成長した姿をエリーに紹介した事などを考えると、岡崎悟が将来的にマッサン夫婦の養子になる可能性が高いと思います。
ニッカウヰスキー社長・竹鶴威
史実の竹鶴政孝・リタ夫婦は、政孝の実姉・宮野延代の四男である威(たけし)を養子として迎え入れています。
威は広島工業専門学校(現・広島大学)で醸造学を学んだ後に北海道に呼ばれ、北海道大学でさらに応用化学を学ぶと、竹鶴政孝が経営する「大日本果汁株式会社(後のニッカウヰスキー)」に入社しています。
その後、威はニッカウヰスキー社長、二代目マスターブレンダーとなり、文字通り竹鶴の後継者としてニッカウヰスキーを支えていく事になります。威が竹鶴家に養子入りしたのは青年になってからの話ですので、岡崎悟がマッサンの後継者になるのはもう少し後、大人になってからだと思われます。
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