日曜劇場「TOKYO MER」タイトルの意味、MER、ERカーとは?実在する?

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2021年7月から放送が開始されるTBS日曜劇場「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」のタイトルの意味などをまとめます。

鈴木亮平演じる喜多見が率いる救急救命のスペシャリスト「TOKYO MER」チームが、次々に起こる大事故の現場に駆けつけます。

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走る緊急救命室「TOKYO MER」

大事故や事件に巻き込まれた命を救うため、危険をいとわず現場に駆けつける救命救急のプロフェッショナルチーム「TOKYO MER(トウキョウ・エムイーアール)」。都知事の号令のもとに立ち上がった特命チームの名前が、ドラマのタイトルとなっています。

MERはMobile Emergency Room(モバイル・エマージェンシー・ルーム)の頭文字をとった略称。「移動型 緊急救命室」「動く手術室」といった意味です。

「TOKYO MER」チームが乗り込むERカーは、最新の医療機器とオペ室が搭載された近未来の大型車輌。※ドラマ用にTBSの大型中継車を6ヶ月かけて改造した車輌。実際に走行可能で、車内には本物の最新医療機器が設置されています。

チーフドクターの喜多見(鈴木亮平)、官僚で救急救命医の音羽(賀来賢人)、心臓外科医志望の研修医・弦巻(中条あやみ)、凄腕の看護師である蔵前(菜々緒)ホアン・ラン・ミン(フォンチー)、麻酔科医の冬木(小手伸也)、それにメカオタクでERカーの設計にも携わった臨床工学技士の徳丸(佐野勇斗)ら7人の精鋭が、直接現場に乗り込み、現地で処置を施さないと助からない命を救っていきます。

このようなタイプの車輌は実在しないようで、ERカーはあくまでドラマ内の架空のものとなります。主演の鈴木亮平は、「実際に現役で救命の現場で働いてる方から、『本当にこういうものがあれば、理想の医療に近づくんじゃないか』という声も聞いた」とのこと。

▼日曜劇場前作「ドラゴン桜」の第8話では、過労で倒れた岩崎楓(平手友梨奈)が担ぎ込まれた千葉大学病院の外観シーンで、病院前を走る「TOKYO MER」のERカーが登場。

都知事VS厚生労働大臣 チーム存続の鍵を握る

「TOKYO MER」チームは、女性初の総理大臣候補と目される東京都知事・赤塚梓(石田ゆり子)が自身の政治生命をかけて立ち上げたスペシャルプロジェクトにより誕生しています。※詳細は不明ですが、「TOKYO MER」は東京海浜病院に設置され、同病院を拠点に活動が行われているようです。

将来の首相就任に向けた人気取りのための政策なのか、それとも、赤塚都知事に何か特別な思いがあるのか…。「TOKYO MER」は都知事ならびに東京都直轄の指揮のもと、消防庁や警察と連携を図り、未曾有の事件、事故、災害に向き合っていきます。

しかし、「TOKYO MER」に対しては賛同の声ばかりではありません。

二次災害を起こしかねない、危険極まりない現場に突入して医療行為を行う喜多見らに対し消防サイドや医療界から反発の声が多く挙がるほか、厚生労働大臣・白金眞理子(渡辺真起子)がアンチ・TOKYO MERとして強烈に立ちはだかっていきます。

白金大臣は、赤塚都知事と初の女性首相の座を争っている豪腕の代議士。ライバルの赤塚を蹴落とすために、赤塚肝いりの政策である「TOKYO MER」を潰そうと躍起になっていきます。

白金大臣は自身の配下にある若手官僚・音羽をスパイとしてチームに送り込んだり、下僕のような存在である厚⽣労働省医政局⻑・久我山(鶴見辰吾)にチームの解体工作を厳命するなど、なんとかして「TOKYO MER」をなきものにしようと暗躍していきます。

現場の人間の葛藤とともに、都知事VS国というバトルもドラマの見どころとなっていきそうです。

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