TBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」に登場する競馬騎手・佐木隆二郎の人物像やキャラクターをまとめます。
物語上重要な役割を担うことになる金髪のジョッキー・佐木隆二郎を演じているのは、俳優の高杉真宙です。
金髪のヤンチャな騎手・佐木隆二郎
「ザ・ロイヤルファミリー」の物語中盤以降に活躍することになる金髪のジョッキー・佐木隆二郎（さき・りゅうじろう）。
まだまだ若い隆二郎は金髪姿で生意気な言動も多いため、ヤンチャでチャラい男に見られがちですが、競馬に対する強い情熱を秘めています。
調教師の父を持ち、幼い頃から競馬を身近に感じて育ったため自然と騎手を志したという隆二郎。強気な騎乗スタイルはセンスと勝負勘にあふれ、多くの調教師たちがその実力を認めています。
隆二郎は強い馬に乗ることに強いこだわりを持つこともあり、馬主に反論や意見をすることもしばしば。金髪姿と生意気な言動の印象は悪く、一部のオールドファンや古いタイプの馬主からは嫌われているようです。
【原作参考】隆二郎の今後の展望 山王社長からご指名か
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原作小説「ザ・ロイヤルファミリー」にも騎手・佐木隆二郎は登場し、物語の中盤以降に山王社長の馬主人生に影響を与えています。原作小説における佐木隆二郎のキャラクター設定は以下のようになっています。
【原作小説・佐木隆二郎の設定】
・26歳の長髪の金髪ジョッキー。栗須との初対面時はタバコをくゆらし、挨拶もろくにしない生意気そうな態度。
・まだ若いながらも昨年度のリーディン騎手ランキング第7位。ただし、攻撃的な騎乗により制裁を受けて二度の騎乗停止あり。
・インタビューの態度の悪さ、挨拶をしない、金髪姿などの要素から、昔気質のオーナーやオールドファンから徹底的に嫌われている。
・椎名のような新しいタイプの馬主は、隆二郎を積極的に有力馬の騎手として起用して大きな成果を出している。
・山王社長は、期待の馬・ロイヤルホープの専属騎手に隆二郎を抜擢。隆二郎の秘めた情熱が発揮されると、ロイヤルホープと名コンビになっていく。
ドラマ版「ザ・ロイヤルファミリー」でも、佐木隆二郎は山王耕造社長（佐藤浩市）からの指名を受けて期待の馬（おそらくロイヤルホープ）に騎乗することになりそうです。
「才能がない馬に乗り続けるつもりはない、勝てる馬に乗りたいー」（原作小説より）。そんな生意気なことを言う隆二郎ですが、いつかG1での勝利を勝ち取りたいという思いは誰よりも強いようです。
隆二郎は、これぞと思った馬とはとことん本気で向き合い、その馬のポテンシャルを引き出す能力と強い情熱を持っています。大胆不敵な山王社長と隆二郎がタッグを組み、見果てぬ夢を追い求めていく…そんなドラマが繰り広げられそうです。
なお、原作小説の隆二郎は「意外な人物」と結婚し、子宝にも恵まれていきます。ドラマ版でも、女ったらし（？）な一面を持つであろう隆二郎の恋模様が描かれていく可能性があります。
※ネット上では、金髪で生意気ながら一本気な騎乗を見せる佐木隆二郎に対し、茶髪の長髪とタトゥー、ピアス姿で活躍した破天荒な元騎手・藤田伸二氏がモチーフなのでは？なんて声も挙がっていますね。
俳優・高杉真宙のプロフィール
ポチップ
佐木隆二郎役を演じるのは、福岡県出身の29歳の俳優・高杉真宙（たかすぎ・まひろ）です。
小学生時代に熊本の花火大会で女の子に間違えられてスカウトをされたという高杉真宙。端正なルックスにより子役として期待され、中学校時代に上京し本格的に芸能活動をスタートさせています。
2010年、映画「半次郎」で映画デビューを果たすと、2012年には映画「カルテット!〜Quartet!〜」で映画初主演。2013年に出演した特撮ドラマ「仮面ライダー鎧武/ガイム」の呉島光実 / 仮面ライダー龍玄役により、大きな注目を集めています。
2014年の主演映画「ぼんとリンちゃん」で第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、2017年の映画「散歩する侵略者」で第72回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞を獲得し、2018年の主演映画「笑顔の向こうに」が第16回モナコ国際映画祭においてエンジェルピースアワード（最優秀作品賞）を受賞するなど、その演技力は早くから評価されています。
その後もドラマ「賭ケグルイ」「PICU 小児集中治療室」「舞いあがれ!」「わたしの一番最悪なともだち」「となりのナースエイド」「光る君へ」、映画「虹色デイズ」「いつか、いつも……いつまでも。」「ナニワ金融道シリーズ」「東京リベンジャーズシリーズ」など数々の話題作に主演、出演。
今回の佐木隆二郎役は、「ザ・ロイヤルファミリー」のタイトルの意味にも重なる重要な役割を演じるキャラクターであり、高杉真宙の実力が大いに発揮されていきそうです。
