NHKドラマ10「しもべえ」で主人公・ユリナたちが通う「浦玉高校」の撮影場所、ロケ地となった学校をまとめます。
このキャンパスは「ハイスクールヒーローズ」「かぐや姫を告らせたい」など多数のドラマ、映画のロケ地となっていますので、その撮影実績もまとめます。
ユリナが通う「浦玉高校」
ドラマ「しもべえ」は、「工業哀歌バレーボーイズ」などの作品で知られる村田ひろゆき氏の漫画「しもべえ」が原作。
主人公・鴨志田ユリナ(白石聖)は、架空の高校・浦玉高校に通う高校2年生という設定です。※原作漫画ではユリナは女子校である「浦玉女子高校」に通うという設定でしたが、ドラマ版では共学校に設定変更されています。
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浦玉高校のロケ地は和洋学園 国分キャンパス(旧和洋国府台女子中学校校舎)
ドラマに登場する「浦玉高校」の校舎、教室などの各シーンは、千葉県市川市国分にある「和洋学園 国分キャンパス」(旧・和洋国府台女子中学校校舎)で行われているようです。
▼四方を校舎に囲まれたタイル張りの中庭や教室などで、撮影が行われています。えんじ色の三角屋根が可愛らしい校舎群。
和洋学園(学校法人和洋学園)といえば、1897(明治30)年に東京の麹町区飯田町(現在の千代田区富士見)で設立された裁縫の各種学校・和洋裁縫女学院がはじまり。
創立125周年を迎えた現在、同学園では和洋女子大学(市川・国府台キャンパス)を筆頭に付属校の和洋国府台女子中学校・高等学校(市川・国府台キャンパス)、和洋九段女子中学校・高等学校(東京都千代田区)が運営され、高い水準の女子教育が実践されています。
撮影が行われた「和洋学園 国分キャンパス」は、2017年まで35年間に渡り和洋国府台女子中学校が設置されていたキャンパスです。
和洋国府台女子中学校は2017年に和洋女子大学や和洋国府台女子高校がある「国府台キャンパス」に統合され、空白となった「国分キャンパス」は部活や大会の会場、各種ドラマの撮影場所などに使われているようですね。
「ハイスクールヒーローズ」「かぐや姫を告らせたい」など多数作品のロケ地に
「和洋学園 国分キャンパス」は、その可愛らしい校舎外観により各種ドラマ、映画のロケ地として活用されています。
有名なところではドラマ「俺のスカート、どこ行った?」(2019年・日本テレビ系)の豪林館学園高校、「ザ・ハイスクール ヒーローズ」(2021年・テレビ朝日系)の五星学園高等部、「JKからやり直すシルバープラン」(2021年・テレビ東京系)の高校、「アイカツプラネット!」(2021年・テレビ東京系)の私立星礼高等学校、映画「かぐや姫を告らせたい」シリーズ(2019年〜)の秀知院学園の校舎などとして登場。
古くはKinKi Kidsの出世作となった名作ドラマ「人間・失格〜たとえばぼくが死んだら」(1994年・TBS系)でも修和学園の校舎としてロケ地となったようですね。
また、「しもべえ」ヒロインを演じる白石聖が主演した特撮ドラマ「ガールガンレディ」(2021年・MBS)でも主人公が通う高校の校舎として「和洋学園 国分キャンパス」が使われており、白石聖にとって思い入れの深い場所と言えるでしょう。