下町ロケット「Pmea」って何?意味は?実在モデルはPMDA(独立行政法人)

※本ページのリンクには広告が含まれています。

TBSドラマ「下町ロケット」に登場する団体「Pmea」とは何なのか、その意味、役割等をまとめます。あわせて、Pmeaのモデルとなっているであろう実在の団体もご紹介します。

スポンサーリンク

目次

独立行政法人 医薬品医療器具総合機構

Pmeaはドラマ上の架空の団体で、「独立行政法人 医薬品医療器具総合機構」Pharmaceuticals and Medical Equipment Agency)の略称。

Pharmaceuticals=医薬品、Medical Equipment=医療用機器、医療器具、Agency=代理人、(政府の)機関、局 といった意味ですね。独立行政法人は「independent administrative agency」などと英訳されるようです。

Pmeaは審査機関

Pmeaは、佃製作所が心臓弁膜症患者向けの人工弁を開発する「ガウディ計画」に参画したことで関わりを持つようになる独立行政法人です。

ドラマ内の説明によれば、Pmeaは医薬品や医療器具等の審査機関。現在の日本では、国内におけるすべての医薬品、医療機器は開発段階からPmeaの指導を受け、その後、最終的に厚労省が判断認可するというシステムができあがっているとのこと。新たな医療器具の開発にあたっては、まずは事前面接でPmeaから好印象を獲得し、その後Pmeaの指導を受けながら、審査をパスする必要があります。

Pmea審査担当官・滝川は貴船教授と癒着

本来であれば中立の立場にあり、医薬品や医療器具の発展、向上に貢献する機関であるはずのPmeaですが、実態はそこまで理想的ではありません。

Pmeaの審査担当官である滝川信二(篠井英介)は、裏でアジア医科大の貴船教授(世良公則)と癒着しています。滝川は事前面接において自身の権力を用い、「ガウディ計画」に難癖を付け、開発の進行を妨害します。

「開発を進めたければ、貴船教授ならびに資金力が豊富な日本クラインと組め」

滝川の狙いは、一村教授(今田耕司)が発案した「ガウディ計画」のアイディアを貴船教授のものとし、利益を搔っ攫った貴船教授から見返りとして便宜を受けようというものでした。

モデルは実在のPMDA

ドラマではすっかり「悪役」扱いとなっているPmeaですが、一応実在のモデルと思われる団体が存在します。「独立行政法人 医薬品医療機器総合機構」(PMDA:Pharmaceuticals and Medical Devices Agency)です。「PMDA」という実名を使わなかったのは、今後のストーリー上でも「Pmea」がかなりの悪役として描かれるからでしょうね。

以下、PMDAの概要について、公式サイトより引用します。少々読みづらいですが、医薬品・医療機器に関して「健康被害救済」「承認審査」「安全対策」を行なうのが主要業務のようですね。

独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA;Pharmaceuticals and Medical Devices Agency)は、平成13年に閣議決定された特殊法人等整理合理化計画を受けて、国立医薬品食品衛生研究所医薬品医療機器審査センター、医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構及び財団法人医療機器センターの一部の業務を統合し、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づいて平成16年4月1日に設立され、業務を開始しました。
PMDAは、医薬品の副作用や生物由来製品を介した感染等による健康被害に対して、迅速な救済を図り(健康被害救済)、医薬品や医療機器などの品質、有効性および安全性について、治験前から承認までを一貫した体制で指導・審査し(承認審査)、市販後における安全性に関する情報の収集、分析、提供を行う (安全対策)ことを通じて、国民保健の向上に貢献することを目的としています。

関連記事
・「下町ロケット・ガウディ編」新規登場企業、団体、大学まとめ

NHKオンデマンドはお得なU-NEXTで!初回登録で1000円分のポイント贈呈中

スポンサーリンク

シェアお願いします
URLをコピーする
URLをコピーしました!
目次
閉じる