【下町ロケット】カタカナ、横文字業界用語まとめ

※本ページのリンクには広告が含まれています。

TBSドラマ「下町ロケット」(2015年)にはたくさんのカタカナ英語、横文字言葉が登場し、初見の人には少々わかりにくいワードもあります。この記事では、ドラマに登場する ”横文字ワード” の意味をざっとまとめてみます。

※この記事は、2015年放送の「下町ロケット」第1シリーズ当時のものです。

スポンサーリンク

目次

ステラエンジン

佃製作所が開発、特許取得をした高性能小型エンジンで、社の売り上げの三割ほどを占める稼ぎ頭。数年前に社長の佃航平(阿部寛)や技術部長・山崎(安田顕)らが徹夜を繰り返し開発した佃製作所の技術の結晶であり、航平が思わず「な、なんだこれぇー!!」と叫んでしまうほどの高い出力パフォーマンスを発揮する。

「ステラ(stella)」はイタリア語で「恒星」を意味する。

▼詳しくは…→【下町ロケット】ステラエンジンってなに?名前の意味は?

セイレーン

航平が宇宙科学開発機構の研究員時代に関わった「実験衛星打ち上げロケット」に搭載する ”新開発水素エンジン” の開発コードネーム。航平はこの打ち上げプロジェクトの失敗の責任をとって宇宙科学開発機構を退職している。

「セイレーン」という名は、ギリシャ神話に登場する海の半魚人「セイレーン(Seirēn)」が由来。

▼詳しくは…→【下町ロケット】セイレーンって何?その由来は

バルブシステム

ロケットエンジンを制御するために最重要となる部分。エンジン燃焼器に安定して液体燃料を供給するための「調圧バルブ」がこのシステムのキモで、「調圧バルブ」の画期的な変更により、圧力異常が発生しない安定したエンジンシステムが実現。この技術が帝国重工と佃製作所との間での特許権争いの対象となっている。

▼詳しくは…→「下町ロケット」キーワード「バルブシステム」って何?

スターダスト計画

帝国重工が社運をかけて推進する宇宙ロケット開発プロジェクトの総称。帝国重工は宇宙航空分野での世界進出を企てており、主要技術をすべて自社でまかなう「キーテクノロジーの内製化」を社是とし、莫大な予算を注ぎ込んでロケット開発に邁進している。

モノトーン

帝国重工が進めている「スターダスト計画X-Ⅱ」における、打ち上げロケットに搭載されるロケット用水素エンジンの名称、愛称。

キーテクノロジーの内製化

ロケットを安定的に確実に飛ばすために必要となる重要技術(キーテクノロジー)、部品をすべて自社開発のもので揃えることで(内製化)、帝国重工は宇宙航空分野で世界の最先端に位置していることを内外にアピールしようとしている。帝国重工にとって「キーテクノロジーの内製化」の唯一の障壁となっているのが、佃製作所が先に取得していた「バルブシステム」の特許。

キーデバイス

「キーデバイス」とは重要なカギ(キー)となる機器、装置、道具(デバイス)のこと。ストーリー上で「大型ロケットエンジンにキーデバイスを供給する」といった表現が出てくるが、これはロケットエンジンにとって重要な(キーとなる)装置、部品を(佃が)供給するという意味。

クリーンルーム クラス「5」

室内に高性能の空気清浄機を設置し、空気中の細かいゴミ、塵を除去した部屋。精密機械工場、医療現場などでは空気中の微細なゴミが不良品の原因となる。

クリーンルームはその性能により最低クラスの「9」から最高クラスの「1」までの間でレベル付けがなされる。佃製作所のクリーンルームのクラスは「5」で、これは同社の事業規模、業務内容を考えると一般的にはオーバースペックだといえる。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

シェアお願いします
URLをコピーする
URLをコピーしました!
目次
閉じる