「天皇の料理番」家族、仕事場 主要登場人物・出演者まとめ

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2015年4月26日(日)から放送が開始されるTBS系ドラマ「天皇の料理番」。「TBSテレビ開局60周年特別企画」と銘打たれていることもあり、出演キャストも豪華なものとなっています。この記事では、主要出演キャスト一覧をまとめます。

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目次

「秋山家」キャスト

▼秋山篤蔵(あきやまとくぞう)=佐藤健

「天皇の料理番」として活躍した実在の料理人・秋山徳蔵がモデル。秋山家の次男として福井県武生に生まれる。

子供の頃から何をやっても長続きしない「のくてぇ(バカな)」子供で、周囲からは「のくぞう」と呼ばれている。ひょんなことから口にしたカツレツの旨さに衝撃を受け、料理の世界に出会う。

修行のために妻・俊子を福井に置いて夜逃げ同然に上京し、「華族会館」の厨房で働き始める。料理長の宇佐美(小林薫)いわく篤蔵には「真心がある」とのことで、厳しい修行の中で少しずつ料理の才能を見せ始める。宇佐美からは「ペテコウ」(ペテナイフのペテ=小さいという意味 )のあだ名で呼ばれ次第に一目置かれるようになるが、同僚からはその出世の早さから妬まれてしまう。鼻は抜群に良い。

▼妻・高浜俊子(たかはまとしこ)=黒木華

篤蔵の妻。福井・鯖江の海産物屋の四姉妹の長女。妹に光子、鈴子、静子がいる。

親同士の取り決めで16歳で篤蔵と結婚。篤蔵は、当初は美人である妹の方が結婚相手だと思っていたため、俊子と初対面を果たした時は落胆する。しかし、俊子の生真面目で誠実な人柄やお互い兄弟と比べられてきた苦労などに共感を覚え、篤蔵は俊子を妻とする決意をする。

篤蔵が料理に目覚めて高浜家を飛び出し東京へと行ってしまうと父の言いつけ、ならびに篤蔵のためを思い離縁を決断。しかしその瀬戸際で妊娠(後に流産)が発覚し、ダメ夫だった篤蔵に火が付く。いつでも篤蔵の夢のことを第一に考える健気な奥さんで、やがて篤蔵にとってなくてはならない(篤蔵は俊子の存在を「のど仏」=あって当たり前、なくなると大変=と表現)存在になっていく。

演じる黒木華は、映画 「小さいおうち」 で「ベルリン国際映画祭銀熊賞 (最優秀女優賞) 」を受賞、「花子とアン」でヒロインの妹役を演じるなど、注目の若手女優。

▼父・秋山周蔵(あきやましゅうぞう)=杉本哲太

篤蔵の父。地主の息子として生まれ、地道に努力し生まれながら与えられた道を歩んできた。普段は無口だが癇癪を起こすと手に負えない。篤蔵のブチッとキレてしまう性格は父譲り。「夢」を持つ息子たちの行く末を案じており、特に「ダメ息子」篤蔵にはたびたび怒り心頭となっている。

杉本哲太は「あまちゃん」で駅長・大吉役を演じるなど、貴重なバイプレイヤーとして数々の作品に出演実績がある。

▼母・秋山ふき(あきやまふき)=美保純

篤蔵の母。夫・周蔵とは異なり、いつもノンキで朗らかな性格。大胆な一面も持っており、篤蔵の向こう見ずな性格は母譲り。

美保純は「あまちゃん」の海女さん「美寿々さん」役でお馴染み。年を重ねても「明るい色気」は相変わらず。

▼兄・秋山周太郎(あきやましゅうたろう)=鈴木亮平

篤蔵の兄。幼い頃から学業優秀で、東京の大学に進学して弁護士になるという夢を持つ。人格的にも穏やかで優しく、「やってみなければわからぬ」の信条のもと、篤蔵の夢の良き理解者となる。

エリートとして将来が期待されていたが、肺の病気に冒されていることがわかり、福井に戻って療養することに。自由に夢を追いかける篤蔵を羨ましく思っている。

演じる鈴木亮平は、NHK朝ドラ「花子とアン」の村岡英治役を演じるなど、近年大きな注目を浴びている俳優。東京外国語大学出身のインテリで、英語が堪能。鈴木は周太郎役を演じるために体重を20キロ落とす役作りを行っている。

▼弟・秋山蔵三郎(あきやまくらざぶろう)=森岡龍

秋山家の三男坊。親の言いつけを良く聞く、兄弟の中でも素直な子。だらしない篤蔵のことを兄とは思っておらず、「とくやん」呼ばわり。

演じる森岡龍は、「あまちゃん」でタクシー運転手・黒川正宗(アキの父)の若き日を演じ、その飄々とした演技が話題となった。

▲「天皇の料理番」原作。過去に1980年(主演:堺正章)、1993年(主演:高嶋政伸)の二回、ドラマ化されている。

妻・俊子の実家「高浜家」キャスト

▼高浜金之介(たかはまきんのすけ)=日野陽仁

俊子の父で、福井の海産物屋「松前屋」の当主。封筒は裏返してもう一度使うなど金にがめつく、神経質で細かい性格。次女・光子は陰で「ケチの介さん」と呼んでいる。

婿に入った篤蔵が俊子を捨てて東京へ行ってしまったことに激怒しており、篤蔵の赤ちゃんが出来た俊子に対しても厳しくあたる。しかし、それは大切な娘を邪険にされた悔しさ故で、本当は娘思いの優しい面も。

▼高浜ハル江(たかはまはるえ)=大島さと子

俊子の母。夫とは対照的に、謙虚で控えめな性格。良き妻、母であり、婿養子に入ってくれた篤蔵に感謝している。不器用な夫・金之介と娘たちとの橋渡し役でもある。

▼高浜光子(たかはまみつこ)=石橋杏奈

俊子の妹で次女。目を惹く美人で、当初篤蔵は光子を結婚相手だと勘違いし舞い上がる。俊子と篤蔵の仲を応援しており、自分が婿をもらって「松前屋」を継いでもいいと思っている。篤蔵のことを愛着を込めて「ジュテぞう」と呼んでいる。

▼高浜鈴子(たかはますずこ)

俊子の妹で三女。姉・光子と仲がよく、俊子と篤蔵のことも応援している。

▼高浜静子(たかはましずこ)

俊子の妹で三女。末っ子でまだまだ幼い。

東京の最初の修業先「華族会館」キャスト

▼宇佐美鎌市(うさみけんいち)=小林薫

料理人を目指し16歳で修行を開始する東京の「華族会館」で出会う料理長。篤蔵の料理の才能を最初に見抜いた人物で、やがて篤蔵にとって「料理人としての父」となる。料理に対しては神経質で厳しく、鉄拳制裁も辞さない。

▼松井新太郎(まついしんたろう)=桐谷健太

篤蔵が修行を始める「華族会館」で出会う先輩。あまりヤル気が無く、仕事ぶりもいい加減。本当はコックではなく画家になりたいと思っており、問題が起こるととりあえず謝り倒すという特技を持つ。共に下っ端として苦労をする篤蔵と生涯の友になっていく。

演じる桐谷健太は大阪出身の35歳。ドラマ「タイガー&ドラゴン」「ROOKIES」などに出演経験がある。女優の桐谷美玲との間に血縁関係はない。

▼山下辰吉(やましたたつきち)=柄本佑

同じく「華族会館」の野菜係助手として働く青年。篤蔵の先輩にあたる。辰吉は生真面目だが要領の悪い男。一流の料理人になるという野望よりは、この道で愚直に生きていこうと考えており、新入りの篤蔵にも優しく接する。やがて篤蔵の料理の才能に気が付くと、劣等感から篤蔵に対し嫉妬を覚えるようになっていく。

演じる柄本佑は、父・柄本明、母・角替和枝、弟・柄本時生、という根っからの「俳優一家」に育つ。妻・安藤サクラ(奥田瑛二の娘)も女優。

↓「華族会館」キャストの詳しい紹介は…
・【天皇の料理番】華族会館・厨房で働くスタッフ・キャスト一覧

その他主要登場人物

▼田辺祐吉(たなべゆうきち)=伊藤英明

福井・鯖江陸軍歩兵第三十六連隊に所属する軍人で、連隊で料理を担当している「炊事軍曹」。以前は東京の「泰西軒(たいせいけん)」でコックをやっていた。松前屋の乾物を配達しに来た篤蔵に気前良くビーフカツレツを振る舞う。これが篤蔵が料理人を目指すキッカケとなる。田辺は料理に興味を持った篤蔵に料理の基礎を教えるなど、篤蔵にとって最初の「師匠」となる。

やがて旅順要塞の攻撃戦で命を落とし、「英霊」に。

▼桐塚尚吾(きりづかしょうご)=武田鉄矢

篤蔵の兄・周太郎の指導教授(日本大学法律科)であり、弁護士。「華族会館」の顧問も務めており、篤蔵に華族会館の厨房で働く口利きをすることになる。後に篤蔵がフランスへ料理修行に旅立つ際も現地・在仏日本大使に紹介状を書いてくれるなど、篤蔵の夢を優しく支える存在に。

桐塚尚吾は実在の弁護士・栗塚省吾がモデルとされる。

▼森田仙之介(もりたせんのすけ)=佐藤蛾次郎

華族会館をクビになった篤蔵を拾う、町の洋食屋「バンザイ軒」の主人。安く旨い食堂は流行っているが、料理に対するこだわりがそれほどあるわけではなく、篤蔵に厨房を全面的に任せる。吉原で知らぬ者のいない遊び人で、その遊びっぷりは「巨匠」「夜の芸術」などと言われる。

▼森田梅(もりたうめ)=高岡早紀

「バンザイ軒」の女将で、仙之介の妻。過剰なほど色気を振りまく妙齢の女性。夫が遊び人であるため寂しい思いをしており、俊子と夫婦仲が上手くいっていない篤蔵を誘惑する。

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