【わろてんか】月の井団吾 モデルは伝説の落語家・桂春團治か

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NHK連続テレビ小説「わろてんか」に登場する破天荒な落語家・月の井団吾についてまとめます。

月の井団吾は伝説の上方落語家・桂春團治がモデルになっていると考えられますので、春團治についてもまとめます。

天才落語家・月の井団吾

俳優・波岡一喜が演じることになる落語家・月の井団吾(つきのい・だんご)。「通天閣と団吾は大阪の二大名物」と言われるほどの人気と実力を持ちますが、その私生活は破天荒で、あちこちから重ねた借金で首が回らなくなるほどです。

大正5年、寄席を二つに増やした藤吉(松坂桃李)は、このまま勢いに乗って経営を広げたいと考えます。

そこで藤吉は、寄席の新たな看板にと人気落語家・月の井団吾を専属芸人として迎え入れようと試みるのですが、借金に追われている団吾が要求してきた契約金はとんでもない高額(契約金が2万円、給料が500円か)。おまけに、北村笑店所属の芸人たち(キース、アサリ、吉蔵ら)が高額契約に反発してストライキを起こすなど、団吾との契約は簡単なものではありません。

第10週から11週放送にかけて、この団吾とのやり取り、団吾を取り巻く人々と北村笑店とのエピソードなどが綴られていきます。

モデルはスーパースター・桂春團治か

この月の井団吾のモデル人物と考えられるのが、大正期に吉本興業部の軍門に下った伝説の上方落語家、初代・桂春團治(かつら・はるだんじ。桂春団治)です(※)。

(※)正式には明治期に「先代(零代目)桂春團治」が存在し、二代目とされることも。

「元祖・道頓堀にダイブをした男」であり、妻子を顧みず財産持ちの年上未亡人と結婚して「後家殺し」の異名をとるなど、数々の伝説を残して大阪の人々を喜ばせ続けたスーパースター・桂春團治。

三友派に所属し、本拠の紅梅亭などを大きく沸かせていた春團治は、その天才的な芸とは裏腹に女、酒、寄席経営(浪花派を結成)などに金を使いまくり、私生活は破綻寸前でした。

借金の末に吉本の軍門に下る

春團治は大正10年、高利貸しから借金(総額2万円とも)を重ねた末に、月給700円、借金はすべて肩代わりする(前貸金2万円)という破格の条件のもと、吉本興行部の傘下に入っています。吉本せいは春團治が借金で首が回らなくなる時期を見計らい、すかさず攻勢をかけたともされます。

大看板・春團治を得た吉本はいよいよ勢いに乗り、翌大正11年には崩壊した三友派を吸収。三友派の本拠地・紅梅亭も買収し、上方落語の聖地・法善寺裏を吉本が支配するようになります。

桂春團治はエピソードに事欠かず、「わろてんか」でも月の井団吾が何やら伝説を残していきそう。次の記事、「桂春團治・ラジオ無断出演事件 落語家・月の井団吾のモデル」では、桂春團治が起こしたものの中でも特に伝説的なエピソードとされる、「ラジオ無断出演事件」をまとめます。

この事件は、新しく登場したメディア「ラジオ」が笑いの世界を大きく変えていく、そんな時代の象徴的な事件とも言えます。

▼昭和56年に演じられた藤山寛美による喜劇舞台。桂春團治の古き良き芸人像は、今も大阪人の憧れ?

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