【わろてんか】「安来節乙女組」とは?メンバーは四人

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NHK連続テレビ小説「わろてんか」より。第13週の週タイトル「エッサッサ乙女組」の由来ともなる「安来節乙女組」についてまとめます。

この「安来節乙女組」は、ヒロインのモデル・吉本せいが実際に安来節の踊り子たちをスカウトしたという史実をモチーフに創作されたキャラクターです。

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目次

島根・安来節の踊り子たちをスカウト

大正10年になり、新たな「寄席の目玉」を模索していた北村笑店が手がけることになるのが、島根の「安来節」の踊り子を呼び寄せ、大阪で流行らせようとする試みです。

善は急げとばかりに安来へと旅立った藤吉は、現地で踊り手探しに奔走。てんも安来に呼ばれ、北村笑店は踊り子の選考会を現地で大々的に開催することになります。

こうして選ばれた安達都、勝部なつ、錦織あや、小豆沢とわの四人の踊り子たちは、故郷・島根を離れ、遠く大阪の地で女子寮に住み込み、「芸人見習い」としての生活をスタートさせます。

「安来節乙女組」と命名

てん、藤吉らによって「安来節乙女組」と命名され大きな期待をかけられた四人。しかし、元来素朴な村娘たちである彼女たちはなかなか都会での生活に馴染めず芸へのモチベーションもバラバラで、稽古に身が入っていきません。

そもそも彼女たちの多くは「客を楽しませたい」という根本的な芸人根性を持ち合わせてはおらず、教育係に任命された風太も手を焼くことになり…。第13週から14週放送にかけて、この「安来節乙女組」がかつての「ひよっこ」の「乙女寮の女子」たちを彷彿させるようなドタバタ劇を演じていきそうです。

吉本せいの実話がもとに

この安来節の踊り子を大阪へと招聘するエピソードは、実際に吉本興業が安来節に力を入れ吉本せいが直々に島根・安来から歌い手、踊り手たちを買い集めて来た史実がモチーフとなっています。

吉本せいをモデルにした山崎豊子の小説「花のれん」(フィクション)でも、主人公・多加が現地で安来節謡いを探し、目をつけた安来節謡いの父親から娘の大阪行きを猛反対されてしまう様子などが描かれています。

「安来節乙女組」のメンバー

以下、「わろてんか」に登場する「安来節乙女組」のメンバーをまとめます。

安達都(大後寿々花)

四人の中で一番のしっかり者。安来の地が大好きだが、大阪に出て稼いで牛を買い、父母を楽させてやりたいと考えている。稼いだお金は全て仕送りとし、兄弟を学校に行かせたいとも。踊りが一番上手く、てんと藤吉も期待してスカウトするが、父親に大阪行きを猛反対されてしまう。年長者として乙女組の代表に。

演じる大後寿々花(おおご・すずか)は、2008年の朝ドラ「瞳」で島田奈緒子役を演じた経験がある。

勝部なつ(畦田ひとみ)

「ひとたび踊れば、みちょる人みんな虜にしてみせますがね」「(取り柄は)この目鼻立ちと長い手足ですわ。紅をひけば化粧映えするけんねえ」と、やたら自己評価が高い。その気の強さから、乙女組の中でトラブルを起こしていきそう。

演じる畦田ひとみは、朝ドラ「べっぴんさん」で商店街の時計屋の娘・浮島時子役を演じたことでお馴染み。「あさが来た」にも加野屋の女中・ツタ役として出演しています。

錦織あや(鈴木球予)

大阪に行って通天閣が見たい、お給金で大阪のレストランに行ったり活動写真を見に行きたい、そして恋もしたい…。四人の中で一番ミーハーで、年頃な女子。

演じる鈴木球予(すずき・たまよ)は、平田オフィスに所属する女優さん。日本テレビドラマ「先に生まれただけの僕」などに出演経験有り。

小豆沢とわ(辻凪子)

素朴な性格で自分に自信がないが、食べることが大好きでおまんじゅうにお団子に善哉が大好き。四人の中でもとりわけ踊りが上達せず、大阪にも馴染めずに思い悩むことに。

演じる辻凪子は京都造形大映画学科に在学中の学生女優さんで、朝ドラ「べっぴんさん」では大急百貨店のお客さん役でチョイ役出演をしている。

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