【半分、青い。】「ぎふサンバランド」 怪しげなテーマパーク開発計画とは

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NHK連続テレビ小説「半分、青い。」で、バブル期に開発が持ち上がるテーマパーク「ぎふサンバランド」。

この記事では、「ぎふサンバランド」についてまとめるとともに、モデル、モチーフになっているであろうテーマパーク、バブル期に乱立し経営破綻してしまった悲しいテーマパークなどをまとめます。

バブルの熱波は東美濃にも

日本中がバブル景気に熱狂していた1989年から1990年頃。高校三年生になっていたヒロイン・楡野鈴愛(永野芽郁)が住む岐阜県東美濃市梟町(架空)にはバブルの熱は届いていないものの、東京からやって来たとある会社が町に騒動を巻き起こすことになります。

「青山セントラルリゾート開発」企画営業部のワンレンボディコン女・小倉瞳(佐藤江梨子)やイケメン社員・神崎トオル(鈴木伸之)らが町に現れると、彼女の会社が開発する「ぎふサンバランド」なるテーマパークの建設計画が町に持ち上がります。

毎日がカーニバル!「ぎふサンバランド」

「ぎふサンバランド」は、ブラジルのサンバ・カーニバルをテーマにしたリゾートで、「感動の情熱体験!毎日がカーニバル。」がキャッチコピー。日本のヘソである岐阜の地で、本場ブラジルのサンバを毎日楽しめるという、脈絡がよくわからないテーマパークです。

梟町の隣町、「西町の清水が森」に建設が予定されており、ふくろう商店街にとっても大きな影響がありそうです。

この計画に土地の提供をすることになった西園寺不動産の西園寺満(六角精児)によれば、「ぎふサンバランド」が完成すれば、梟町の駅から「ふくろう商店街」方面にシャトルバスが出るようになり、商店街がもうワンランク上の存在になるチャンスになるとかなんとか。

また、敷地内には結婚式場(「踊る情熱の結婚式」をテーマに萩尾写真館も出店勧誘)や飲食ゾーン(つくし食堂の五平餅など)もできる予定で、ふくろう商店街の商店主にとっても大きなチャンスだと甘い勧誘がなされます。

小倉瞳が初めて通した企画 少々怪しい…

ただし、この「サンバランド」。小倉瞳が「初めて通した企画」といういかにも未知数な計画であり、少々怪しげな雰囲気も漂います。

大声で町民を説得しようとする西園寺満のマイクパフォーマンス、そして開発会社の無駄に豪華な説明会の様子などに胡散臭さを感じる晴(松雪泰子)や和子(原田知世)でしたが、町の男たちはバブルの誘惑に浮かれてしまい…。

【半分、青い。】佐藤江梨子が演じるボディコン女・小倉瞳 「青山セントラルリゾート開発」社員
▼佐藤江梨子演じる、平野ノラを具現化したようなバブル女・小倉瞳の登場も楽しみ。

バブル期に乱立したテーマパーク

「ぎふサンバランド」は実在しないドラマ上の架空のテーマパークですが、かつて日本各地に乱立した数多のテーマパークの存在がモチーフになっていると考えられます。

高度経済成長期からバブル期にかけて、日本経済が膨らみ続ける高揚感に合わせるように、日本各地に続々とテーマパークが誕生しています。

古くは1961年開園の「奈良ドリームランド」(奈良県奈良市、2006年閉園)、1965年開園の「博物館明治村」(愛知県犬山市、現存)、1965年開園の「常磐ハワイアンセンター」(福島県いわき市、スパリゾートハワイアンズとして現存)など、高度経済成長期から建設が見られた日本のテーマパーク。

1983年に「東京ディズニーランド」(千葉県浦安市、現存)、「長崎オランダ村」(長崎県西彼杵郡、2001年に閉園)といった大規模パークが建設されると、1987年に制定された「総合保養地域整備法=通称・リゾート法」とバブル景気の勢いの後押しにより、1990年代中頃にかけてバブリーなテーマパークが次々に建設され、多くの施設が経営破綻の憂き目にあっています。

バブル期前後に開園し、あえなく閉園してしまった主なテーマパークとして、「グリュック王国」(北海道帯広市。1989年~2003年)、「アジアパーク」(熊本県荒尾市。1993年~2000年)、「新潟ロシア村」(新潟県北蒲原郡。1993年~2003年)、「柏崎トルコ文化村」(新潟県柏崎市。1996年~2004年)、「倉敷チボリ公園」(岡山県倉敷市。1997年~2009年)、「志摩スペイン村」(三重県。1994年~2006年)、「宮崎シーガイア」(宮崎県。1994年~2001年)などがあり、挙げていけばキリがありません。

劇中の架空テーマパーク「ぎふサンバランド」もまた、こうした施設同様にバブル期の勢いで計画されますが、果たして本当に実現するのか…。

異国の踊り「サンバ」を出し物にするあたり、ハワイのフラダンスショーを売り物にする「常磐ハワイアンセンター(当時)」あたりを参考にしたリゾート開発かも知れませんね。

▼一部では現代の宮本常一(民俗学者)ともささやかれる?都築響一氏による、「バブルの肖像」。ジュリアナ東京、靴箱サイズの携帯電話から1億円の金塊、チバリーヒルズ、宮崎シーガイア、歌う不動産王・千昌夫まで。文化人類学的にも特筆すべき?日本のバブル期の騒乱を、図版を多用してまとめた一冊。

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