【朝ドラ・まんぷく】撮影ロケ地まとめ

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NHK連続テレビ小説「まんぷく」の撮影地、ロケ地をまとめます。

時代設定が昭和ということでスタジオ、セットでの撮影が多い「まんぷく」ですが、関西圏を中心に実在する風景も登場します。この記事は随時追記、更新をしていく予定です。

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目次

淡路島の「吹上浜」…オープニング映像の海、泉大津の海岸風景

主題歌にあわせて流れる、美しい海の風景のオープニング映像。「淡路島フィルムオフィス」の協力により淡路島・南あわじ市の「吹上浜」の海岸で撮影されたようです。

また、第6週放送で登場する「泉大津の海の風景」も、この吹上浜で撮影されたとのこと。

【まんぷくロケ地】泉大津の海岸シーン、オープニング映像は淡路島・吹上浜で撮影

▼「白砂青松100選」にも選ばれた吹上浜。海岸には神部茂が釣りをしたと思われる小さなコンクリの防波堤(波止?)も見えますね。

和歌山マリーナシティ・ポルトヨーロッパ(和歌山市)…戦前の大阪の街並み

物語序盤で登場する、戦前の華やかだった時代の大阪(大大阪時代)のモダンな街並み(親友と食べるラーメン屋台、足達洋裁店、咲と真一が歩く橋ほか)は、和歌山県和歌山市にあるテーマパーク「マリーナシティ」内の「ポルトヨーロッパ 」にて撮影が行われました。

▼詳しくは…
【まんぷく・ロケ地】戦前の大阪の街並み(映画館・ラーメン屋台等)はマリーナシティ・ポルトヨーロッパ

同志社大学今出川キャンパス(京都市上京区)…戦前の大阪の街並み、憲兵隊建物ほか

第1回放送の冒頭ほかで、クラシックな車が行き交う戦前の大阪の風景として登場。

※10月15日、第13回放送でも大阪憲兵隊の建物として今出川キャンパス内の「ハリス理化学館」が登場。

※10月22日、第19回放送では妊娠中の恵と福子が再会したシーンでクラーク記念館付近が登場。

今出川キャンパス(今出川校地)は、「同志社英学校」が寺町今出川から移転した1876年以来の歴史と伝統が刻まれたキャンパス。レンガ造りの重要文化財が並ぶ、京都でも有数の歴史的景観を形成しています。

博物館明治村・旧帝国ホテル(愛知県犬山市)…大阪東洋ホテルの内部

ヒロイン・福子が勤める「大阪東洋ホテル」のロビーなど館内風景は、テーマパーク「博物館明治村」に移築保存されている「旧帝国ホテル本館(ライト館)・中央玄関」内で撮影が行われました。

米国の建築家、フランク・ロイド・ライトによる傑作建築の一部が移築、公開されているもので、もともとは東京都千代田区内幸町にありました。

▼詳しくは…
【まんぷく】「大阪東洋ホテル」(内部)撮影ロケ地は博物館明治村「旧帝国ホテル本館(ライト館)」

武庫川女子大甲子園会館(兵庫県西宮市)…大阪東洋ホテル外観

「大阪東洋ホテル」の外観(エントランス、正面入り口)の撮影には、武庫川女子大学・上甲子園キャンパスにある甲子園会館(旧甲子園ホテル)が使われています。

フランク・ロイド・ライトの愛弟子、遠藤新の設計による名建築。日本に残る数少ないライト式の建築であり、国の「近代化産業遺産」ならびに「登録有形文化財」に登録されています。

神戸女学院ヴォーリズ建築(兵庫県西宮市)…福子たちが通った女学校、摂津病院

第1回に登場。福子、敏子、ハナの親友三人が女学校の中庭でランチをする回想シーンの撮影は、国指定の重要文化財となっている神戸女学院・岡田山キャンパスの「ヴォーリズ建築群」の一角と、その前に広がる噴水を中心とした洋風庭園で行われています。

福子たちは噴水前のベンチに座り、「理学館」と思われる建築をバックにランチを食べていました。

また、第10回では咲が転院した「摂津病院」の外観として「理学館」の建物が使用されています。

京都撮影所(東映太秦映画村)…「たちばな工房」ならびに商店街のセット

萬平が営む小さな「たちばな工房」。大阪・心斎橋あたりの商店街の一角にあるという設定のようです。撮影は「京都撮影所」(東映太秦映画村)にセットが作られて行われました。

「たちばな工房」の隣には、朝ドラ「べっぴんさん」に登場した「浮島時計店」をオマージュした(?)と思われる「浮島時計」の看板が見えます。

【まんぷく】萬平が経営する「たちばな工房」 モデル企業はある?

神戸迎賓館・須磨離宮(兵庫県神戸市)…咲と真一が結婚式を挙げた洋館

10月4日、第4回放送で登場。萬平の協力により大成功に終わった咲ねえちゃんの結婚披露宴。式終了後、式場入り口で福子が謝礼金を渡そうとするも、萬平はこれをさわやかに拒否。商売っ気がなく実直な萬平の人柄が見て取れたシーンでした。

後に夫婦になる二人の印象的なこのシーンは、神戸市にある神戸迎賓館・須磨離宮(旧西尾邸)で撮影されました。現在は邸宅レストラン「ル・アン」になっている建物のエントランス部で、福子が萬平に深々と感謝のお辞儀。

天王寺公園・慶沢園(大阪市天王寺区)…福子と萬平が初めてデートした庭園

10月9日、第8回放送で登場。福子と萬平が初デートで訪れた庭園は、大阪市天王寺区・天王寺公園内にある慶沢園(けいたくえん)でした。慶沢園は、江戸時代からの豪商・住友家の庭園として造られた、純日本風の林泉回遊式庭園。二人が座ったベンチの背後に見えた大きな白い建物は、大阪市立美術館です。

▼二人が座ったベンチ。この後ろ側に大阪市立美術館があります。「あべのハルカス」が庭園の借景となる、現代的風景。

博物館明治村・旧名古屋衛戍病院(愛知県犬山市)…咲が緊急入院した真田山病院

10月9日、第8回放送で登場。咲が血を吐いて緊急入院した上本町の真田山病院は、博物館明治村に移築保存されている旧名古屋衛戍病院(なごや・えいじゅびょういん)管理棟(旧本館)が撮影に使われています。

▼福子が慌てて駆け上がった、病院前の階段。奥に旧名古屋衛戍病院の管理棟が見えます。

同志社大学ハリス理化学館(京都市上京区)…大阪憲兵隊東大阪分遣隊の建物

10月15日、第13回放送で登場。物資の横流しを疑われた萬平が憲兵隊に拘束され、抑留された大阪憲兵隊・東大阪分遣隊の建物は、同志社大学今出川キャンパス(今出川校地)内に残る赤煉瓦建築群のうちのひとつ、「ハリス理化学館」(重要文化財)が用いられました。

今出川キャンパスは、「同志社英学校」が寺町今出川から移転した1876年以来の歴史と伝統が刻まれたキャンパス。レンガ造りの重要文化財が並ぶ、京都でも有数の歴史的景観を形成しています。

赤穂市海洋博物館・塩の国(兵庫県赤穂市)…萬平と神部が見学した赤穂の塩田

11月6日、第32回放送で登場。泉大津で塩づくりのアイディアを思いついた萬平が、神部を連れて見学した赤穂の塩田のシーン。兵庫県赤穂市にある赤穂市海洋博物館・塩の国で撮影が行われました。撮影は7月24日に行われ、地元のエキストラや塩の国の作業員も参加して大いに盛り上がったとのこと。

【まんぷく・ロケ地】赤穂の塩田 撮影地は赤穂市立海洋博物館・塩の国

JR山口線・長門峡鉄橋(山口県山口市)?…赤穂(上郡)へと向かうSLが渡った鉄橋

10月24日(第24回放送)、11月6日(第32回放送)で登場。福子たちが上郡へ疎開する際に乗ったSL、泉大津で塩づくりのアイディアを思いついた萬平が赤穂へ向かう際に乗ったSLが渡った鉄橋。長門峡鉄橋はSLの撮影スポットとして有名。※ロケ情報がないため絶対的な確信は持てませんが、周囲の風景からほぼ長門峡鉄橋で撮影されたと考えていいでしょう。

五個荘近江商人屋敷(滋賀県東近江市)…着物を売り歩いた泉大津の街並み

11月6日(第32回放送)で登場。当面のお金を工面するために、福子と鈴がご近所さんに着物を売り歩いた泉大津の街並み。

「五個荘金堂の町並み」は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。

神戸大学六甲台本館(兵庫県神戸市)…大蔵省地方専売局

11月7日(第33回放送)に登場。製塩業の許可をもらうために福子が訪れた大蔵省地方専売局の外観。

「べっぴんさん」のロケ地としても登場した、神戸大学・六甲台第一キャンパス内の六甲台本館。

▼入口の階段の段数などの違いがあるため、撮影に使われたのは建物反対側の出入り口かもしれませんが、形状から六甲台本館で間違いないでしょう。

その他、登場予定のロケ地

「まんぷく」のロケ地選定、撮影に協力している「滋賀ロケーションオフィス」によれば、7月の酷暑の中で滋賀県内の米原市「伊吹山麓」、近江八幡市「円山地先」、大津市「日吉大社」などで撮影が行われたとのこと。

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