2021年11月26日(金)に放送されるNHK「ドキュメント72時間〜大都会 24時間営業の格安弁当店」の撮影場所、ロケ地になっている東京・大久保の格安弁当店「ニハマル弁当 新大久保店」についてまとめます。
多国籍タウン大久保 24時間営業の格安弁当店
2021年11月26日に放送される「ドキュメント72時間」のタイトルは、「大都会 24時間営業の格安弁当店」。
東京屈指の多国籍タウンである新宿区大久保にある格安弁当店「ニハマル弁当 新大久保店」で72時間に渡る取材、撮影が行われています。
多種多様な人々が行き交う大久保ですから、いつも以上にバラエティ豊かな人たちが登場しそうです。
「大都会 24時間営業の格安弁当店」の回の番組予告は以下の通り。
新宿区大久保にある24時間営業の弁当店。から揚げや焼き肉、マーボー豆腐など、すべての弁当が1つ290円と格安。衆院選の投票日やハロウィーンをまたいだ3日間、いろんな事情のお客がやってくる。安さにひかれてくる大学生、売れていない芸人やホスト。アジア風味の総菜にふるさとを懐かしむ中国出身者。夜間の仕事を続ける男性は決まって深夜4時に訪れる。みんなここで何を満たしているのか。大都会の今を見つめる。
【語り】鈴木杏
ニハマル弁当 新大久保店
新大久保で最も安いテイクアウトの店、ニハマル弁当。シャケ、唐揚げ、焼肉など弁当なんでも290円。もともと280円だったんだろうな。惣菜はなんと40円から。今日はこれ食べて自宅仕事…… pic.twitter.com/01Pkhzmdnq
— 室橋裕和 新刊『ルポ新大久保』発売中 (@muro_asia) May 16, 2021
撮影が行われたのは、東京都新宿区大久保1丁目にある「ニハマル弁当 新大久保店」で間違いないでしょう。
「ニハマル弁当 新大久保店」は、JR山手線の新大久保駅から韓流の店が立ち並ぶ大久保通りを東に数百メートル進んだ場所にあります。
唐揚げ、ハンバーグ、鮭、肉炒めなど各種弁当が税込み290円均一という格安価格で提供され、しかも24時間営業。新宿の大繁華街、多国籍タウン大久保、そして高田馬場や早稲田といった学生街にもほど近い場所柄もあり、生まれも経済状況も多様な人々が弁当を求めて来店します。
店名の「ニハマル」は恐らく過去に280円という価格で商いをしていた名残りでしょう。弁当のメニューには「韓国風唐揚げ弁当」や「チンジャオロース弁当」、「魯肉飯」といったアジア系の味も揃い、外国人店員とのやり取りも相まって、大久保ならではの独特な(カオスな?)雰囲気を醸し出しています。
ツイッター上でも学生やホスト、駆け出しの社会人など若き貧乏時代にニハマルのお世話になったという声が多数見られます。
全国規模の大手チェーン系お弁当屋さんが増えていく中で、味はまずまずコスパは最高なローカル店「ニハマル弁当」の存在は希少なものとなっていきそうです。