NHK連続テレビ小説「エール」で、主人公・古山裕一の淡い初恋の相手となるダンスホールの踊り子・志津についてまとめます。その正体は意外な人物…?※多少のネタバレを含みますのでご注意を。
また、演じる女優・堀田真由の簡単なプロフィール、朝ドラ出演作品などもまとめます。
川俣で出会う美人踊り子・志津
福島の商業学校を卒業した裕一(窪田正孝)は、伯父・権藤茂兵衛が経営する川俣銀行に就職し、母の故郷・川俣で社会人としてのスタートを切ります(第3週)。
ある日、裕一は先輩行員の鈴木廉平(松尾諭)に連れられダンスホールに足を運ぶと、周囲の男を釘付けにする美人の踊り子・志津(堀田真由)に出会います。
志津は自分に群がる男たちに目もくれず、なぜか裕一にダンスを申し込むなど、思わせぶりな態度を見せます。ウブな裕一はすっかり舞い上がり、志津に恋をしてしまい…。
志津の正体は…?
思いもよらぬ「初恋」に浮かれ(※厳密には裕一の初恋は教会で出会った少女・音ですが…)、ついには志津に告白をする裕一ですが、あっさりと撃沈をしてしまいます。
実は志津は、裕一の小学校の同級生でした。志津は、ダンスホールで再会した裕一が自分に気が付かなかったことに腹を立て、わざと裕一をからかったのです。
<予想>相撲をとったお金持ちの少女「とみ」?
白鳥玉季:「テセウスの船」で大人顔負けの演技 今度は山田孝之と親子役 映画「ステップ」で娘を熱演 https://t.co/FrSh2eqOML
— MANTANWEB (まんたんウェブ) (@mantanweb) March 23, 2020
ここからはあくまで個人的な予想ですが、志津の正体は、第2回に登場したお金持ちの少女・とみ(白鳥玉季)ではないかと妄想しています。どちらがお金持ちかをかけて裕一と相撲をとった、あの可愛らしくも気が強そうな女の子です。
第2回を見た際に、なぜわざわざ売れっ子子役の白鳥玉季を「とみ」というチョイ役で起用したのかが疑問でした。そして、相撲に勝ったとみが立ち去る際に、裕一に思わせぶりな視線を投げかけたシーンも意味深だなあ…と感じました。
少なからず裕一に興味(対抗心?)を持っていた少女「とみ」が成長し、美しい「志津」となって未来の頭取候補・裕一の前に姿を現す…。そんな展開であれば、第2回の描写が伏線として回収されるかと思いますが、果たして…。
4月17日追記:予想が当たりました。志津の正体は、実家の店が潰れ、苦労の末に踊り子になっていた「とみ」でした。4月17日の放送では、鬱屈した思いを抱えた志津が「未来の頭取」であるお坊ちゃま・裕一を叩きのめす迫力のシーンが登場しています。
女優・堀田真由 「わろてんか」ヒロイン妹役
小悪魔的な魅力を見せる踊り子・志津を演じるのは、滋賀県出身の22歳の女優・堀田真由(ほった・まゆ)です。
※年齢は放送当時のものです。その後堀田真由はNHKドラマ「大奥」など数々の名作ドラマに出演し、若手トップ女優の一人となっています。
▼堀田真由出演作品「虹色デイズ」「チア☆ダン」「3年A組-今から皆さんは、人質です-」「べしゃり暮らし」は、Hulu(2週間無料トライアル有)で見放題配信中(2020年4月現在)。
2015年にWOWOW連続ドラマ「テミスの求刑」で女優デビューを果たすと、2017年にはNHK朝ドラ「わろてんか」でヒロインの妹・藤岡りん役に抜擢。京都の薬問屋の娘役をしなやかに演じ、広く注目を集める女優となっています。
2018年にはドラマ「チア☆ダン」(TBS)にチアリーダー部の部長・稲森望役で出演。続く2019年には「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ・熊沢花恋役)、「べしゃり暮らし」(テレビ朝日・土屋奈々役)などに出演をしています。
先日まで放送され話題となったドラマ「恋はつづくよどこまでも」(2020年)では、小児科の看護師・菅野海砂役で存在感を見せていましたね。
また、映画「虹色デイズ」(2018年・ゆきりん役)、「あの日のオルガン」(2019年・堀之内初江役)、「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」(2019年・早坂愛役)、「殺さない彼と死なない彼女」(2019年・きゃぴ子役)など、話題作にも次々と出演しています。